うれしいことは連鎖する

おはようございます。渋澤健です。週末は天候に恵まれ、夏日を感じましたね。

東京で開催したコモンズ30ファンドザ・2020ビジョン報告会を伊井などコモンズのメンバーに仕切ってもらい、私は大阪で日経会社情報プレミアム投資セミナーで講演 ⇒ 神戸のplug078で開催していただいた関西初の「コモンズくつろぎBAR」 ⇒ 倉敷でコモンズの小セミナー ⇒ そして、今日は福岡で経済誌の「経済界」主催の講演 ⇒ 九州初の「くつろぎBAR」と地方を巡回しています。


コモンズ投信の活動を通じて、色々な方々とのご縁がつながり、広がっていくことは本当にうれしいことです。

また、これもうれしかったですが、先週のNikkei Styleと日曜日の日経ヴェリタスには、こども向けの教育の現場の取り組みとして、記事の最後の方にちょっとご紹介いただきました。

もちろん子供たちに「マネーゲーム」を教えることを目的しているのではなく、コモンズ投信の「投資教育」とは、働くことの価値、社会における企業の価値ということを子供目線でも感じ取ることできることに努めています。


ITと投資のヒーローを育て! キッズ投資の現場を拝見

記事がクロースアップしている、プログラム教育に取り組むライフイズテックの創業者は第8回コモンズ社会起業家フォーラムに登壇していただいた水野雄介さんです。このように社会起業家フォーラムを通じてご縁をいただいているOBOGのご活躍が社会でどんどん広まることも本当にうれしいことです。

うれしいことは、連鎖しますね。
2018年4月23日月曜日

女性の参加が増えている? つみたて投資

おはようございます。渋澤健です。

コモンズ株式会社を2007年11月に設立し、2008年10月に関東財務局で登録を経てコモンズ投信株式会社と改名してから2009年1月のファンド設定に向けて口座開設の受付を始めた時からずっと続けていることがあります。

口座開設をしていただいた全ての方々にお会いすることが不可能ですが、全ての方々へ感謝の気持ちをお送りすることは可能だと考え、自筆のお葉書をお送りしています。
あえて「お客様」という言葉を使わず、「お仲間」という言葉を使っています。

なぜなら、コモンズ投信のミッションである「一人ひとりの信じる力を合わせて次の時代を共に拓く」ことのパートナーになっていただきたいという願いを込めているからです。


最高学歴小学二年*の私が書くものですから、大人の字には見えませんw。
でも、感謝の気持ちをお届けることができれば良いな、と思って送り始めました。
いつか止めますが、とりあえず、現在は続いています。*注:日本において

一人一人の全国からの住所とお名前を眺めながら、どのようにコモンズ投信とご縁をいただいたのかなァと想像すると楽しいです。

それで、最近、この数か月、気づいたことがあります。

女性からのお申込みが増えているのです。

正確なデータとして検証している訳ではなく、宛名を書きながらの感触です。先日のお葉書の宛名は全て女性でした。

女性の方が投資に対して警戒心が高いというイメージがありますが、何かが変わってきたようです。

口コミかもしれませんし、つみたてNISAの記事などが女性誌でも掲載されるようになっているからかもしれません。

いずれにしても、ジワジワと女性がつみたて投資に関心を持っていただいていることは心強い傾向です。

証券界などでは、つみたてNISAの認知度が低飛行で「10年かかる」と嘆きの声があるようです。証券業界はテーマ・ファンド等、花火を打ち上げて一斉に買ってもらうことが「成功」だと思っているので、未だその成功体験から解かれないだけでしょう。

でも、つみたてNISAは長期投資です。仮に制度の認知度が全国民へ広まるのが10年かかっても良いと思います。10年後の多くは、10年前(現在)からの運用成果を見て、入ってくるのでしょうから。

