第10回コモンズ社会起業家フォーラム! どうもありがとうございました!

おはようございます。渋澤健です。 昨日は、楽しい~(^^♪ 一日を過ごしました! 大勢の皆様のご参加、ご協力のおかげで第10コモンズ社会起業家フォーラムを開催いたしました。

例年、よい熱量があるイベントですが、今年は一層に盛り上がりました! どうもありがとうございます。




今日のテーマは、「これまで」「これから」。

ちょうど10年前の今頃に生まれたコモンズ投信の「これまで」。独立系の新しい投信会社として我々が提唱した長期投資は「30年」の目線を持つことでした。30年間、ずっと持ち切ることは結果で、目的ではありません。目的は「世代を超えられる投資」です。世代を超えるためには持続的な価値を創造する必要があります。そのような会社であれば、喜んで30年間かけて投資し続けたいです。

ただ、そのような会社は多くありません。投資先を厳選する必要があるから、「30社」なんです。そして、厳選しているからこそ、きちんと投資先企業と「対話」もできるはずです。コモンズ30ファンドに投資してくださる「お仲間」との対話を促すことができます。

このように、コモンズの長期投資のエンジンを回して、経済的な利益を目指す長期投資を託してくださる受益者へ還元する。そして、そのエンジンが回ることで、継続的に社会に還元できるお金の流れをつくれます。それが、コモンズ社会起業家フォーラムの登壇者から選考して寄付や伴走で応援するコモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)です。

今年の第10回コモンズ社会起業家フォーラムにご協力くださった皆さん、本当に素晴らしい方々です!どうもありがとうございます!このように、ご縁をいただけることを感謝しています。

それぞれが、ご自身の「これまで」、そして「これから」を力強く、語っていただきました!

新居日南恵さん 


土井佳彦さん 


塚本サイコさん 



高橋佳吾さん


武藤将胤さん  


山脇愛理さん 


門馬優さん 


中島かおりさん

菊川穣さん 


石黒和己さん

安部敏樹さん 


そして、今年のコモンズSEEDCapの支援先の、


小澤いぶきさん

からも、ご挨拶をいただきました!

コモンズ30ファンドの受益者はコモンズと共に社会的インパクトに努めてくださっているいます。だから、大切なお客様であり、何と言っても不可欠な「お仲間」なんです。

私の昨日のメッセージは「未来を信じる力」でした。

一人ひとりが持っている力です。

一人の「未来を信じる力」は微力かもしれない。

しかし、それを合わせれば 勢力になるんです。

その勢力は、次の時代のための原動となります。

そして、共に拓くのです。

「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、次代を共に拓く」

これは、コモンズ投信の存在意義、ミッションです。

コモンズ投信の「これから」。私たちは、次代を共に拓きます。そのため、もっと、コモンズは未来を信じる力を合わせなければなりません。

コモンズ投信の97.7%という数字を日本経済新聞の記事で見かけたかもしれません。コモンズの口座でプラスの収益になっている比率です。

でも、私たちコモンズ投信は天才集団ではなく、ただただ愚直に長期投資に取り組んでいるだけです。このような結果になったのは、79%のおかげだと思っています。これは、コモンズ投信で「つみたて口座」を設けていただいている皆さんの比率です。長期的な、つみたて投資を実施しているからこそ、「お仲間」と共に長期投資を共に楽しむことができる。

もっと、もっと、このように力を合わせることができれば、次の時代は拓けるはずです。共に。
未来を信じる力を合わせましょう。







2018年10月15日月曜日

本日の株式市場とファンドの基準価額の下落について

1.本日の市場動向 と弊社ファンド

10 月 11 日の日本株式市場は、前日(10 日)の米国長期金利の上昇に対する警戒感に端を発した米国株安の流れを受け、大幅に下落しました。
TOPIX(東証株価指数)配当込は、前日比▲3.51%、日経平均株価は▲3.89%、東証マザーズ指数は▲4.81%となりました。
また、コモンズ30ファンドは▲3.81%、ザ・2020ビジョンは▲3.86%、コモンズ30+しずぎんファンドは▲3.79%となりました。

