ホンキの長期投資による資産づくりを語る草食投資隊

おはようございます。 渋澤健です。先週の金土に東証IRフェスタ2017が東京国際フォーラムで開催されましたが、初日の午前中に朋友のセゾン投信の中野晴哲さんとレオス・キャピタル・ワークスの藤野英人さんと2010年に結成した「草食投資隊」のトーク・セッションを設けていただきました。

長期投資を日常生活の「文化」として日本全国へ広めたい。そんな想いで、独立系運用会社の代表の三名が意気投合して始まった活動ですが、7年間を経て素敵な友情、そして良きライバルの関係を築けたのも、草食投資隊を支えてくださる全国の皆さんです。当日も、平日の日中に関わらず、草食投資隊の応援団が前列の席に駆けつけていただいたとは、本当にうれしい限りです。


当日は、会場でただステージを渡されただけで進行の司会は無し、事前の打ち合わせもほぼゼロという状態でしたが、長年、一緒に登壇しているだけでお互いの呼吸が身についているので、まるでジャズ・セッションのような楽しいライブ感に溢れたセミナーでした。

「ホンキの長期投資」とは
・価格を追うのではなく、価値に投資をすること
・価値創造の当事者であるという意識を持つこと
・「つみたて投資」を通じて時間とは自分の大切な資産である自覚を持つこと
などなど、本質を満員御礼の会場でお伝えすることができました。

また、「資産づくり」とは
・「お金」持ちになることではなく、「資産」を持って活用すること
・「利確」を眼中に常に置くようでは資産づくりはできない
・今の自分の利益だけではなく、子どもの成長を育むような視点も必要
などなども、ご来場いただいた皆様へお送りしました。


一時間という短い時間で、「草食投資隊」のセミナーへご参加された方々が多かったと思いますが、皆さんのお顔の表情を拝見すると、我々三人の長期投資へのホンキ度が伝わってようです。とても、うれしく思います。