何より、女性の口座開設がジワジワと増えているということは、とても良い傾向だと思います。つみたて投資への動きは本物だと思います。

2018年4月16日月曜日

<9周年イベント プレゼン抄訳>     三菱商事                「経営力を身に着け、投資先と共に成長する」

<企業との対話プレゼン>
三菱商事
IR部 IR部長 武久裕さま
「経営力を身に着け、投資先と共に成長する」


私たちは総合商社として、さまざまな事業を展開しています。

本日はコモンズ30ファンドの投資基準の一つである、「経営力」について簡単にご説明できればと思います。

よく三菱商事はトレーディングで利益を出していると思われがちです。
確かに元々の生業として、仲介業、いわゆるトレーディングが主体の事業モデルでしたが、1960~80年代にかけてトレーディングから事業投資にビジネスモデルを変え、80年代からは事業投資が主な収益源となっていきました。
しかし、近年ではただ事業に出資をするだけでなく、社員を派遣し、経営に参画し出資先企業と一緒に成長を目指す「事業経営」モデルに取組んでいます。
一つの例がコンビニエンスストアのローソンです。
今では貿易によって得られる収益は、全体の2割以下に過ぎず、8割以上は事業投資先からの収益となっています。

先程の動画にも、一つ前のスライドにも出ていましたが、事業経営の一例として、サーモンと鱒の養殖事業についてご紹介したいと思います。


当社にとって水産物の輸入、加工や販売事業は以前から重要な柱の一つでしたが、事業モデルを強化すべく2000年代にチリのサケマス養殖事業に参画しました。
その後、肉に次ぐ動物性たんぱく源として今後需要が拡大するとの見通しの下、2014年にはノルウェーの鮭鱒養殖加工会社であるセルマック社を買収し、弊社から会長を派遣して経営に取り組んでいます。

投資先は海外だけでなく、日本国内でもさまざまな企業に出資しています。
前出のローソンもそうですが、千代田化工建設というプラント会社にも社長を派遣していますし、伊藤ハム米久ホールディングスや、スーパーマーケットのライフも同様です。

このように、実際に経営者を派遣することで、投資先と一緒に成長していくのが「事業経営」です。
このビジネスモデルを展開するには、社員一人一人が「経営力」を身に着ける必要があります。
それが、三菱商事自身の成長につながっていくと考えております。

※武久さまのスピーチ動画はこちら
⇒続いて、<企業との対話 トークセッション>はこちら



2018年4月11日水曜日

<9周年イベントレポート>        企業との対話トークセッション       コモンズ×コマツ×三菱商事

<企業との対話>
横尾和浩さま(株式会社コマツ)
武久裕さま(三菱商事株式会社)
渋澤健(コモンズ投信会長)
伊井哲朗(コモンズ投信代表取締役社長&CIO)
末山仁(コモンズ投信シニアアナリスト)

「コモンズ30ファンド設定当初から投資し続けているコマツ、三菱商事の魅力を探る」
右から、三菱商事武久さま、コマツ横尾さま、コモンズ投信伊井、末山、渋澤

渋澤   コマツも三菱商事も、コモンズ30ファンドが設定された2009年からずっと保有しています。伊井さんに伺いますが、なぜコマツと三菱商事に投資したのでしょうか。

伊井   2007年にコモンズを立ち上げ、投資信託を設定するために組入銘柄の調査を始めました。2008年から調査活動も活発になり、それこそ毎日ワクワクし通しでしたが、実は投資委員会では1銘柄も決まっていませんでした。
当時、3400社あった上場企業から30社まで絞り込むわけですから、なかなか大変な作業だったわけです。
そのなかでコマツに着目したのですが、普通、コマツの投資価値を検討する場合は、日立建機やコベルコといった国内の同業他社と比較します。
しかし、コモンズ30ファンドは、長期的な投資価値を追求するファンドなので、建機で世界最大だった米国のキャタピラー社と比較しました。
過去20年分のアニュアルレポートをいただいて分析したり、ガバナンスを調べたりしました。
で、結論してはキャタピラー社と互角に勝負できると考え、投資に踏み切りました。
当時の株価は、確か900円前後だったと思います。
また三菱商事は、日本を代表する会社の一つではありましたが、総合商社という業態で比較できる企業が無く、たとえばトヨタと比較してみてはどうかなど、議論が盛り上がり、最終的に企業としての強さに注目して、投資対象にしたのです。

