97.7%―カスタマー最幸戦略で結果を出したコモンズ流投資の秘密vol.2―

97.7%―カスタマー最幸戦略で結果を出したコモンズ流投資の秘密vol.1―はこちら

Q、本当に長期で積み立てるだけで「97.7%」のお仲間に入れるのですか?

97.7%に入っているお仲間がどういう方なのかを、まずお伝えしたいと思います。
私どもが運用しているファンドの保有者を年齢別に分けると、30代から40代の資産形成層が中心です。
ちなみに30代が14%、40代が25%なのですが、他の投資信託会社に比べて珍しいのは、未成年の口座件数が非常に多いということです。実に16%を占めています。



これは、0歳から19歳までの未成年者が加入できる「こどもトラスト」という口座で、基本的にご両親が契約書類を記入し、口座開設後は大人の口座と同様、定期的に積み立てていくというものです(購入方法は一括購入も可能)。
こうして月々、コツコツと積み立てていけば、お子様が成人した時、教育資金の足しにしたり、あるいは成人式の準備に充当したりするための資金を作ることができます。

それと同時に、親子でお金について学べる「こどもトラストセミナー」も定期的に開催しています。コモンズ投信の投資先となっている会社を見学するツアーなども行っており、子供たちが社会や日本のことを考えるきっかけにもなっています。
セブン&アイにてレジうち体験



また30代、40代のお仲間は、将来の老後資金などを作っていかなければならない資産形成層ですが、年齢的に働き盛りにある彼らの多くは夫婦共働きで、かつ育児に追われている人も多く、企業を研究して株式の個別銘柄に投資するといったスタイルの運用は、不向きです。
だからこそ、専門家に運用を委託する投資信託が、大勢の人たちから注目されているのです。
私たちが提供させていただいている投資信託とその周辺のサービスは、日々の生活に追われている人たちでも簡単に、長期投資の恩恵を受けられる仕組みになっています。

たとえば「コモンズ30ファンド」の投資対象は、30年というひとつの世代を通じて、長期的な成長が期待できる上場企業、30社に投資します。
本来、日本を代表する企業30社の株式に投資しようとしたら、数百万円の資金が必要ですが、コモンズ30ファンドは投資信託なので、積立投資なら月々3000円からという少額資金で購入できます。
コモンズ投信の投資信託で資産形成をしていらっしゃる方は、富裕層というよりも、普通に真面目に働いている人たちです。
そういう人たちが毎月、コツコツと積立投資を続け、かつ保有し続けた結果、97.7%という数字に結びつきました。つまり、積立投資と長期保有という2つの原則をしっかり守りさえすれば、97.7%の仲間に入ることができるのです。

問題は、長期で保有し続けられるかどうかですが、私たちは金銭で受け取れる経済的リターンだけでなく、社会問題を解決に導くことで得られる社会的リターンも追及しています。お仲間だけでなく、誰にとっても住みやすい社会を築くため、ファンドの運営管理費用の一部を社会起業家に寄付しています。

こどもの社会的孤立の予防に取組む、
2018年度コモンズSEEDCap応援先PIECES(ピーシーズ)の小澤いぶきさん
いぶきさんを講師にお招きして開催した子育てセミナーの様子

それとともに、工場見学や周年イベントなどを通じて、企業が経営理念をお仲間に伝えるだけでなく、お仲間の声を投資先企業に伝えることで、投資先企業とお仲間が対話できる場を設けています。
堀場製作所BIWAKO E-HARBAR訪問の様子

コモンズ投信の「コモンズ」とはコモングランド、すなわち共有地のことであり、そのために私たちは「参加型運用会社」を目指しています。
それは、お仲間の参加だけでなく、投資先企業が参加するという意味合いも含め、大勢の人がコモンズ投信というコモングランドに集まり、対話をすることで運用の見える化が進み、同時に社会を良い方向に進めるための原動力になります。
それをご理解いただければ、長期でファンドを保有する大切さが見えてくると思います。
<vol3.に続く>
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次回以降のコンテンツ(予定)
Q、コモンズ投信がどういう運用をしているのかを教えて下さい。
Q、長期投資の大切さを知ってもらうため、コモンズ投信はこれから何をするのでしょうか。


