A letter to our sons

ふざけているわけじゃないんです。笑

身震いして、マジ感動した。

やるなー、ザッカーバーグ。マーケティング部の福本です。

フェイスブック ザッカーバーグ氏5兆円超の株式寄付へ


かれこれ10年以上前、紹介したいワーキングウーマンがいる、と先輩に連れられ、のこのこ出向いたランチ。
そこで出会った女性は、

「私ね、思いっきり稼いで、それを思いっきり寄付するのが目標なんだ」
と言いました。

その当時の私にとって、あまりに斬新、あまりに新鮮な考えで、その言葉を聞いて以降、働くことや稼ぐことの、自分にとっての意味が少し変わったように思います。

そして、このニュース。
ザッカーバーグ夫妻に長女が誕生したのと同時に、この計画が発表されました。

と同時に公開された、彼が生まれたばかりの娘にあてた手紙。

「すべての親と同様、私たちはあなたが、今日の私たちよりも良い良い世界に育って欲しいと思う」

私が親になったとき、その喜びや責任感よりも、どちらかというと諦めに似た感情に支配されたことを今でも覚えています。

それは、自分の子でありながら、この世に生まれ出た瞬間から、もう私がコントロールできる存在ではない、という諦め。この子の一生を見守り続けることは出来ないのだと認める、ということでもあります。

だからこそ、この子が生きていく明日が、より良い世界であってほしいと願うことしかできないのだ、という思いも芽生えました。

ただ、願うことしかできない、というところから、親としても年月を重ねる中で、自分自身がそのより良い世界を作るために行動する一員でなければ、と思うようになっていったのも事実です。

私は”投資”を通じて社会に貢献する仕事をしています。
そしてコモンズは”寄付”は未来への投資、と位置づけ活動をしています。

寄付だけがより良い世界を作る手段ではないし、寄付だけでより良い世界になるわけでもない。

でも、今回のザッカーバーグの行動がより多くの人に勇気を与えたと思うし、私は素直にかっこいいなー、って思いました。

さあ、また一生懸命働いて、また少し(苦笑)、寄付をしよう。

12月12日(土)、「寄付の教室」もまだまだ募集中♪