ところで、コマツは海外の売上比率が8割ですが、グローバル展開する時の人材確保、人の育成はどうやっているのですか。


横尾さま   かつて海外に進出する時は、トップをはじめとして全員が日本人でした。でも今は、現地採用した人たちの中からトップを選ぶようにしています。
中国は完全に現地化しました。現地採用し、コマツウェイという企業文化を認識させて、一緒にやっていく。
その方が定着率も良くなります。グローバル化は着実に進んでいます。

伊井   三菱商事は貿易から事業投資、さらに事業経営へと舵を切ってきたわけですが、事業経営となると、経営幹部として投資先に入ることになります。それに相応しい人材の育成は、どうやっているのですか。

武久さま   例えば20代の社員がいきなり経営幹部として投資先に入り込んでいくのは非常に困難です。なので、まずは経営幹部としてではなく投資先に出向させ、現場での経験を積ませます。
その後、本社に戻して、どうすれば投資先の企業価値が上がるのかを学ばせ、知見や経験を積んだ上で、経営者として投資先企業に行かせます。


末山   コマツは「ダントツ」をテーマにして、先進的な無人ダンプの運用を行っています。今後、どのように進化していくのでしょうか。


横尾さま   無人ダンプはコマツオリジナルではなく、その技術を持つ米国の会社を買収しました。というのも、危険の高い現場では無人化が必要だと考えたからです。
無人ダンプはこれからさらに進化していきます。
現在、運用している無人ダンプは有人車両をベースにしているので運転席が付いていますが、今、開発している無人ダンプは、最初から無人を想定しているので、運転席そのものがありません。
運転席を無くすことで、四輪に均等に荷重が掛けられる設計になります。数年後には実用化されるでしょう。



末山   三菱商事が、事業投資から事業経営に舵を切ったきっかけは何だったのでしょうか。また鮭鱒事業に関してですが、三菱商事ならではの強みはどこにあるのでしょうか。


武久さま   事業経営は、2年前に垣内社長が就任した時から強く掲げられるようになりました。成長するためには、投資先である事業会社の価値を上げる必要があります。
そのためには黙って配当を受け取るだけでなく、投資先に入り込み、自ら企業価値を高める努力をする必要があります。
鮭鱒事業については、三菱商事の持つバリューチェーンが最大の強みです。
たとえばセルマックで生産した鮭の切り身は、生活産業グループの子会社である東洋水産で加工され、物流は同じく子会社である三菱食品が担います。
最終的に鮭鱒の切り身はローソンのおにぎりの原材料にもなっています。このようなバリューチェーンの幅広さが強みです。

伊井   ESGについてはどう考えていらっしゃいますか。

横尾さま   ESG重視の投資家からは、「石炭の採掘を止めろ」と言われることもあります。
建設機械はCO2の排出量が多いのですが、ではEV化を進めれば問題が解決するかというと、実はEV化を進めるには大量の銅が必要であり、銅を生産するには別の環境問題が絡んできます。
なので、ハイブリット化を推し進めることによって、いかにCO2の排出を抑えるかを考えています。あちら立てればこちら立たずということで、全方面で環境に良い方法を見つけるのは難しいのですが、出来る範囲で、きちんと対応していきます。

武久さま   弊社の社長は、持続可能な成長に向けて、経済価値に加えて環境価値と社会価値の同時実現が必要と言っています。例えばエネルギーに関して言えば、原油よりも環境負荷の少ないLNGを注力分野としています。