継続は力なり、つみたて投資の本番

おはようございます。渋澤健です。週末は、かなり冷え込みましたね。これから寒い日々が続くと思いますが、どうぞお身体をご自愛ください。

さて、株式市場の気温も急激に下がっています。日中の貿易摩擦の修復の期待は一瞬の内に終わり、新たな展開を見せています。欧州も、イギリス、フランス、ドイツと各国の首脳が窮地に立たされています。このような世界情勢で株式投資の見通しを気になさっている方々も多いと思います。

しかしながら、長期投資への関心度は変わらず高いと感じています。金曜日の東京、土曜日の名古屋は日経新聞が主催するセミナーで登壇しましたが、大勢の方々が会場にご来場くださいました。


両方の会場において、私のメッセージは同じでした。

市場が下がっている局面で、多くの投資家が退場しようとしているタイミングこそ、長期投資家が将来のために仕込める機会が訪れている、と。これは、自分が10年前に立ち上げたコモンズ投信という運用会社の立場ではなく、18年間、一個人としてつみたて投資を長期的に実践している経験からのメッセージです。

その18年間の間には、リーマン・ショックや3.11という局面がありました。相場は下がりました。多くが退場しました。ところが、そのとき、気楽にコツコツと毎月定額を購入するつみたて投資を実践し続けました。そうすると、うれしいことが起こりました。

下がれば下がるほど、もっと口数が買える! 当然ですよね。

このように考えると、気持ちが楽になり、自分が損をしている!というような焦りはまったく無縁でした。自分の「宝箱」の中の口数が少しずつ、でも、確実に増えている。

将来、その「宝箱」のフタを開けたときに、納得してこのように言うでしょう。

継続は力なり。

そう。継続するからこそ、資産が形成できるのです。

そして、自分の気持ちの持ち方によって、継続することが楽しくなります。

暑い季節から冷え込む季節になることは日本では当たり前のこと。そして、冷え込む日が続いて朝方が暗くても、いずれ必ず春が訪れます。気温が上がって夏へとなる。日本人は、このように四季をずっと楽しんできました。株式市場にも四季があります。

そのような季節を私たちは楽しむことができるはずです。なぜなら、いずれ、寒い季節は去るから。そのときには、しっかりと口数を蓄えているから。

下がっちゃうなら売っちゃうよ、とタイミングをはかる人のほとんどが体験できることができない楽しさです。

さあ、これから、つみたて投資の本番が始まりますよ!

寄付月間2018特集 コモンズ30ファンドの投資先企業の寄付の取り組み【資生堂編】


花椿基金・SHISEIDO
~三方よしの精神で社会を明るく照らす寄付のカタチ~

寄付月間学生インターンの桐葉です。
今回、推進員かつ共同事務局メンバーのコモンズ投信馬越さんとトビタテ留学ジャパンの木勢さんと共に、コモンズ投信の投資先である株式会社資生堂の寄付の取り組みについてお話をお聞きする機会に恵まれました。


社会に貢献したいけれど、どうすればよいのだろう。
そのように考えたことはありせんか?

資生堂では美しい生活文化の創造を目指し、社会の役に立ちたいと願う社員が気軽に寄付できる仕組みを整えています。
NPO/NGO法人を支援する、その名も花椿基金


社員が積極的に運営委員として盛り上げ、給料から少しずつ気軽に寄付ができる仕組みです。
社員のみなさんが共感する社会問題に取り組む団体を運営委員が毎年審査して選ばれているので、自分がより関心のある寄付先をその中から簡単に選んで応援することができます。
テーマとなる社会問題は、女性・子どもから環境・海外の貧困援助・災害被災地復興支援など幅広く展開しています。

またSocial Studies Day制度があり、関心のある社会貢献活動を会社のサポートを受けながら行えます。

このように、先進的な制度のおかげで社会価値創造に関心が高く、社員のみなさん自らが花椿基金を続けるために頑張っておられます。
社友含め3000名以上が参加されているそうです。

