”変化”にチャレンジ

こんにちは、昨日に引き続き、ザ・2020ビジョンの話題です。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定した2013年、「ザ・2020ビジョン」は産声を上げました。
そして、2020年を起点に日本は大きく変わると考え、ファンドのコンセプトに企業の“変化”を据えました。

では、「ザ・2020ビジョン」は企業の”変化“にどのように注目するのでしょうか。

スポーツを例に、ファンドマネージャーの糸島に聞いてみました。


「株式投資において注目すべきスポーツ」とは、競技人口が増加していくことに加えて、今後プロ化されてスポンサーがつくなどファンも大きく増加する可能性があるかということです。

競技人口が増えれば競技用具メーカーの収益は増加しますし、ファンが増えればスタジアムなどは入場料を稼ぐことができます。

またその人気スターが出演したTVCMの商品が大ヒットするかもしれませんし、関連商品(衣料品や玩具、ゲームなど)を企画販売することで収益が拡大する可能性もあります。

例えば、バドミントンは1870年代に英国で誕生しましたが、現在の世界最強かつ最大のバドミントン王国は中国です。

同国では卓球とともに国技とされ、競技人口は増加しており、現在では2億人を超えると言われています。日本では戦後から普及し始めましたが、最近は2008年北京五輪の頃からバドミントン女子ペア(オグシオ)が活躍するなど人気が高まり、日本でも競技人口が増加してきました。

中国に加えて、日本の競技人口も増えているわけですから、上述した「株式投資において注目すべきスポーツ」に合致します。

実際、日本のバドミントン用具メーカーはここ数年で大きく収益を伸ばしており、株価に至っては約10倍にもなりました。

バドミントンは1992年バルセロナ五輪から正式種目となってから、爆発的に普及が進んだと言われています。

ちなみに、リオ五輪では「ゴルフ」「7人制ラグビー」、2020年東京五輪では「野球・ソフトボール」が12年ぶりに復活するほか、「サーフィン」「スケートボード」「スポーツクライミング」が追加される予定です。

これらの中に第2のバドミントンとなり得るスポーツがあるかもしれません。

とすれば、それによって収益を拡大できる企業も存在すると言えるでしょう。

スポーツひとつとっても、「ザ・2020ビジョン」が注目する”変化“にはとてもワクワクします。

私たちも変化にチャレンジ!

こうしたファンドのコンセプトをわかりやすく皆さまにお伝えするコンテンツもこれからどんどん出していければと考えています。

ちょっとチラ見せ、そのうちお目見えします~