渋澤   環境に対する負担について、投資家からIR担当者への質問内容は、3年前に比べて変わってきましたか。



横尾さま   欧米の投資家は、当然のように環境問題への取り組みについて聞いてきますが、国内の機関投資家は、まだこの点についての関心度は低いと思います。

武久さま  確かに環境問題への関心は高まっています。国内に関して言えば、例えばGPIFがESG投資を行う等の動きにも見られるように、関心は高まっていくでしょう。

末山   長期的に見て、両社のビジネスモデルはどう変化していくのでしょうか。

横尾さま   建設鉱山機械メーカーであることは変わりませんが、自動運転など周辺ビジネスはもっと深くなっていくと考えています。

武久さま   我々は総合商社ですので、長期的な視点に立てば今後も環境変化に対応して事業ポートフォリオを変えていくのではないかと思います。
総合商社の強みはあらゆる産業への接地面積が広いことです。接地面積が広いからこそ、変化に対応しやすいと考えています。

渋澤   今日は皆さま、ご参加いただきありがとうございました。



市場の季節が変わるときの投資

おはようございます。渋澤健です。

米国市場は、「ベア・マーケット」になっているという声が増えています。「Bear」は熊、腕を上から振り下ろす動作から、値下がりの傾向のマーケット、弱気の市場のことを示します。
確かに、過去1年のSP500のチャートを見ると、今までの「ブル・マーケット」が反転しているように見えます。「Bull」は雄牛、角を下から上へ突き上げる動作なので、値上がり傾向の強気の市場です。

トランプ大統領が火遊びしている貿易戦争。

フェイスブックやテスラなど今までの株式市場を先導してきたテック企業の躓き。
草食投資隊のオンライン記事「ヤバくなったテスラを買収するのはトヨタ?」もご笑覧ください。)

そして、何よりも、FRBの金融引き締めにより、3ヵ月T-Bill(短期国債)が1.7%(前年比+0.9%)、3ヵ月LIBOR(金融機関の調達コスト)が2.3%(前年比+1.1%)と短期金利がジリジリと上がっていることが、ボディブローになっています。

このペースが続くようですと、いずれ、10年の米国債は3%以上の領域に入るでしょうし、その状況を、株式市場は織り込むことになるでしょう。

じゃあ、株式投資は避けるべきかというと、必ずしもそうではありません。近眼的に見れば、そう思うかもしれませんが、長期投資のレンズを通して見てみると異なる風景が見えます。

下記は同じSP500のチャートです。ブル・マーケットが健在に見えますね。




違いは、何か。


1年の短期的なチャートと、10年の長期的なチャートです。


つまり、短期的なベア・マーケットは、長期的な「調整」や「休憩」に過ぎないのです。そして、その調整や休憩の時期に何をするべきか。

同じことです。淡々とつみたて投資を継続させることです。マーケットのタイミングなど気をせずに。株価が下がれば購入価格が安くなり、つみたて投資は定額購入なので、より多くの口数が買えます。そう考えると、お得ですよね。

いままで、つみたて投資を実践していなかった方、是非、始めていただきたいタイミングです。

いままで、つみたて投資を実践していただいた方、是非、継続していただきたタイミングです。

株式市場にブルとベアが存在しているのは、季節に夏と冬が存在しているのと同じです。必ず季節の気温が変わるように強気・弱気は変わります。そして、必ず、次の季節が訪れます。

その市場の季節を気楽に過ごしながらコツコツと将来の余裕資金を形成するのが、つみたて投資です。是非とも、ご一緒に。小さくても良いから「未来を信じる力」を合わせましょう。