復興支援寄付付きフレグランスに代表される寄付付き商品を販売する事業型や、花椿基金に代表される募金型を通して、社会に「寄付という価値」を広めている資生堂。
創業者の三方よしの思いを引き継ぎ、寄付というカタチで資生堂は社会に対する感謝の気持ちを還元しているのです。

社員のみなさんが主体的に且つ気軽に寄付ができるこの花椿基金を、資生堂が一企業として続けられていることに、わたしはとても心を動かされました。
創業理念を引き継ぎ、社会へ恩返しするという熱い思いをもって働いている資生堂の社員のみなさんを、改めて心から美しいと感じました。

社員の思いを寄付というカタチにし、社会に目を向ける・社会に貢献する仕組みを整えているからこそ、資生堂は社会を明るく照らす企業であると感じ、改めて同社の社会貢献事業に注目し、かつ学んでいきたいと思っています。
左から 桐葉 木勢 馬越
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今月は寄付月間。
コモンズ30ファンドの投資先企業さんの寄付の取り組みをご紹介したいと思います。
次回は、丸紅株式会社の100円クラブについてお届けいたします。

コモンズ投信 寄付のしくみ・寄付月間共同事務局 馬越裕子 


97.7%―カスタマー最幸戦略で結果を出したコモンズ流投資の秘密―


「共通KPI」
資産形成に関心のある人なら、きっと1度は耳にしている言葉ではないでしょうか。

KPIとはKey Performance indicatorの略で、組織やチームの最終目標を達成するための過程を計測・評価する指標のことです。「重要業績評価指標」などと訳されます。

金融庁は2017年3月、「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表し、金融事業者に対して、KPIを自主的に設定するように促してきましたが、個々の金融事業者が設定した自主的なKPIでは、一般の人たちが顧客本位の良質な金融商品・サービスを提供している金融事業者を選ぶのが難しいという意見が多く聞こえたため、誰でも簡単に金融事業者を比較できるようにするために、共通KPIが設定されました。

今、話題になっている共通KPIは、投資信託を販売している金融機関を対象にしたもので、

①運用損益別顧客比率
②投資信託預り残高上位20銘柄のコスト・リターン
③投資信託預り残高上位20銘柄のリスク・リターン

という3つの指標について、販売金融機関に公表させるもので、このうち運用損益別顧客比率において、コモンズ投信は他の販売金融機関を寄せ付けない強さを見せました。

97.7%というのは、コモンズ投信を通じて、コモンズ投信が設定・運用しているファンドを購入しているお客様(コモンズ投信では、ファンドを購入して下さっているお客様のことを「お仲間」と称しているので、以下、お仲間と表記します)のうち97.7%の人が、利益になっているという意味(2018年3月末時点)です。

ちなみに2位はレオス・キャピタル・ワークスの91%、3位はセゾン投信の84.9%というように、上位3位までを直販系投資信託会社が占めました。

さて、どうして「97.7%」という、他を圧倒する数字が出たのでしょうか。

4回に分けて、97.7%という数字の裏側にある秘密を、コモンズ投信代表取締役社長の伊井哲朗氏に伺っていきたいと思います。

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Q1、97.7%という数字は何を意味しているのですか。

投資信託の販売金融機関は、共通KPIとして「運用損益別顧客比率」の数字を公表しています。

もちろん、発表していない金融機関もあるのですが、各金融事業者が共通KPIの基準日とした2018年3月末で、36の金融事業者がこの数字を発表しました。

コモンズ投信の場合、基本的に直接販売の形態をとっているため、販売金融機関のひとつとして数字を発表したわけですが、正直、自分でもこの数字には驚いています。

97.7%とは、2018年3月末時点で、コモンズ投信が設定・運用している「コモンズ30ファンド」を保有しているお仲間のうち、97.7%の人たちは損失を被らず、利益を享受していることを意味します。

97.7%の内訳は、以下のようになります。

+50%以上・・・・・・・・・・・17.2%
+30%以上+50%未満・・・・・・29.1%
+10%以上+30%未満・・・・・・42.2%
0%以上+10%未満・・・・・・・・9.2%
-10%以上0%未満・・・・・・・・2.1%
-30%以上-10%未満・・・・・・0%
-50%以上-30%未満・・・・・・0.1%
-50%未満・・・・・・・・・・・0.1%

