「コモンズ10周年 感謝の集い」in 福岡

おはようございます。渋澤健です。

昨日は、福岡で「コモンズ10周年 感謝の集い」を開催しました!めずらしく女性の参加者が過半数で、お子さん連れの方々もいらっしゃり、とてもアットホームでコモンズ投信的な「投資セミナー」になりました。


「感謝の集い」では、伊井と私が一緒に登壇するレア?なシリーズです。後半には特長である、ワーク・セッションを通じて「対話」を促します。通常の「投資セミナー」では他の参加者とお話するきっかけがありませんが、ここでは同じ関心を持った参加者同士がワークを通じてお互いからも学び合います。


今回も「働き方」「健康」「教育」というテーマについて話し合っていただきました。


かわいい。


「働き方」「健康」「教育」は、皆が求めている目標であることは確かだと思います。ただ、その”ありたい姿”とはすぐに得られるものではなく、時間をかけて、コツコツと得られるものです。そういう意味で「長期投資」と同じです。


今回は、トレーディング部の渕上が会場運営のアシストを担当してくれて、いつもの明るいキャラで場を盛り上げてもらいました。


今回は会場で集合写真を撮り忘れたので、懇親会の場で!


さて、次回の「感謝の集い」は札幌へ向かいます。11月17日(日)です。是非とも、ご参加ください!

日経新聞の東アフリカツアー

おはようございます。渋澤健です。

10月にこれほどの大型台風が上陸とは。皆さま、大丈夫でしたでしょうか。

私は日本経済新聞の企画の東アフリカツアーの団長としてエチオピアとウガンダで視察を経て帰国する予定でしたが、ドバイから羽田の飛行機がキャンセル。結局、ドバイバンコク(一泊)羽田という行程で帰国しました。

アフリカで1週間ほど過ごしましたが、朝日がダイナミック!毎回、感動しました。



現在、アフリカの人口は12億人以上ですが、これが2050年まで倍増するという予測が立てられているので驚異的な経済成長の可能性、そして、多くの社会的課題を抱えている大陸です。従来の資源開発のための道路や港湾というインフラ建設への投資だけではなく、生活水準の向上を求める数多くの消費者から生じる需要の可能性については以前から関心を持っていました。

でも、今回の気づきは消費者という需要だけではなく、グローバル的に競争力ある人材の供給の可能性です。エチオピアとウガンダで、スタートアップのピッチイベントを設けていただきましたが、例えば現在の人口1億人強(そして、これから倍増する)エチオピアでは、AIテクノロジーの起業家の発表がありました。AIテクノロジーの産出国のイメージがない途上国と言いながらも、これほどの人口があれば、そこには絶対数の競争力あるグローバル人材の存在に気づかされました。


また、両国のピッチイベントでは、全てが社会的課題を解決しようとしている起業家でした。経済発展と共に社会的インパクトを目指す事業は、これからの世の中の常識になるという確信が高まりました。



エチオピアで開催されたAfrica Health Business SymposiumではJapan Sessionも設けられ、コモンズ30ファンドが設定来、投資先としてお付き合いいただいているシスメックスのマラリア検体装置の発表あり、アフリカ各国の保健省高官が関心を寄せていました。



アフリカ大陸で5つの拠点を持ち、ほぼ全ての国々の営業カバレッジしているシスメックスコモンズ30ファンドの投資先企業が、アフリカの人口増・成長と共に利益を上げる先行投資を確実に実施していることに大変心強く感じています。




また、アフリカと言えば大自然。ウガンダの西北部のマーチンソン・フォールズはナイル川の源流とも云われています。日常の邪気が吹き飛ばされる感動の聖地でした。この強烈な水量の流れも「一滴一滴の滴が大河になる」現象であり、それを渋沢栄一の合本主義(日本の資本主義の源流)と想いを寄せると、そこには、素晴らしいエネルギーの可能性があるということを感じます。




コモンズ投信が創立来、提唱している「コモン・グラウンド」も同じのはずです!