2.コモンズ投信代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井 哲朗 からのメッセージ

平素よりコモンズ投信をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

本日(10/11)の東京株式市場は、米国長期金利の上昇に対する警戒感に端を発した米国株安の流れを受け大幅続落となりました。

今年の 1 月末から 2 月にかけても米国長期金利上昇が引き金となり、株式市場は 10% 強の調整を強いられました。

こうした状況等も考慮し、米国の長期金利が上がり始めた9月後半から、運用する各ファンドにおいて株式の組入比率を徐々に落とし始め警戒感を持って臨んでおりました。

9 月末時点での株式組入比率は、コモンズ 30 マザーファンドで 95.3%、ザ・2020 ビジョンマザーファンドで 94.8%となっております。

そして、10月月初からは株価指数が高値を更新する局面で更に株式の組入比率を落とし、両ファンドともに   10%近い現金比率としていました。

しかし、結果として本日のファンドの基準価額の下落を回避することが出来ず、皆様にはご心配をおかけしているこ  とを心苦しく思っております。

今回の急落が時間軸でどれくらい継続するかは現段階では予想が難しいですが、しばらくは振れ幅が大きくなる可能性もありそうです。

そのため、引き続き株式組入比率も考慮しながら、慎重な運用を続けて参ります。

そして、両ファンドとも、個別企業ごとにその価値に比べて株価が大きく下落する銘柄は丹念に押し目買いを継続して参ります。

「長期的な利益は、短期的な痛みを乗り越える」

この体験は、長期投資家こそよく理解いただいているものと思います。
本日も通常の 3 倍を越える買い注文を頂いており、大変心強く、嬉しく思っております。

思えば、今年はリーマンショックから丁度 10 年という節目の年でもありますが、コツコツと積み立てを中心に長期的な資産形成に取り組んできた皆さまは、この危機をしなやかに乗り越え、しっかりと資産形成を実現されています。
当社が先般発表した顧客損益比率(「投資信託の販売会社における比較可能な共通 KPI」公表のお知らせ)をみても、2018 年 3 月末現在で 97.7%のお客さまが資産を殖やされていますが、この業界最高水準となった(※)数字の背景はまさに、リーマンショック後の景気悪化や東日本大震災、超円高を克服し、つみたてによる長期的な成果を物語っています。

引き続き、長期的な資産形成に取り組む皆さまと私たちとの二人三脚で、この局面も乗り越えていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
(※)2018 年 9 月時点、日本経済新聞社調べ

【特別レポート】本日の株式市場の下落について


コモンズ投信代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井 哲朗




2018年10月11日木曜日

【社会起業家フォーラム】なぜ走り続けるのか。

みなさん、こんにちは。
社会起業家フォーラム担当の馬越です。

このフォーラムを開催していくと、必ずアンケートなどで「過去の登壇者さんたちは今、どうされていますか?」という質問をいただきます。
そんなご要望にお応えすべく、今週末の社会起業家フォーラムに向けてコモンズ投信のFacebookなどで、過去の登壇者さんたちの現在の表情などをご紹介しています。

そして、そんな中、ひとりの登壇者OBがアタカマ砂漠マラソンを走り抜けていました。
7日間で標高2000-3000メートル級の山々、250kmを走るチャレンジ。
残念ながら、レース終盤での無念の離脱となりましたが、そのリーダーの「がんばり」に多くの人たちが心を動かされました。

そのリーダーとは、今井紀明さん。
第5回フォーラム登壇者であり、第6回コモンズSEEDCap応援先となった人物です。
彼は、しんどさを抱えた高校生が自分の将来に希望を持てるようになるための取り組みをしている認定NPO法人DxP (ディーピー)の理事長。
そしてDxPは通信制高校生へのキャリア教育プログラムや、チャレンジプログラムを提供しています。
彼はなぜ、日本から遠く離れた地での「超過酷な」レースにチャレンジするのか。
わたしは改めて想いを馳せます。

今年で10回目を迎えるコモンズ社会起業家フォーラム。
今井さんの心身の限界に挑む過酷なレースとは比べようもないと思うのですが、どこか重なってしまう想いがあります。