+50%以上が17.2%というのは、2018年3月末時点でコモンズ30ファンドを保有しているお仲間の17.2%が、50%以上のリターンを得ているという意味です。
逆に0%未満、つまり元本割れしているお仲間は、全体の2.3%です。

次に口座開設年別の損益状況を見てみましょう。2009年に口座を開いて、コモンズ30ファンドを購入したお仲間のうち99.4%の方の損益状況がプラスです。2011年から2013年に口座を開設した方は100%がプラスです。

これは、口座を開設した時期の、株式市場の環境もあるとは思いますが、基本的には長期にわたって積み立てて下さっている方が多いからだと考えています。

2017年は19.6%、2018年は12.3%の方がマイナスになっていますが、これはマーケットがやや荒れている状況のなかで、口座を開設して積立投資
を始めてからの期間が短いため、その効果がまだ存分に発揮されていないからでしょう。

これは良くお仲間の方や、これからコモンズ投信のお仲間になろうとして下さっている方の前でもよくお話するのですが、積立投資は長期間続けることで、初めて効果が現われるのです。

もうお分かりいただけたかと思いますが、運用損益別顧客比率で97.7%という、極めて高い数字を上げられた理由は、私たちの意を汲んで下さり、長期投資にお付き合いいただいているお客様が大勢いらっしゃるからです。
仮に、コモンズ30ファンドが優れた運用を行っていたとしても、すぐに利益確定のための解約をするようなお客様ばかりだと、運用損益別顧客比率の数字は上がりません。

それに加えて、いささか手前味噌ではありますが、ファンドの購入を申し込んで下さったお客様に対して長期投資の大切さを説明してくれた弊社コールセンター、コモンズ投信のさまざまな取り組みについて情報発信してくれた弊社マーケティングなど、まさにオールコモンズによる取り組みがあったからこそ、このような成果につながったのだと思います。<vol.2へ続く>
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次回以降のコンテンツ(予定)
Q、本当に長期で積み立てるだけで「97.7%」のお仲間に入れるのですか?
Q、コモンズ投信がどういう運用をしているのかを教えて下さい。
Q、長期投資の大切さを知ってもらうため、コモンズ投信はこれから何をするのでしょうか。

ユニ・チャームの創業者の言葉

おはようございます。渋澤健です。

先週、コモンズ30ファンドの投資先企業であるユニ・チャームの創業者の高原慶一朗さんのお別れ会に参列しました。没87歳でした。都内老舗ホテルの大会場で数千人の参列者が献花している花のステージの中央に飾ってある巨大な写真から、高原さんがすてきな笑顔で微笑んでいらっしゃいました。

喪主である高原豪久社長と最初にお会いしたのは今から30年ぐらい前。知人に誘われた飲み会でした。その時、ユニ・チャームの創業者の御曹司と知人が教えてくれましたが、当時では、その同い年の男性が日本を代表する名経営者になられるという先見力は私にはありませんでした。

それから、長年のブランクがありましたが、今から15年ぐらい前に、とある「論語と算盤」の勉強会で再会しました。その後、自分が立ち上げる長期投資のファンドに高原さんが経営される会社に投資させていただくという先見力が、またその時も欠けていました。2017年のコモンズ投信8周年イベントでは基調講演、そして、私との対談に登壇いただいています。

実は高原慶一朗さんとも財界文芸誌の「ほほづゑ」の同人として、ちょっとご縁がつながっていた時期がありました。ただ、数年前に退会されていて、同誌で私が担当している対談でお話をじっくりとお伺いする機会を逃してしまい、とても残念です。

お別れ会で献花を経て高原豪久さんとご挨拶を交わしてから、ご案内された別の大会場には高原慶一朗さんが残された言葉が大きな展示で紹介されていました。







言葉が、熱いです。

そして、このように創業者の熱い言葉を大切にしながらも、時代や事業環境の変化に応じて新天地を拓いていく会社は、良い会社だなぁと感銘を受けました。


これからの、ますますのご進展に期待しています!