2018年4月9日月曜日

<9周年イベント>            寄付プログラムプレゼン&トークセッション

<寄付プログラムプレゼンテーション&トークセッション>
一般社団法人more trees【コモンズSEEDCap応援先】
水谷伸吉さま(事務局長)
「熱帯雨林の植林と日本の森林管理で環境保全に資する」
今年度コモンズSEESDCap(シードキャップ)の寄付先に選んでいただきました。
私たちは森林保全のNGOで、設立されて11年目になります。
今、世界では1秒間でテニスコート15面分の森林が失われています。
ポテトチップスやシャンプーに共通して使われる原材料のパームオイルは、ヤシの木の一種なのですが、その油を取るために、プランテーションとして熱帯雨林が切り開かれています。
私たちの社会と熱帯雨林の後退は、密接に関係しているのです。

では、この100年で森林は減ったのでしょうか。
実は、日本の森林は増えています。
世界では1秒間にテニスコート15面分が消えているのに、日本は逆に増えているのです。
これは戦後、スギやヒノキを植えたからで、本来ならそれを木材として適切に使う必要があるのですが、今の日本は木材を海外からの輸入に頼っています。
おかしな話です。
なので、私たちがこれから行っていく活動は、熱帯雨林に木を植えるのと同時に、日本では適切に木を間引いて管理をし、さらに消費者の方々に対しては、自分たちの生活と木の関係を知っていただくための啓蒙活動を行っていきたいと思います。
*水谷さまのスピーチ動画はコモンズTVでもご覧いただけます。

一般社団法人日本知的障害者水泳連盟【コモンズPOINT応援先】
黒田岳史さま(事務局長)
「ストレートな感情表現が魅力」
20年にわたって知的障害のスイマーを支えてきました。
現在の会長は、日本水泳連盟の会長を務めていた佐野和夫です。

日本を100人の村に例えると、男性の人口が49人、女性の人口が51人になり、そのうち障害を持つ人は7人くらい。そのなかで、知的障害者は1人くらいと言われています。
知的障害者とは、たとえば電車の中で大きな声を上げたり、学習に時間がかかったり、状況に応じた行動を取るのが苦手というものです。
結果、人間関係に障害が生じてしまいます。

そういう知的障害者の水泳競技を、私たちは主催しています。
競技を見ていると、知的障害者は身体に障害を持つわけではないので、健常者と同じ泳ぎ方になりますし、ターンもクイックターンです。
そして何よりも、彼ら、彼女らは感情表現がストレートなので、それと見ていると、自分も楽しい気持ちになります。
それを、一人でも多くの方に分かっていただきたいと思います。

*黒田さまのスピーチ動画はコモンズTVでもご覧いただけます。

<トークセッション>
水谷伸吉さま(一般社団法人more trees事務局長)
黒田岳史さま(一般社団法人日本知的障害者水泳連盟 事務局長)
馬越裕子  (コモンズ投信マーケティング部寄付のしくみ担当)
「寄付先に選ばれるということ~これからの活動について」

馬越   コモンズ投信の寄付先に選ばれた感想をお願いします。

水谷   最終選考で3人の候補者に絞られて、それぞれ7分間のプレゼンテーションをしたのですが、やはり選んでいただくためには、心に響くようなメッセージが必要だと思いました。
木は、切られても、痛いとも何とも言えません。そういう意味で、わたしたちの活動対象の森林は、人間や動物の支援に比べてひっ迫感が伝わりにくいとも言えます。
伝える力を試されましたね。

馬越   水谷さんは選ばれた瞬間、とても驚いていらっしゃいましたよね。

水谷   投資家の皆さんがわたしたちを選んでくださったその理由の声も、あの時いっしょに送ってくださいましたよね。
みなさんが本当にいろいろな想いを持って選んでくださったことがわかり、熱いものがこみあげてきました。

馬越   毎年SEEDCapの選考では、お仲間(投資家)のみなさまも、最終選考委員会のメンバーも最後の一人を選ぶことに大変苦悩します。
そして選んだ後は、その選択の責任をきちんと持ちたいと思っています。
選んだ方も、選ばれた方も良かったという選択になるよう、応援活動をしていきます。