私は社会起業家フォーラムを毎年開催していくこともまた、ひとつの挑戦であったように思うのです。

10年前誕生した当時、コモンズ投信という無名で小さな会社が、11人の社会起業家を世の中に紹介していこうという挑戦。
寄付のしくみSEEDCapという新しい金融のあり方を育てていこうという挑戦。
時にはたったひとりで走っているような、また、不慣れな土地で走っているようなそんな心細さを覚えたことも少なくありませんでした。
走ることの意義を改めて考えさせるような場面に出会ったこともあります。

ただ走り続けていると、見えてくる風景がある。
見えなかったものが見えてくる瞬間がある。
そして気が付きます。
いつの間にか、一緒に走ってくれている人たちの存在を。
継続していくことで、何か大切なものが確実に育っていくことを。

社会起業家の方々との関係は深まり、そして、互いに未来に向かって新しい繋がりを生み出せるようになりました。

そして10回目を迎える今回、社内外に協力者が増えました。
より多くの人たちにこのフォーラムのエッセンスを届けたいと、参加者の方自身が周囲の方をお誘いくださったり、「何かお手伝いできることはありますか?」とお声をかけてくださったり。
そして何より、参加を楽しみに申込みくださった方の数は350名を超え、この数はフォーラム史上初となります。

今井さんは自分の「がんばり」を若い人たちに届けたいと思っています。
「大人のがんばり」を若い人たちの希望に繋げたいと思って走り続けます。
そして「コモンズ社会起業家フォーラム」というイベントもまた、「大人たちのがんばり」を支える場となるべく、わたしたちコモンズ投信も走り続けます。

「未来を信じて頑張る人たちが繋がり合う場 Common Ground」まで後4日。
準備は佳境。文字通り、当日までスタッフ一同走り続けます。

来る10月14日(日)午後、いよいよ、第10回コモンズ投信社会起業家フォーラム開催。
みなさまのご参加を、11人の社会起業家、スタッフ一同で、心よりお待ちしております。

日時 :2018年10月14日(日)14:00~17:00
会場 :文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホール
    東京メトロ南北線「東大前」駅下車2番出口 徒歩0分
    東京都文京区向丘1-19-1
定員 :500名
資料費:1000円(コモンズ投信のファンドの受益者、学生 無料)

お申込み・詳細は下記リンク先よりご確認ください。
◆◆第10回コモンズ社会起業家フォーラム 参加者募集中◆◆
■10月14日(日)14:00~17:00フォーラムの部
https://www.commons30.jp/seminars/detail/694
■10月14日(日)17:30~19:00懇親会の部
*定員に達したため、申込を締め切らせていただきました。

マラソン出発前の今井さんと都内のイベントで遭遇した時のショット!

2018年10月10日水曜日

長期投資という「空間」の「コップ」とは?

おはようございます。渋澤健です。最近は三連休が多いですね!台風も過ぎ去った後は、また夏日のような気温に戻りましたが、やはり晴天は気持ちが良いものです。今朝は、曇りが戻り、またちょっと涼しくなりましたが。

(写真は記事の内容と関係ないです。青空がきれいだったので!)

さて、先週、お久し振りに黒川雅之さんの講話を拝聴することができました。実兄が故黒川紀章さんであり、ご本人も建築家であり、または思想家でもあります。最初に出会ったのは確か今から14年くらい前、経済同友会の「日本の使命を考える委員会」で講師としていらしゃったことがご縁の始まりです。

当時の話で「矛盾」からの生じる創造性が一番美しく、表現が一番難しいという内容の話に感銘を受け、それがその後、渋沢栄一の「論語と算盤」を研究する過程で、一見矛盾や無駄から創造する「と」の力という持論へと展開しています。

また、お会いしてから二年後の2006年に「八つの日本の美意識」という本を出版され、その内容に啓発され、「いつか、日本の美意識に基づいた運用会社を造りたいです。そうしたら、世界一美しい運用会社になれることでしょう」と当時のブログで書いています。