アジアの世紀を実現するカギ


おはようございます。渋澤健です。今回の連休で秋の行楽を楽しまれた方々が多いと思います。私は土曜日の深夜にベトナムのホーチミンに入りました。「秋」という感じではなく、こちらでもこの季節では珍しい台風が現地に直撃するというタイミングでした。
  
Horasis Asia Meeting という国際会議に初めての参加していますが、世界経済フォーラム(ダボス会議)の事務局からスピンアウトしたFrank-Jurgen Richterさんが創設したグローバル・コミュニティのアジア版です。


全体の大型会議だけでなく複数の分科会(今回は6)を通じて様々な世界的課題について対話することが特長のようです。



また、この類の国際会議の魅力は、移動中に一緒になる、食事を取るときに一緒になる、セッションの間の立ち話でいっしょになる、などインフォーマルな場です。旧知との再会、そして、色々と面白い仕事に取り組んでいる新しい方々と知り合うことができます。この人とこの人をつなげたら何か化学反応が起こるかもなど良い刺激になります。

 ちょっとナイスなサプライズは日本人参加者が多いこと。中国人、韓国人より遥かに多く、ほば全部のセッションに日本人のスピーカーが入っています。

ただ、新興企業系が多く、残念ながら大企業はゼロでした。 来年のAsia Meetingの開催地は日本になる公算が高まっていますので、実現するようでしたら、大企業からの参加も期待したいですね。

私の役目は、本日のクロージング・セッションの全体会議のパネル、Realizing the Asian Centuryです。何を話そうか、考え中です・・・

たぶん、アジアの未来志向の参考のために、日本の過去の経験、150年前の近代化の「維新」について、ちょっと紹介しようと思います。

歴史では政治が注目されるが、
近代化を支えたのは経済力である。

政治は、過去の経緯に縛られる傾向があるが、
経済は、未来志向だ。

政治は、国境がある。けれども
経済は、ボーダーレスだ。

アジアの世紀を実現するカギは、民間力だ。

どうでしょうね。

おもしろおかしく

こんにちは、福本です。

イノベーションの側にはいつも、“はかる”技術がある。
11月21日、創業以来、“はかる”技術で成長を続けている堀場製作所さまをお迎えしコモンズ30塾統合レポートワークショップを開催いたしました。

投資先企業、コモンズ投信、そしてお仲間の皆さまとの「対話」の場として恒例となった当イベント。今回は、堀場製作所さまをお招きし、管理本部 経営管理部 IR担当副部長 上杉さまよりお話をいただきました。当イベントは、夏にびわこ工場でも開催しており、今回が2回目。
(堀場製作所 上杉さまのプレゼン内容はこちらからお読みいただけます
堀場製作所の創業者は??(あれ?真ん中は・・)

ご参加の皆様には事前にレポートにお目通し頂いた上でご参加をお願いするなど、まさに「対話による価値の共創」を目指す場とさせていただきました。

主に作成を担当された天井さん
メインのグループワークでは、社是でもある「おもしろおかしく」について様々な見方が飛び交いました。




「とてもユニークな社是で、これを前面に出すことで、レポートとしても個性が出ている。その一方で、どのように“おもしろおかしく”が事業展開の中で活かされているかがわかりづらい」

「“おもしろおかしく”を体現するようなエピソードをもつ社員の方も沢山いらっしゃるはず。こうしたエピソードが盛り込まれているとより面白くなるのでは」

一方、完成度の高さについてはこちらも色々な切り口で評価をする声が多く挙がりました。


「紙質、量ともにとても良い。また、デザインも洗練され、アピールや理解を深める工夫が随所に感じられた。雑誌のように、読みたいところから読める工夫もされている」等。
「さらに言えば、文字の大きさへの配慮、色使い、若手・女性社員などの写真も多用するとよりよいものになるのではないか」。




