第7回コモンズ社会起業家フォーラムのスタッフに学生さんが参加!

こんにちは!
社会起業家フォーラム•SEEDCap担当の馬越です。

今年のフォーラムは、文京学院大学さまにご賛同いただき、同大学内の仁愛ホールにて10月3日(土)開催させていただくことになりました。

そして、文京学院大学の学生さんが授業の一環としてこのフォーラムの運営にも参加してくださることになりました。
また、先日のコモンズ30ファンド6周年イベントでもスタッフとして活躍してくださった法政大学の佐野ゼミのみなさんも、今回のフォーラムに参加してくださることになりました。

昨日は、2大学の生徒さんの第一回顔合わせを実施。

そこで事前にみなさんに宿題を出させていただきました。

「今回の登壇者の中で、あなたが気になった人は誰ですか?」
「それは何故ですか?」

ひとりの生徒さんが口火を切りました。
「ぼくはアフリメディコの町井恵理さんが気になりました。インフラが整っていないアフリカで、日本に昔からあった置き薬の制度を導入される活動をされている。現場での調査等どうやってされるているのか?など関心をもちました」
「またぼくは6月にコモンズさんの財政セミナーに参加したのですが、そこで社会保障費に関することを改めて考えて、日本の大きな課題であることを知りました。その社会保障費にも通じるテーマではないかと。」
「アフリメディコさんのような活動は、これからオリンピックをやろうとしている国が、自分の国以外にもどんなことをできるのかを示す、先進国としてあるべき姿をみる活動ではないのかと思いました」

ほ〜!!!すごい!!!
学生さん、社会人顔負けの発言です。
そして、今年1月以来、多くのコモンズのセミナーに参加してくださった彼が、セミナーを通して、社会に目を向け、ひとつひとつ繋げて考えてくれていたことを知って、こちらが感銘を受けてしまいました。

続いて、自分の身近な観点から話をしてくれた生徒さんもいました。
「わたしは、 みやじ豚・農家のこせがれネットワーク代表宮治勇輔さんが気になりました。実家が田舎で農業をしていて、最近両親もおじいちゃんの後を継ぐ為に始めましたが、大変そうです。でも、宮治さんは、若い人の智恵をもってして、農業を活性化しようとしている。宮治さんの取り組みを知ることによって、何か地元でも取り入れられることがあるのではないか。また日本で今問題になっている、食料自給率の低下の改善策にもなるのではないかと思ったからです」

すると、他にも宮治さんが気になった生徒さんが。

「わたしも宮治さんの活動を選びました。どんどん若い人たちが都会に出てきてしまう中、イメージを変えていくことで変化をもたらそうとしている。またこせがれネットワークという形で、跡継ぎの人たちでネットワークを持てるのはとても心強いではないかと思いました。私の家は農業ではありませんが、代々自営業をしていて、私自身は後を継ぐことに魅力を持てずにきましたが、実はこのネットワークのしくみが、自営業の世界にも活かされるのではないかと思い、関心を持ちました。」

立花さんのモリウミアスさんの活動を選んだ学生さんはその理由は、
「こどもたちが自然を体験出来るスタディーツアーを純粋に素敵だなと思いました。そして、HPがかっこよかった!」。

こういうシンプルな動機も、何かに関心を持つ時、大切ですよね。

当日の流れや、当日までどんなことをしていくかを話し合った1時間。

打ち合わせ後頂いた学生さんからのメールには、
「フォーラムを通して自分が何を得たいのか、どういう風に関わっていきたいのか、
しっかり考え意識していきたいと思います。」という心強い意思表明が!

例年通りのコモンズのメンバーフル動員に加え、今年は学生のみなさんが、自分たちの社会に「我がコト」を感じて、参加してくださいます。



是非、みなさんも、より良い明日を目指して動き始めた12人の熱き7分間スピーチリレーをお聞き逃しのないよう、奮ってご参加ください!
詳細•お申込はこちらをご覧ください。

当日は第6回コモンズSEEDCap授賞式も開催します!
受賞者認定NPO法人 今井紀明さんも登場します!
ご期待ください!

昨年の様子は、こちらのVTRからご覧頂けます。