その数年後、コモンズ投信を仲間たちと設立しました。そういう意味ではコモンズ投信の源流のひとつに黒川雅之さんの存在があっとと言っても過言ではありません。果たして、どれほど「日本の美意識に基づいた」運用会社になったかわかりません。それから、「世界一美しい」かどうか。。。

もしかすると、こども口座比率(16%)が世界一かもしれませんし、2018年3月末の時点では、損失を被っている口座が世界一少ない(2.3%=100%-97.7%)運用会社かもしれませんがw。

今回の黒川さんのお話も思想的に刺激的でした。ちょっとシナプスがバースト気味になり、どれほど取り入れたことができたがわかりませんが、印象に残った二つの思想。

本質が「マイナス」であって「プラス」ではない。

つまり、
「不安」が本質だから、「希望」がある。
「不満足」が本質だから、「満足」がある。
「孤独」が本質だから、「人情」がある。
「死」が本質だから、「生」がある。

私の理解が正しければ、このような「本質」があるから、人間は「デザイン」によって、エンジンのピストンのように(黒川さん曰く)「ガックン、ガックンと音を立てて」いる。要は、本質に対して、「価値」を創ろうと尽力しているということでしょうか。

確かに、日本で生命保険が飛びように売れるのは、その「不安」という本質に対して取り合えず解決を提案しているからかもしれません。私は「プラス」に傾く傾向がありますが、もしかすると「ネガティブ」という本質にもうちょっと意識する必要があるかもしれないと思いましたw。

また、黒川さんは、「社会」も、「人類」も、「空間」も、「時間」も、存在しないと言います。。。! 実は存在するのは目の前の存在だけ。他はただの人の妄想ということらしいですね。

これは、「未来を信じる力」の長期投資家にとっては手厳しい視点! でも、何となくわかるような気がします。長期投資な資産運用法の本や記事より、短期的に儲かる法則や商品が目を惹きますね。

ただ、黒川さんは面白いご指摘をされます。「空間」はない。けど、そこにコップを置いた瞬間、その周囲が「空間」となる。

確かに。自分の長期投資という「空間」の「コップ」とは自分の子供たちでした。その「コップ」を置いた瞬間、長期投資という大切な「空間」が見えてきました。

果たして、多くの日本人の長期投資という「空間」の「コップ」とは何か。考え中です。。! もしかすると、「97.7%」という数字・・?w

今回は、やや小難しい内容で失礼いたしました!
2018年10月8日月曜日

97.7%が運用損益でプラス!

おはようございます。渋澤健です。週末は台風の影響であまりスッキリしない天候でしたね。ところが、気分的にスカッとする結果をコモンズ投信の「お仲間」へご紹介します。

97.7%

これは、金融庁が発表した「投資信託の販売会社における比較可能な共通 KPI」をコモンズ投信が採択して金曜日に発表した、直販の口座において残高に対するトータルリターンで運用損益のがプラスの比率の実績です。(2018年3月末の時点)

この夏に「投信で損失、個人の半数 金融庁調査」というショッキングな日本経済新聞の記事を覚えていらっしゃると思いますが、都銀や地銀の計29行を対象に2018年3月末時点の運用損益を調べたところ、損失を抱える顧客は46%でした。

そして、損失率が10%以下の個人が全体の35%ともっとも多かったようです。コモンズ投信でもっとも多かったのは+10%以上~30%未満(42.2%)。損失率が10%以下の口座は0.2%でした。




このKPIは、2018年3月末時点で残高がある方を対象に算出した数値であるため、同時点の含み損益による損益率です。ですから、同時点で全解約され、残高がないお客さまの損益は含みません。(逆に言えば、金曜日の9月末の時価で計算したら、97.7%より多くのコモンズ投信のお仲間の口座がプラスになっているでしょう。)

そして、(コモンズ30ファンドのように)10年ぐらい前に設定された投資信託と直近の高値圏で設定された投資信託と比べたら、前者の方がより多くの利益を含んでいることは当然です。そういう意味では、同じ時期で設定された投資信託を比べた方が、より正確な実態が見えることが確かです。