3-4年前、これからは、電気自動車が急速に普及するといわれた頃、車の排ガス測定装置で高いシェアを持つ同社に対し、将来を悲観する声も多く届いたそうです。

しかし、そもそもの“はかる”ことへのニーズはなくなることはなく、そこに対して、同社はおもしろおかしくの精神で取り組んでこられました。


参加者からのお声を受け、上杉さまからは、皆さまからの視点はとても参考になります、とした上で、
「“おもしろおかしく“は概念なので、一人ひとり解釈違う。でも、それでいいと。
一人ひとりの“おもしろおかしく”を集めたのが『堀場製作所』であると思っています。」
というお話もいただきました。

また、最後には、担当アナリスト末山より
「“おもしろおかしく”というのは、加点主義ということだと理解しています。
コモンズ30ファンドが堀場製作所の特長と捉えている点は、グローバルで様々な高いシェアを持つ“はかる”製品があり、その背景には高い技術力があること。
こうした力がある会社ほど持続的な成長が可能になると考えています。
また、何より人を大事にしているということが堀場製作所さんの強みではないか。
そういう文化がしっかり育まれているので、またいい人が集まってくるという循環を生んでいるのではないかと思う。」
というお話をさせていただきました。

双方向の対話から生まれる「価値の共創」。



こうした場をこれからも大切に育んで参りたいと思います。


大事な数字は「79%」


おはようございます。渋澤健です。11月中旬を超えてくると、一気に年末が訪れる勢いになるでしょうね。

さて、株式市場では勢いが欠けてきて見通しが弱気の「ベア派」が増えてきたように思います。私も世界の株式市場は既に「ベア・マーケット」に入っている可能性が高いと思います。米長期金利が3%以上に推移している状態では、足元の業績がそれほど悪くなくても、株式市場の将来に対する成長への期待プレミアムがはげ落ちる調整の可能性が高まるからです。

「貿易戦争」もボディブローのように効いてくると思っていました。やはり、モノの動きが世界で抑制されれば、お金の流れも鈍くなります。関税による悪い物価高がある中、景気の見通しが良くなくても、中央銀行は金融緩和へ展開するのも難しくなります。財政懸念で長期金利が更に上昇するようでしたら、株式市場の更なる調整が必要になるでしょう。

でも、仮にこれからの数年間の株式市場の行方が芳しくなくても、つみたて投資を実践する長期投資家にとっては、チャンスが訪れることを示してくれます。短期的な視野の投資家が株式を手放す傾向が高まれば、長期投資家は良い会社の株式が安く仕込める可能性が高まるからです。そういう意味では、自分はこれからの展開にワクワクしています。

毎月、コツコツと月間の生計に無理がない範囲でつみたて投資を実践すれば、価格が安い局面ではより多くの口数を購入できる。これが、つみたて投資の特長です。

タイミングは、わかりません。しかし、これから長期的な目線でつみたて投資を実践すれば、必ず、安値圏で仕込める時が訪れます。短期筋が尻尾を巻いて退陣しているようなときです。

コモンズ投信が考える長期投資とは「未来を信じる力」です。一人ひとりのその「力」はたくさんなくても大丈夫。毎月、「未来を信じる力」をちょっぴりだけ、積み立てることによって、将来の資産を形成することができるからです。

一ヵ月ぐらい前の報道で、コモンズ投信の知名度が全国的に一気に広まったことは大変うれしいことです。今までなかったような勢いでコモンズ投信への口座開設の申し込みをいただいていることは本当にありがたいことです。けれども、利益がある顧客口座比率が「97.7%」という過去の結果だけを見て、スポット買い(一括購入)で同じような結果をこの数年間において求めることは控えていただいた方が良いと思います。

「97.7%」という結果を20183月末で達成できた理由は間違いなく、「79%」のおかげです。
これはコモンズ投信の直販口座でつみたて投資を実践してくださっている比率です。長年、つみたて投資にお付き合いいただいているコモンズ投信の「お仲間」の口座がプラスになっているという因果関係は顕著に表れています。数年間のお付き合いだけでは同じような結果が出ない可能性があると思います。

97.7%」という数字は市場環境によって上下します。しかし、どのような市場環境でも「79%」という数字は維持したい。そのような意気込みがあります。どうぞコツコツと積み立てるコモンズ投信の長期投資に末永くお付き合いください!

