宿題の多い夜

「ここから一か月で、何をどう調べて当日に臨むかちゃんと役割分担だぞ!」

そんな締め(シメ?)で終わった今日の懇親会。

コモンズのイベントを手伝ってくれたり、一緒に勉強をしたり、とお付き合いしてくださっている法政大学佐野ゼミの皆さん。

新年度から新3年生が加わり、4月の東京での周年イベントのお手伝いの御礼もかねての懇親会でした。

でも、タダメシ、にならないのが、佐野ゼミ。笑
みんな、質問を用意して臨んでくれました。

主に渋澤に対して、金融市場の動向をどう見極めるか、といった話題から、過去のヘッジファンド時代の経験、リスクをとるって結局どういうこと?、リーマンショック、って結局誰が悪かったの?
今秋の米大統領選挙をどう見る?まで。

要約してしまえばこんな質問だったと思うのですが、彼らなりの言葉で表現される質問を聞きながら、大学生のころの自分に思いを馳せました。

大学3年生といえば、ゼミに入り、いよいよぼんやりながら将来の仕事についても考え始めていた時期。
すでに金融市場への興味は芽生えていたけれど、どんな因果関係でマーケットは動いていくのか、とか、世で起こることにはだれか首謀者のような人がいて意図的に起こされてるのか?、とか、
これからの世界は本当に大丈夫なんだろうか?、とか笑 世の中で起きることへの興味が深まる一方、果てしなく知らないことばかりで途方に暮れる、、、そんな気持ちもあったように思います。

自分の疑問を言葉にしてぶつける難しさに試行錯誤しながら向き合っている彼らの姿を見ながら、私もそんな状態から金融業界に入って、少しずつ勉強していったんだな~、なんて思った次第でした。

そして最後、ちょうど1か月後に開催することが決まったコモンズ30塾「女性の活躍セミナー」の話題へ。
すると、いつも真面目すぎるくらい私たちのイベントにもちゃんと課題をもって臨んでくれる佐野ゼミ。

その佐野先生からの冒頭の一言。

「ここから一か月で、何をどう調べて当日に臨むかちゃんと役割分担だぞ!」

さらに、宿題の増えた佐野ゼミの若者たちなのでございました。