第7回コモンズSEEDCap選定に寄せられたお仲間からの声をご紹介!

昨日第7回コモンズSEEDCap応援先決定を発表させていただきました!

今年度の応援先は特定非営利活動法人3keysの代表理事の森山誉恵さんに!

昨日のブログで詳しくご紹介させていただきましたが、さて、本日は他2名の最終候補者に対して寄せられたお仲間からの推薦の声を一部ご紹介させていただきます。

石川えりさん

(認定NPO法人難民支援協会代表理事)
に対する推薦の声



〇バングラやイギリスのEU離脱に難民の問題が関わっているかと思います。今、とても困難な問題ですが、生まれた国で人生が決まる、安全に生きることも許されないのはとても悲しいです。私には何もできませんが、この困難な問題にがんばっている方たちを応援したいです。
(岡山県在住 60代女性)

〇難民の受け入れには多くのハードルが存在するのは事実です。また、内戦が続くシリア、イラク、スーダンなど日本は多くの支援を提供しているではないかとの意見もあります。これも事実ですし、誇りに思います。
しかし、日本の難民政策って明らかに認定率が極端に少なすぎると思いませんか?昨年浜辺に打ち上げられたクルド人の子供の写真を見て、僕にもできる事がないか悩みました。日本はもう少し難民を受け入れるべきです。石川さんの団体を是非応援したいと思います。
(東京都在住 30代 男性)


〇日本国内に難民が存在していること、彼/彼女たちが苦しい状況に置かれていることは、まだまだ知らない人がたくさんいる課題のひとつだと思います。
遠い課題に見える難民のことを、もっと日本の人に知ってもらいたいという思いで選びました。
(正直、最後まで3keysさんと迷いましたが…)苦しさを乗り越えた人が、報われる世界であって欲しい。私には想像もつなかい苦難を乗り越えてこられた難民の方々が、やっとたどり着いた日本で、今以上に絶望することがないことを、たどり着いた国が日本で良かったと思える日がくることを、願ってやみません。
幸運にも現在の日本に生まれただけで、ひとつ違えば、難民は私だったかもしれない。難民の課題は、遠くない。(東京都在住 30代女性)

〇社会起業家フォーラムのスピーチを拝見して、石川さんご自身が高校生の頃に難民支援への志を立てられているところに、事業にかける並々ならぬ情熱を感じたからです。 今でこそ、欧州での難民問題はニュースでよく耳にするようになりましたが、この問題に対して日本で生活している上ではあまり実感がないのにも関わらず、一早く問題解決へ向けた行動を起こし、活動を継続されてきたころに敬意を表し、推進させていただく次第です。
(大阪府在住 30代 男性)

などなど、日本における難民受け入れの現状を改めて知り、考えさせられたという方々から、熱意ある推薦メッセージを送っていただきました。
最終選考委員会内でも評価が高く、難民自立支援の今後の強化にも期待が高まりました。

時間1000円の授業を40日間提供するこの事業が、難民と共生する日本社会の風景が大きく変わると石川さんら同協会は期待しているからです。

実際石川さんから今回SEEDCapで寄付金額を受け取られた場合、使途としてあげていただいたのが、この難民自立支援でした。
難民の人の力を引き出し、より自立へ向けた支援を強化するための事業です。

是非今後も同協会の活動にご注目ください。
難民支援協会のHPはこちら
また同協会の活動についてわかりやすいVTRもありますので、是非こちら【難民支援協会】難民ってどんな人?難民支援協会ってどんな団体?)もご覧ください。

小嶌不二夫さん
(株式会社ピリカ代表取締役)
に対する推薦の声(株式会社ピリカ代表取締役)
に対する推薦の声


〇小さな良い行いをすることにより、新たなキズキを生み出してよりよい明日への循環が生まれて回っていくような気がします。3keyの活動には、子どもを育てている親としては高い関心がありますが、今回はピリカを選択いたしました。世の中を変化させるのではないかと感じています。
(愛知県在住 50代 男性)

〇昨年の社会起業家フォーラムでお話を聞き、とても身近な問題なのにこんな解決策があったのか!と一番感動したからです。楽しみながら、そしてデータを基にしたゴミを捨てられない街づくりにワクワクしています。
(埼玉県在住 40代 男性)

〇とても迷いましたが、株式会社として黒字を出せる事業に成長しつつある株式会社ピリカを推薦いたします。公園で、道端で、コンビニの前で、いつもゴミを横目に拾うことをためらう自分が嫌でたまりませんでした。何がはずかしいのか?でも、これからは、かっこよく拾って適正に処分する姿をたくさんの人に見てもらおうと思いました。このような事業がたくさんの人の賛同を得て大きく育っていくことに大きな希望を抱きました。
(富山県在住 50代女性)

〇全て社会的に重要な活動で大変迷いましたが,私なら到底思いつかない「ゴミ拾い」アプリによって,周りの環境を綺麗にする活動を世界へ広めよる「株式会社ピリカ」の小嶌不二夫さんを応援します!!目の付け所,斬新さが魅力的でした。また「ゴミ拾い」でベースを作って,様々な活動に応用できる可能性を感じています。産官学を巻き込んだ今後の広がりに期待します。
(東京都在住 30代 女性)

環境問題への想いを表現されている事業は、ゴミ拾いに斬新的な切り口を提供してくれていることが委員会の中でも高い評価を得ました。条件が整えば、一番拡大余地があるという声もあがりました。新しい視点を世の中に提供されることは本当に大切なことだと思い、敬意を示します。小嶌さんからは今回SEEDCapで寄付金額を受け取られた場合、使途としてあげていただいたのが、ポイ捨て問題を抜本的に解決可能な「特効薬」のための研究開発費でした。現状把握や効果測定は問題解決に不可⽋な⼀歩ですが、それだけでは問題を解決できるわけっではないと考える小嶌さん。ピリカの研究開発⼒を活かして特効薬となる「解決策」の発明を⽬指しているそうです。

そのため、この秋には研究開発担当者を新規採用する予定だということ、今後の更なる成長をし、目が離せませんね。

HPはこちら
またピリカが誕生するまでのピリカストーリーも是非こちらからご覧ください。

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みなさまからお寄せいただいた推薦文の多くに、「今回もひとりに絞るのは本当に難しい」と本音の声が綴られていました。
そして担当者である馬越はみなさまからのお声を拝読しながら、昨年末こどもトラストセミナーで開催した寄付の教のことを思い出していました。

犬の殺処分、食料問題、アフリカの児童労働、3つの社会課題の解決を目指す活動から自分が応援したい活動を選ぼうというワークショップでしたが、ひとりの男の子が、僕は全部の活動を応援したいと主張しました。

理由は、「なぜなら、全部の問題が、僕は繋がっていると思うんだ」。




森山さんへのSEEDCap授賞式は、来る10月1日開催の社会起業家フォーラムで執り行わせていただきます。
フォーラムには、例年同様社会起業家たちが勢ぞろいし、熱き7分間のスピーチリレーを行います。不思議とマイクだけでなく、ひとりひとりの活動家の想いが受け継がれていくこのスピーチリレー。
次回以降のSEEDCap最終候補者となる人物の姿もあるかもしれません。
お子様の参加も大歓迎です!
是非、自分たちが住む国、社会の「より良い明日」を目指すリーダーたちのお話を聞きにいらしてください。
お待ちしております!

第7回コモンズ社会起業家フォーラムの詳細・お申し込みは、こちらをご覧ください↓


コモンズSEEDCap担当 馬越裕子