あなたのお母さんに薦めたい投信は?

こんにちは、福本です。

11月18日、マネーフォワード主催の「お金のEXPO2018」が開催され、日本初の試みとなった
アクティブファンドピッチコンテストにて、「コモンズ30ファンド」が優勝いたしました!

マネーフォワード社長辻様より優勝の盾を受け取る伊井さん

もともとこのイベントが開催されるになった背景は、マネーフォーワードが「アクティブファンドの意義をもっと多くの方に知ってもらいたい」と考えたことにあります。

「長期・つみたて・分散」が資産づくり(資産形成)の王道ですが、一方で、運用のパッシブ化(世界的な潮流として、パッシブ運用への偏重が起きていること=パッシブとは、市場平均に連動する運用)が進んでいます。

悪いことではないのですが、単に市場に連動するパッシブ(インデックス)ファンドには”個性”がありませんから、資産づくりにおいて大切な「継続」ということについては意義を見出しにくいという弱点も出てくるのです。

アクティブファンドは、いつも私たちもお伝えしていますが、その哲学や運用者の顔が見えることで、運用リターンだけではない、プラスアルファを受益者の方にお返しできると思っています。

私たちもパッシブ偏重という潮流へのもどかしさを感じていましたし、アクティブファンドならではの魅力をより多くの方に伝えたいという想いを持っていましたから、マネーフォワードさんから
「新しい切り口でアクティブファンドの魅力をお伝えするイベントをやるのでぜひ参加してください!」というお話をいただいた時、いの一番で、「参加させてください」とお伝えししました。

コンテストは、6つのアクティブファンドの運用者が”7分”という時間で魅力を伝えるという内容です。

また、司会のマネーフォワード取締役兼Fintech研究所長瀧さまからは、冒頭、こんな説明がありました。
「昨今、FD宣言=顧客本位の業務運営というものがありますが、それになぞらえて今回のコンテストを言い換えると

お母さんに持ってもらいたい、薦めたい投信は?

ということになると思います。ぜひ、そういった観点で見てみてください」と。

なるほど言い得て妙だなと深く感心しました。

そうした経緯からスタートした本イベントですが、伊井は満を持して?最後に登壇。

しっかり会場の心を掴み、見事優勝させていただくことができました。
(参加者の投票によってその場で優勝者が決まる仕組みです)

さてさてどんなプレゼンで優勝したのか。
お楽しみはマネーフォワードさんからのレポートにて改めてご紹介します。
私たちがいつもお伝えしている哲学、そして想い、それが多くの方にも伝わったことが何より嬉しかったです。

こうした機会を作ってくださったマネーフォワードさんに改めて感謝申し上げます。

これからも、変わらず、アクティブファンドの神髄を追求していかねば、と肝に銘じた次第です。




    

投信業界の「革命」を促す独立系

おはようございます。渋澤健です。

先週、講演で初めて山口県萩市に訪れ、多くの明治維新を先導した人材を輩出したことで知られている松下村塾を見学しました。


現在は、市内の松陰神社へ移築されていますが、ちょっと山を登った元々建っていたところにもご案内いただきました。塾長の吉田松陰が生まれ育ったところで、現在はお墓があります。


この同じ景色を眺めながら、若い志士が新しい国づくりについて語り合い、夢を見て、実践したんだなぁと考えると感慨無量でした。もちろん、彼らたちだけで明治維新を起こした訳ではなく、多くの同志が新しい時代に向けて共感を覚えて、行動したから維新が実現したのです。

今年は「明治維新150年」と言われても、「ふ~ん、そうなんだ」ぐらいの反応が全国では一般的だと思いますが、山口県(長州)と鹿児島県(薩摩)では、かなりの盛り上がりを見せています。私の講演が、山口県NHKで報道されたくらいですからw。


明治維新を美化すべきではなく、実態は武力で政権を脅かした「乗っ取り」という批判もありますが、いずれにしても現状維持に対して「革命」というゲーム・チェンジャーであったことは確かでしょう。そして、改革とは権力の中心部から起こるものではなく、薩長のように、中心部から遠い、端のところから始まるものです。

