今年度のSEEDCap応援先選定にご協力ください!

こんにちは。
コモンズ投信で寄付のしくみを担当しております馬越です。

今回で8人目となるコモンズSEEDCap応援先の選考がいよいよスタートしました!
まずはコモンズの社内の選考委員で、過去の社会起業家フォーラムの登壇者より、候補者3名を下記の方々に決定いたしました!

そして、今年もお仲間(今年3月最終営業日の時点でコモンズ30ファンドの受益者であったみなさま)に向けて、「3名の方の中でどの方を、どの活動を応援されたいか?!」その推薦理由と共にお知らせいただきますよう、お願い申し上げます。
募集期間は6月12日~6月28日の2週間!
6月12日推薦のお願いのメールを対象者のみなさまに配信させていただきます。
ひとりでも多くのお仲間のお声を最終選考委員会での決定の参考とさせていただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

さて、今年はお仲間(受益者)のみなさまに推薦のメールをお願いするにあたり、6月14日に候補者対談イベントを開催できることになりました!

当日ご参加叶わない全国のお仲間に向けても、当日3名の候補者が披露してくださる7分間スピーチをコモンズTVにて共有させていただく予定です!
また当日の様子もコモンズ投信のFBやブログにてご紹介させていただきますので、是非選考のご参考とされてください!
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候補者(1)水谷伸吉さん
【第2回コモンズ社会起業家フォーラム登壇者】

健全な森を増やすことで、森の保水力や生物多様性の回復を目指すとともに、様々な森の恵みを軸に「都市と森をつなぐ」活動に取組んでいます。
フォーラム(2010年)当時のスピーチはこちらよりご覧ください。

【水谷さんプロフィール】
1978年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、2000年より株式会社クボタで環境プラント部門に従事。
2003年よりインドネシアでの植林団体に移り、熱帯雨林の再生に取り組む。
2007年に坂本龍一氏の呼びかけによる森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」の立ち上げに伴い、活動に参画し事務局長に就任。
森づくりをベースとした国産材の利用促進のほか、カーボンオフセットや地域活性化なども手掛ける。

水谷さんからのメッセージ
今、地球上では1秒間にサッカー場1面分の森林が失われています。
実は、私たち日本人が消費するコピー用紙やパーム油(植物油)なども熱帯雨林の破壊と密接に関わっています。
一方で、日本は国土の2/3が森林を占める、森が豊かな国です。にもかかわらず、私たち日本人が使う木材の約7割を輸入に依存しています。

このような事実は意外と知られていません。
私たちは、より多くの方にこうしたことを知っていただきながら、持続可能な森づくりに取り組んでいきたいと考えています。

森林保全は息の長い仕事です。いま植えた木が育つには50年、100年かかるでしょう。
未来の子供や孫の世代に豊かな自然を残すために、ぜひご支援をよろしくお願いします。

候補者(2)川口加奈さん
【第6回コモンズ社会起業家フォーラム登壇者】
ホームレス状態を生み出さない日本を目指して、ホームレス問題を9つの取り組みによって解決していきます。
フォーラム(2014年)当時のスピーチはこちらよりご覧ください。

【川口さんプロフィール】
14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや100人ワークショップなどの活動を開始。19歳でHomedoorを設立し、シェアサイクルHUBchari事業等でホームレスの人や生活保護受給者累計500名以上に支援を提供する。世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のGlobal Shapersや、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013若手リーダー部門、Googleインパクトチャレンジ グランプリにも選出される。現在、26歳。大阪府高石市生まれ。    

【川口さんからのメッセージ】
年間213人。
大阪市内の路上で、これほどの人数が名前もわからないまま凍死や餓死されることを知り、14歳の時に活動を始めました。
日本では一度ホームレスになると、路上から脱出できる手段は限られており、路上脱出は困難を極めます。そこで、ホームレス状態になったとしても、もう一度やり直せる、そんな社会を目指し、活動してきました。

しかし、日本ではまだまだ、ホームレスの人への偏見は根深く、「やりなおし」がきかない社会にあります。そこで、ホームレス問題に関心を持つ人を増やしていくことが、問題解決の第一歩だと感じています。みなさまとその一歩を一緒に踏み出好機会にできればと思っています。

候補者(3)町井恵理さん
【第7回コモンズ社会起業家フォーラム登壇者】
アフリカの医療の届いていない地域に医療を届けるために日本発祥の置き薬モデルを展開してます。
フォーラム(2015年)当時のスピーチはこちらよりご覧ください。

【町井さんプロフィール】
薬剤師。青年海外協力隊としてアフリカのニジェール共和国で、2年間感染症対策のボランティア活動に従事。現地での経験からどうすればアフリカの医療をさらに改善できるか考え続け、グロービス経営大学院へ進学。「違いがあるからこそ共に学ぶものがある。アフリカと日本の両方を良くしたい」という想いから、AfriMedico設立に至る。2014年TOKYO STARTUP GATEWAY 最優秀賞受賞、ICNet社主催「40 億人のためのビジネスアイデアコンテスト」でファイナリストに残る。2016年に人間力大賞受賞、またForbes JAPANより「世界で戦う日本の女性55人」に選出される。

【町井さんからのメッセージ】
アフリカでは医療が充分に行き届かないためになくなる命が沢山あります。
特に5歳未満の子供の死亡率は高く、約10人に1人が死亡していると言われています。
私はアフリカでの2年間の医療ボランティアの経験から、家庭に薬があれば助かった命、自分の健康を自らケアする「セルフメディケーション」が浸透していれば救えた命が沢山あると感じました。

NPO法人AfriMedicoは、アフリカで医療が届いていない地域に日本発祥の“置き薬”を展開しています。置き薬を置くことで重篤化が防げると共に、医療教育の支援も進めることで薬や健康に興味が湧きセルフメディケーションの促進にもなっています。
「はるか遠くのアフリカの命を日本発祥の仕組みで救うことができる」
皆様のご支援をよろしくお願い致します。
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選考方法:
1)最終候補者を過去にコモンズ社会起業家フォーラムにて登壇したスピーカーよりコモンズ投信が選出。
2)コモンズ30ファンドの受益者【本メールをお受け取りになっているみなさま】及びコモンズ投信社員から、自分が推薦したい候補者を選び、理由と共にその声を届けていただく。
3)外部審査員を含む最終選考委員会を開催し、受益者及びコモンズ投信社員からのメッセージも参考に寄付先を決定する。

スケジュール:
・毎年3月末日に寄付金額を決定し、翌年度の応援先最終候補者を3名決定し、毎年審査を行う。*昨年は66万円、今年は73万円の予定です。
・7月上旬に選考結果発表。
・10月7日(土)開催の第9回コモンズ社会起業家フォーラムにて、授与式。
・翌年春の運用報告会にて活動報告
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コモンズ投信 寄付のしくみ担当
馬越裕子