でも、大事なことは「共通」です。なるべく同じ定規で投資信託の販売状況を比べているということがポイントです。

また、設定されたタイミング以外の要素を認識することも大事です。

下記がコモンズ投信の年齢別の口座とつみたて投資の比率です。



コモンズ投信の受益者=お客さまは現役世代。そして、ほとんどが、つみたて投資を実践しています。20歳未満の未成年口座の比率は、業界トップではないかと誇りに思っています。

つまり、コモンズ投信の「お仲間」の皆さんは「今日よりも、よい明日」を主体性を持って資産形成を目指している長期投資家なのです。そのような長期投資家にコモンズ投信に長期投資を託していただいているからこそ、業界トップの「共通KPI」をお返しできているのです。

だから、コモンズ投信の受益者は、「お客様」という次元だけではなく、価値を共創していただく「お仲間」に恵まれていると感謝しています。

価値創造の「お仲間」と、セミナー、フォーラム、ワークショップや会社訪問を通じて、企業との「対話」の場を設けること。子ども達の未来を考え、一緒にお金の使い方について考えること。「今日よりも、よい明日」の担い手となる社会起業家を応援すること。このような共創が、コモンズ投信が考える「顧客本位」の根源です。KPIは、ただの結果であって、目的ではありません。

とはいえ、今回のKPIの結果は、うれしかったです♪ コモンズの「お仲間」のおかげです! 本当に、本当に、ありがとうございました!
2018年10月1日月曜日

夏休み絵画コンクール2018の動画ができました!

「これは、『へいわのたつのくに』の絵」
6歳の男の子が見せてくれたその絵には、“ぼくのおしろ”の横に生き生きとした龍が描かれていました。

こんにちは。コモンズ投信馬越です。
第10回目となった夏休みこども絵画コンクール。
今年はいつもこどもトラストセミナーの開催でお世話になっている民間学童保育「ウィズダムアカデミー」の各校舎のこどもたちにも、このコンクールに挑戦してもらいました。

夏休み中の平日の夕方、ウィズダムアカデミーの各校舎をまわり、ワークショップを開催させていただきました。

このワークでは最初に、こどもたちにこんな質問します。。
「あなたの好きなものはなんですか?」「それはなんですか?」
この質問をお友達と二人組になって聞き合い、ペアになったお友達の好きなものを発表してもらいます。

「何がはじまるのかな~?」とドキドキしていたこどもたちの表情がみるみる笑顔になって、心がわくわくしていくのがわかります。
そして今まで知らなかったお友達の「好きなもの」や「夢」を共有することで、お友達がいつもより身近に、そして応援してあげたい大切な存在に。

「好き」という気持ちや「夢」は、誰かに強制されて抱く感情でありません。
その「理由」もまた、自分の内側から自然と生まれてくるものです。
だからこそ、大事にしようね。それが素敵な未来につながるよ、とこどもたちに伝えます。

「さぁ、画用紙に書いた自分の名前の横に、自分の歳に30年をたした年齢を書いてみて」と私が言うと、こどもたちからは、「え~~~~、37歳だ!」「わたしは、40歳だ~ショック~!」なんて声があがります。
「ゆうこさんは、何歳になっているの?おばあちゃんだよね?」というのも必ず飛んでくる言葉。はい、間違いありません 笑。

そして、みんなで30年後の未来を想像して、絵を描いてみます。
こうなって欲しいな、という30年後の世界、30年後の自分の絵。

「ジェット機(噴射)がついた靴を履いて、空を飛んでいるよ」
「会社に空飛ぶ車で通勤するよ」
「私が開くクレープ屋さんにはたくさんの人が並んでいるよ」
「去年おじいちゃんが病気で死んじゃったから、お医者さんになりたいの」
「富士山の近くに住みたいな。そうだ、富士山の上で、卓球をしよう。ん?できる?」

「30年後だもの、できるね、きっと。」

「見ないで」「はずかしい」と最初言っていたこどもたちもやがて、「この絵、持って帰ってもいい?」
「お母さんに見せたいの、いい?」とそっと聞いてきたり、「やっぱりコンクールに出してみる」と渡しに来てくれたり。