日本からの視察団がランドクルーザー4台で進行すると、住民の目を引きます。車窓の外から無表情で我々を見つめるウガンダ人。でも、こちらから手を振ると、にこりと白い歯を見せて手を振って返してくれます。


言葉が通じなくても、笑顔は共通言語であると感じたアフリカでした。

感謝!第11回コモンズ社会起業家フォーラム

おはようございます。渋澤健です。

土曜日は、第11回目、そして、令和時代の初めてのコモンズ社会起業家フォーラムを開催しました!社会起業家の登壇者、「コモボラ」(コモンズ投信の受益者=お仲間、tsumiki証券)、法政大学の佐野ゼミ、コモンズのメンバー、そして、もちろんご来場くださった大勢の皆さんのご協力のおかげで、今年も感動や出会いが多い、大盛況なイベントとなりました。どうもありがとうございます!



今年のスピーカーのラインアップも魅力的でした!

渡部 清花さん NPO法人 WELgee(ウェルジー)


湯浅 誠さん NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ

教来石 小織さん NPO法人 WorldTheater Project(ワールドシアタープロジェクト)

 


玄正 慎さん 一般社団法人 ファストエイド

林 伸彦さん NPO法人 親子の未来を支える会


馬見塚 健一さん 一般社団法人 ソーシャルスポーツイニシアチブ



秋本 可愛さん 株式会社Join for Kaigo


冨田 侑希さん イノベーションチームdot/株式会社dot


齋藤 悠太さん 株式会社KNOW


丹羽 典子さん 特定非営利活動法人にわとりの会


磯野 謙さん 自然電力株式会社




コモンズ社会起業家フォーラムの特長ですが、パワーポイントは使いません。スピーチの7分間。だからこそ、社会変革を起こそうとしている起業家の話に意識を集中できるのです。会場での質疑応答もありません。ただ、その代わり、休憩時間をたっぷりと取って、直接に起業家と対話できる機会を設けます。

そして、コモンズ投信のセミナーの特長と言えば、キッズの参加です!(会場のスピーチ中には赤ちゃんの泣き声がBGMでした!w)












それから、コモンズ投信が設けるセミナーにも目指しているのは、やっぱり笑顔!

お仲間(受益者=お客様)も。
コモンズのメンバーも。(元「お客様」でしたが。。w!)

今回のコモンズ社会起業家フォーラムにご参加して、ご満足な笑顔で帰られた参加者が多かったと思います。

みなさま、本当にどうもありがとうございました!


「10/5 コモンズ社会起業家フォーラムに出ます!」

こんにちは。
コモンズ投信馬越です。

いよいよ、第11回コモンズ社会起業家フォーラム開催まで後3日!となりました。
申込者ももう少しで300名になります!
そして、コモンズ投信のオフィス内も何やらばたばた。
社会起業家フォーラムは、社員総出で開催している一大イベント。
運用部、顧客業務部、総務部、それぞれに持ち場を担当していて、最終打ち合わせや準備が行われています。

さて、この頃になると当然、登壇者のみなさんも各自どきどきと準備を進めていらっしゃるところです。
7分間のスピーチの準備です。

下記は、登壇者のひとり、NPO法人WELgeeの渡部カンコロンゴ清花さんの本日のFBの投稿。

「10/5 コモンズ社会起業家フォーラムに出ます!
7分間、マイク一本だけで話す壇上です。

スピーチを作ってると、自分の思考の至らなさや、構造が抱えるジレンマにはまったり、現状ぶつかる壁、現代社会の闇、答えの出てないことがドバーッと噴出する。
そう、事業を作る、組織を前に進めるなんて、楽しくってきれいなことばっかりじゃない。

でも、その中から見えてきてる希望と可能性をお伝えしたいなと思っています。
難しいぜ、なんてことは言われなくてもわかってるし、みんなぶち当たってる。

あと、私たちの日常や新しい当たり前を。

福祉、環境、貧困、障がい、救命、外国人との共生…

今回、登壇される皆さんも、行政だけじゃ解決できないし、資本主義に任せてるだけでも未来が見えない、そんな課題に取り組んでる実践家の方々で、ぶつかりまくるだろう壁をどう乗り越えてるのか、興味しか湧かない!という感じです。