水谷   団体のファウンダーが音楽家の坂本龍一で、昨年末開催した設立10周年記念イベントの時に「戦場のメリークリスマス」を演奏しました。同イベントには10年に渡る活動に関係してくださった地域の方々や企業の担当者の方々がご参加くださいました。
いろいろなステークホルダーをつなげるのも、私たちのミッションです。

馬越   黒田さんも、応援先決定の連絡をさせていただいた時、驚いていらっしゃいましたね。

黒田   知的障害は社会的に受け入れにくい部分がありましたし、他の候補団体がメジャーなところばかりでしたので、うちは(選ばれることは)ないなという思いでした。

馬越   わたしが選考時に黒田さんにおうかがいしたお話の中で印象的だったのが、知的障害の選手は、見た目が健常者と同じなので、スポンサーがつきにくいということでした。

黒田   そうです。選手たちは見た感じが私たち(健常者)と変わらないので、特別な存在としてCMに起用されたりしませんし、健常者の方たちとのコミュニケーションも取りづらかったりと、仕事をしながら練習することも難しいです。
だからこそスポンサーが必要なのですが、そこがなかなかうまく行かないのが現状です。
ただ、彼らの笑顔は素敵で、魅力的な選手が大勢います。選手のことを知れば知るほど感情移入することができます。それが知的障害者の水泳の魅力だと思います。

馬越   選ばれて良かったことは何ですか。

黒田   このような場(大勢の人々の前で話す場)に呼んでいただけることが増えましたね。でも、やはり一番は選手が泳いでいる姿を見てもらいたいという一念です。

馬越   最後にメッセージをいただけますか。

水谷   ESGもそうですが、社会がサスティナブルであるための一翼を担っています。ただ、それには私たちの組織自体がサスティナブルである必要があります。そこに留意していきたいと思います。

黒田   東京パラリンピックでメダルをたくさん取るため、選手強化に努めてまいります。

馬越   ありがとうございました。



2018年4月4日水曜日

自分のスイッチが入ると、他のスイッチも入る

おはようございます。渋澤健です。

毎年、この季節になるとコモンズ社会起業家フォーラムにご協力いただいた登壇者のOBOGのリユニオンを開催します。いつも忙しく動き回っている社会起業家の皆さんですが、金曜日の夜に、今年も大勢が集まっていただきました。


笑顔が多い、とても温かい会なので毎年、楽しみにしています。恒例で近況報告を共有しながら、お互いを励まし合っています。(事を起こす有志の集まりですが、「社会を変える」ことに挑んでいるということは必ずしも常に順境ということではないので。。w)

今年で10回を迎えるコモンズ社会起業家フォーラムの日程も決まりました!

10月14日(日)の午後です。SAVE THE DATE !  色々な気づきや素敵な出会いが期待できるイベントなのでお奨めです。是非、ご参加ください!

会場は去年と同様に文京学院大学から会場のご提供いただきます。ありがとうございます!

コモンズ投信の存在意義、ミッションとは「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、次の時代を共に拓く」ことです。未来を信じる力がなければ長期投資はできません。ということは、長期投資とは未来を信じる力なのです。

よりよい社会に拓くために活動されている社会起業家の皆さんは、それぞれのお立場で未来を信じる力を発揮して、それを世間に広めています。だから、コモンズ投信では社会起業家を支援するコモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)は長期投資であり、慈善活動や社会貢献という事業のオマケのような立ち位置ではなく、「本業」そのものであると言い切っているのです。

コモンズ投信の「お仲間」(ファンドの受益者)に入っていただくことで、「未来を信じる力」のスイッチが次々と入ること。これがコモンズ投信が目指しているコモン・グラウンドです。

スイッチが入れば、自然とすてきな笑顔がこぼれる自分がいる。自分のスイッチが入れば、他のスイッチも入る。そう確信しています! そうかもね・・・と思っている皆さん、コモンズ投信でお待ちしております!

2018年4月2日月曜日