現在は投信業界にも「革命」が起きていると数週間前の日経ヴェリタスが特集を組みました。確かに、今まで業界の秩序のゲーム・チェンジが求められている潮流があります。そして、金融庁が公表を促した「共通KPI」で運用損益別比率がトップ3社の共通点は、①ノーロード(販売手数料ゼロ)、②長期的な、③つみたて投資を推奨している独立系の投信会社です。業界の中心部ではなく、端っこです。

今回、松下村塾に訪れて、改めて「そうか!」と思いました。共通KPI上位三社の設立者の全員が「塾長」の指導を受けた塾生です。さわかみ投信の「ごきげん!」の澤上篤人さんは、投信業界の吉田松陰です!w

【POINTで日本知的障害者水泳連盟を応援】 ~みんなの水泳の絵 絵画展~

こんにちは。
ザ・2020ビジョン寄付のしくみ コモンズPOINT(ポイント)担当 馬越裕子です。

わたしたちコモンズ投信は、この寄付のしくみを通して、日本知的障害者水泳連盟の選手たちと出会い、選手たちの水泳に対するひたむきな想いや姿勢に感動しました。
そしてより多くの方々に大会会場に選手たちの応援に来ていただきたいと願い、連盟事務局と相談を重ね、選手たちによる絵画展を水泳競技大会の会場において共催させていただくことができました。
この夏、連盟事務局に寄せられたのは、21作品。
12人の個性あふれる魅力的な作品が集まり、そのいずれも、選手たちの「水泳が大好きである気持ち」「水泳に一生懸命である気持ち」が伝わってくるものばかりでした。

会場となったのは、第21回日本知的障害者選手権(25m)水泳競技大会が開催された金沢プール。
多くの選手やご家族がレースの合間に作品の前で足を止めて、作品に見入ってくださいました。



また作品を出展した選手たちも、自分の作品が飾られているのを見に来てくれました。





知的障害者水泳の選手たちの中には、自分の感情を外に出すことが得意でない選手もいます。
にこにこやって来るというよりは、無表情で現れる選手もいるのですが、何度も何度も自分の作品を見に足を運んでくれる姿から、選手の「嬉しい気持ち」を感じることができました。

また、作品を出展していない選手たちの中には、「これはおもしろい」とつぶやいて、写真を何枚も撮影して帰っていくという選手も。

絵画展の当日スタッフを務めてくださった連盟のコーチからも、「水泳選手としての彼らとはまた違った一面を見ることができました」という感想をいただきました。

リオパラリンピック代表 津川選手
私自身も絵画展の場で、ご家族や指導者の方々から、「レーンをまっすぐに泳いでいくというシンプルなルールの水泳競技は、知的障害者の選手にとってベストが出しやすいもの」「選手たちにどのように声かけをして、競技をサポートしているのか」など、様々お話をお聞きすることができ、更に知的障害者水泳の選手たちのこと、世界のことを知ることができました。
津川選手は、感想ノートにも一文字一文字とても丁寧に書き込んでくださいました。
この「みんなの水泳の絵」絵画展は、単に選手たちの絵を見ていただく場に留まらず、応援に来た人たちと、選手やご家族が交流できる場ともなりました。

この絵画展はコモンズの「お仲間」がコモンズPOINT応援団となって、展覧の準備を進めてくださいました。

また連盟の黒田事務局長も企画に賛同して、一緒に運営を進めてくださいました。
左が黒田事務局長 右がリオパラリンピック代表 中島選手
そしてこの絵画展は、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」寄付金対象事業として認められ、実現することができました。

絵画展にご協力くださったすべてのみなさまに、心から感謝申し上げます。

日本知的障害者水泳連盟の選手のみなさんの益々ご活躍を、みなさんと共に応援していけることを願っています。

引き続き日本知的障害者水泳の選手たちにご注目ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

メダル授与を担当したコモンズPOINT応援団
コモンズ投信株式会社 POINT担当 馬越裕子