「積立投資」は本当に有利か?!

2014年11月28日
皆様こんにちわ。

紅白歌合戦の出場者が発表になり、街に年賀状印刷のチラシが出回ってくると、いよいよ師走だな~と感じている、マーケティング部福本です。

コモンズ投信では、12月末まで「つみたて&こどもトラストキャンペーン」を実施中です。そこで今日は、積立投資について、あらためて考えてみようと思います。

そもそも、「積立投資」というとぴんと来ない方も多いのではないでしょうか。預金を使った「預金積立」は自分の社内貯蓄制度などを使ってされている方も多いと思うのですが、それが「投資」となるとどういう意味なのか??

「積立投資」とは、変動する金融商品を、毎月一定額ずつ買付していくことをいいます。一般的には「ドル・コスト平均法」と言われますが、具体的には下記のようなイメージになります。




 変動する商品を毎月一定額分買い付けますので、当然毎月買う口数は変わります。価格が高い時は口数は少なくなり、価格が低いときは口数は多くなります。こうした買い方を続けてくと、変動の大きい金融商品でも、買いコスト(すなわち平均コスト)を平準化する効果があります。

昨今は、NISA(※)がスタートしたこともあり、そのNISAの活用法の一つとして、NISA枠を使って積立投資をする、という金融機関のキャンペーンをよく目にするようになりました。また、コモンズ投信のお客様層は、資産形成層といわれる30-40代が中心ということもあり、約6割の方がコモンズの「つみたて投資」を利用されています。また、3000円から始められますので、ある程度まとまった資金で買付をする「スポット購入」は難しくても、毎月少しずつなら可能、ということもあるのでしょう。

では、この「積立投資」を、運用効率という観点から考えてみると、また違った姿が見えてきます。
例えば、結果として右肩上がりに上昇するような資産があった場合には、下がっていく資産を少しずつ買い付けていくより、最初にまとめて買ったほうが有利になるのは明らかです。また、右肩下がりに下落するような資産の場合も、買いコストは下げることは出来るものの、そもそも資産価格そのものが下がり続けているわけですから、利益にはなりません。
上記のような極端な例ばかりでなく、様々なケースについて分析をしてみると面白いのですが、それはネットでちょっと検索すればいろんな記事が出てきますので、ここでは割愛します^^

このように「積立投資」というのは、全てにおいて万能ということはありません。
しかし、

○毎月小額からでも投資を始めることが出来る
○相場の変動に左右されずに投資ができる→購入単価を平均化できる

などのメリットがあり、そして何より
 毎月少しずつ継続して行えることで、相場の変動に一喜一憂せずに投資が出来る、という精神的なメリットがとても大きいのではないかと考えています。

 コモンズが運用する「コモンズ30ファンド」「ザ・2020ビジョン」は、長期の資産形成に堪えうるファンドを目指しています。
 「コモンズ30ファンド」は、長期的に企業価値を高められる強い企業への投資を通じて、お客様自身ととご家族を長期的にサポートします。
 「ザ・2020ビジョン」は、「変化」をキーワードにダイナミックに運用するファンドです。いずれも、相場の変動リスクは当然受けるものの、お客様に長期的な視点から「積立」をしていただけるファンドです。

 キャンペーンにご参加いただいた方には、渋澤の新著「渋沢 栄一 愛と勇気と資本主」か、コモンズオリジナル図書カード(1000円分)を差し上げております。おかげさまで多くのお客様に既にご参加いただいております。
 まだまだ受付ておりますので、ぜひ、この機会にご利用ください!

(※)小額投資非課税制度通常、株式や投資信託などから得られた配当や譲渡益は所得税や地方税の課税対象(20%)となりますが、NISAは、毎年100万円を上限とする新規購入分を対象に、その配当や譲渡益を最長5年間、非課税にする制度です。

キャンペーンの概要はこちらから!
http://www.commons30.jp/files/uploads/201411-12_tumitate.pdf

 今年も残すところあと1ヶ月。皆様も体調管理にはくれぐれもお気をつけください!(キャンペーンへの参加も忘れずに^^)