絵を描いている子の表情、そして、その作品は、わたしたち大人にとって、宝物そのもの。わたしたち大人こそがこどもたちの作品から、「未来を信じる力」を教えてもらうことができます。

冒頭の男の子が描いてくれたのは、『平和の龍の国』の絵。

広島原爆の日の翌日に描いてくれた絵でした。

他にも、自宅で描いてくださったお子さんたちの作品も届いています。

毎年恒例の動画にもさせていただきました。
どうぞこちらの動画にて、素敵な作品をご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
コモンズ夏休みこども絵画コンクール2018





2018年9月25日火曜日

日本経済が黄金期に入った


おはようございます。渋澤健です。二週間連続で連休があると、ちょっとゆとりを感じますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、UCLA大のMBA時代の一年先輩でいつもお世話(授業の勉強より、どちらかというと芝生の読み方の勉強w)になっていた塚崎公義さんの新刊をご紹介させていただきます。

「日本経済が黄金期に入った これだけの理由」




良いタイトルですね!日本には「輝かしい未来」が待ち受けているという前向きなスタンスを経済学者が解くという視点が面白いです。(なぜなら、日本にはミクロ的な取り組みでワクワクすることはたくさんありますが、マクロ的にはそのような感情を覚えないからです。)

コモンズ投信の長期投資「未来を信じる力」とシンクロしている内容が多い本だと思いました。

日本の経済社会のデフレ問題の根源には日本人の「心のデフレ」があるとずっと思っていたので、そこから解かれる処方や考え方は大事です。

長年のお付き合いから、塚崎さんはめちゃくちゃ頭が良くて合理的な方であることを知っていますが、経済学の初心者であっても理解できるように平たく執筆されますので、お薦めです。

いくつか、自分の「頭の体操」になったところをご紹介します。

まず、塚崎さんは「日本政府の財政は破綻しない」と断言されます。また、「財政破綻の定義をしないと議論にならない」と主張されます。

私が財政破綻について思うところは、仮に「破綻」しても、その手前の財政危機に陥ったとしても、国の領土が減る訳でもなく、政府が無くなる訳でもなく、国民の生活が無くなるわけでもない。けれども、国民の資産価値が著しく棄損することが最大なリスクです。

現金の価値が著しく下落する(政府の信用orハイパーインフレによって)ので、現金保有率が高い国民が一番「損」することになります。

では、どうすべきか。塚崎さんは「財産税を課せば良い」と提言されます。

そうですね。私も「お金持ち」に増税すべきだと思っています。でも、それは、まさに「お金」、現預貯金を課税すべきだと思っています。970兆円ぐらい国民は持っていますから!

パターン(暴論):一定の金額(1千万円?)以上は相続税100%。でも、他の資産はゼロ。こうすれば、停滞しているお金が社会に循環するでしょう。(このお金の循環を促すことが、そもそも「異次元の金融政策」が目指していたところ。でも、家計の現金保有は増え続けるばかりです。この側面では、政策設計に誤りがあったことは明らかだと思います。)

パターン(やや暴論):生活費のために維持する銀行残高(1千万円?)以上の現預金に年率3%(2%のインフレ目標より高く設定)を課税する。タンス預金や壺に入れて埋めている現金保有者は脱税者と見なす。(ので、タンス預金等をあぶりだす)これも、徐々に、お金の循環を促す策です。

また、塚崎さんは「日本の労働者は勤勉で素晴らしいが、管理職以上はまちまち」と指摘されます。

私も、その通りだと感じています。でも、これは労働者(現場力)が素晴らしいので、管理職以上がまちまちで、今までは、何とかなったということかもしれませんね。

そして、塚崎さんは「終身雇用制は日本向きの制度」「年功序列賃金制が合理的である理由」と評価されています。ただ、終身雇用・年功序列制度があったからこそ、管理職以上になるとまちまちになるという原因もあるかもしれませんね。

ぜひ塚崎さんの新刊を一読ください。きっと良い「頭の体操」になると思います。

2018年9月24日月曜日