難民支援協会 石川えりさんとの「より良い明日」のための作戦会議 開催間近!

「暑いですね~~~」と、汗をかきかき、コモンズ投信のオフィスから歩いて認定NPO法人難民支援協会の事務所を訪ねました。
四谷にある雑居ビルに同協会の事務所はあります。
「調子はどうですか_~?」と代表理事の石川えりさんにご挨拶をすると、「いや~~~夏休みは、なかなか大変ですね~」。と笑顔で答えてくださいました。
石川さんのお子さん、今年から小学生。学童で過ごすはじめての夏休み。親子でいろいろと慣れない夏を迎えられているようです。

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【石川えりさん プロフィール
認定NPO法人難民支援協会 代表理事
1976年生まれ。高校3年生の1994年のルワンダにおける内戦を機に難民問題への関心を深め、
大学在学中、JAR立ち上げに参加。
アフガニスタン難民への支援等を担当、日本初の難民認定関連法改正にも携わった。
2008年1月より事務局長となり2度の産休・育休をはさみながら活動。
現在は特に渉外(調査・政策提言)等を統括。
2014年12月に代表理事就任。

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さてさて、本題です。
石川さんは今回のイベントの対談相手。
8月26日(金)の夜、社会起業家フォーラムのプレイベントとして、対談イベントを開催します。

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第7回コモンズSEEDCap最終候補者・難民支援協会 石川さんに聞く!
~わたしたちが難民支援協会とできること~
「より良い明日」のための作戦会議第1弾
8月26日(金) 19:00〜21:00 (受付開始時間 18:45)
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今年度SEEDCap応援先最終候補となった石川さんに、選考の際に、たくさんの推薦の声が届きました。
〇難民支援協会の活動を知るまでは、難民の問題は遠く離れた海外のことと思っていました。難民問題が世界で拡大している今こそ、「日本国内の難民問題」を多くの人に知らしめ、支援する石川さんの活動はとても大事だと思います。(神奈川県在住 40代 女性)

〇バングラやイギリスのEU離脱に難民の問題が関わっているかと思います。今、とても困難な問題ですが、生まれた国で人生が決まる、安全に生きることも許されないのはとても悲しいです。私には何もできませんが、この困難な問題にがんばっている方たちを応援したいです。(岡山県在住 60代女性)

〇日本国内に難民が存在していること、彼/彼女たちが苦しい状況に置かれていることは、まだまだ知らない人がたくさんいるのが課題のひとつだと思います。 遠い課題に見える難民のことを、もっと日本の人に知ってもらいたいという思いで選びました。苦しさを乗り越えた人が、報われる世界であって欲しい。私には想像もつなかい苦難を乗り越えてこられた難民の方々が、やっとたどり着いた日本で、今以上に絶望することがないことを、たどり着いた国が日本で良かったと思える日がくることを、願ってやみません。 幸運にも現在の日本に生まれただけで、ひとつ違えば、難民は私だったかもしれない。難民の課題は、遠くない。(東京都在住 30代女性)
届けられた声の中に、「もっと知りたい」や「知らない人に知ってもらうための活動を応援したい」という声も多かったです。

そこで改めて「もっと」石川さん、そして難民支援協会の活動を「知る」ためにイベントを開催させていただくことにしたのです。

「実際日本にはどのくらいの難民がいるのだろう?」
「日本にたどりついた人たちが、その後どうなっているのだろう?」
「そももそも難民の人たちは、最初から日本を目指しているの?」
「難民申請は毎年何人くらいが通っているのだろう?」
「どうしたら認めてられて、どうしたら認められないのか?」

わたし(たち)は、自分たちの国で起きていることをあまりよく「知らない」ようです。

打ち合わせ中、対談相手の石川 えりさんに対する質問が止まりませんでした。

教えていただいたカナダのお話が印象的で、口があんぐり。
カナダのリーダーは難民25000人を受けいると公約して当選して、約束の期限に間に合わなくて謝罪したそうです。そして、2か月後にその約束を果たしました。
民衆もどうやったらもっと受け入れられるだろう、どうやったら受け入れられる社会になるだろうと、そんな考えの話をしているとか。
そして世界の多くのリーダーたちは、反対する民衆も中にはいるのももちろんのこと、それでも全力で受け入れのための説得をしているという。。

東京オリンピックもいよいよ4年後。海外から多くのお客様がやってきます。
そんな中、わたしたちは、、世界の中でどういう国であろうとしているのだろう。。
わたしたちの受容する力はいったいいかほどでしょうか。。。

難民という言葉。
まるで、日本に来て、避難民の避がとれて、「難しい民」扱いとなってしまった人たち。

急にレスキューされたわんちゃんたちにわたしの考えが及びます。
レスキューされたわんちゃんたちの里親会に初めて行ったとき、少し、わたしは内心身構えてしまっていました。どこかに閉じ込められたり、置き去りにされたり、飼い主と死別してしまったりしたわんちゃんたちは、さぞかし、気難しくって、手ごわい相手なんじゃないだろうかと、本当に「勝手に」思い込んでいたのでした。
いやいや、なんてこと。
癒されたのは私の方でした。

勝手に「難しい人たち」と身構えてやしないだろうか。

いろいろと考えがめぐりますが、まず、自分ができることを考えたら、今回の対談企画を思いつきました。いつもは裏方担当ですが、珍しく、前に出て対談相手をさせていただきます。
みなさんは本当は、何が自分にできるのかな?って考えていらっしゃる。
その一歩がみつかる時間になったら幸いです^^

「知らない」って怖いことです。
石川さんも、「金融商品はこわい」って思っているらしいです。 笑
ぜひ、身構えずにいらしてくださいね。
いっしょに「まずは知りましょう」。

石川さんは言っていました。
「ぜひ、知っていただき、ご自分たちのなりの答えを探していただけたらと思います」

皆様のご参加、石川さんといっしょに会場カフェサルバドルにてお待ちしております^^
おいしいコーヒーなどもフリードリンクでお楽しみいただけますよ^^

さあここで!難民支援協会さんクイズ!
下記リンク先のVTRのナレーションは、さて、いったい誰がやっているでしょうか???
https://www.youtube.com/watch?time_continue=38&v=E06aAWytFKY
答えは会場にて!
*後日遠方の方のために、内容をブログにてご紹介いたします。どうぞお楽しみに。

フェースブックのイベントページも立ち上げました!
シェア拡散大歓迎です!どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.facebook.com/events/1756043951326991/

マーケティング部SEEDCap担当 馬越裕子