数年前、仲間も組織のカタチもなかった時期、「1日10人に話そう!」と勝手に決めていた頃の延長だと思って。
お声がけくださって感謝しています。

まだ、申し込み可能なので、週末ぜひお越しいただけたら幸いです
https://www.commons30.jp/seminars/detail/875 」

渡部さんに出逢ったのは、ちょうど1年前。
前回のフォーラム開催直前のタイミングでした。
昨年、コモンズ投信のオフィスにて

「難民は『難しい民』なんかじゃない。みんなが『当たり前』に『自分らしく』暮らせる社会をつくりたい」とWELgeeを立ち上げた渡部さん。
試行錯誤を繰り返しながらも、まっすぐな彼女の想いに、多くの若者が共感し、共に動き、サポートし、そして多くの大人たちが注目しています。

渡部さんについては、ぜひ下記記事もご覧ください。
https://wired.jp/waia/2019/04_sayaka-watanabe/
今回、満を持しての登壇!
彼女のスピーチに、どうぞご期待ください!

そして、ここでニュースです
今年から、コモンズの寄付のしくみSEEDCapの最終候補者3名のうち1名が、今回の登壇者の中から選ばれることになりました

どうやって選ばれるか。。。

フォーラム当日のアンケートに、参加者(ファンドの保有者に限りません)が推薦したい人を選んでもらう項目があります!
ぜひ、ご自分が応援したい社会起業家を、解決したい社会課題を、わたしたちコモンズ投信に教えてください。
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第11回コモンズ社会起業家フォーラム
2019年10月5日(土)13:00~16:00
東京都文京区@文京学院大学 仁愛ホール
第11回コモンズ社会起業家フォーラムは、社会課題解決のため自ら行動を起こした12名の社会起業家たちが集結。
マイク一本たった7分間でその想いを伝えるスピーチリレーイベント。
第10回コモンズSEEDCap授賞式も開催。

第11回コモンズ社会起業家フォーラム 懇親会の部
2019年10月5日(土)16:15~18:00
東京都文京区@文京学院大学 ビーズダイニング
残席僅かです。当日受付は致しません。
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幸と資本主義 MEからWEへ

おはようございます。渋澤健です。

「あなた方は、金の話や永遠の経済成長というおとぎ話ばかり。よくもそんなこと言えるわね。」

16歳のグレタ・トゥンベリさんの国連気候行動サミットでの怒りの演説を、どのように感じましたか? 批判の声も上がりましたが、私の率直な感想は、「確かに」でした。


私たち現役世代は、次世代、次々世代の嘆きや怒りに応えなければならない。

世の中の様々な課題へ、耳を傾け、目を開き、解決のために手足を動かさなければならない。そう、思いました。

私たちは、次世代、次々世代へ、どんな世の中を残すべきなのか。

答えは、明らかだと思います。


幸と資本主義は相容れない関係ではなく、合致する。 今のMEのためだけではなく、未来のWEへためにも。

そんな答えを、次世代、次々世代に残すべきです。

105日(土)に開催する第11回コモンズ社会起業家フォーラムでは、「そんなことを言える」精鋭が次々とステージに立ちます。「未来を信じる力」はおとぎ話ではありません。「未来を生きる力」を共に育みましょう。


コモンズ投信では、そんな「未来」を共に創るという想いを実践するため、コモンズSEEDCapという寄付プログラムを創業理念のDNAとして組み込んでいます。今回の登壇者から、参加される皆さんの応援により、最終候補のひとりが選ばれます。

一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、次の時代を共に拓く。

是非、是非、是非、ご参加ください! ご一緒できることを心より楽しみにしています!

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社会課題解決のため自ら行動を起こした12名の社会起業家たちが集結!マイク一本たった7分間でその想いを伝えるスピーチリレー

11回コモンズ社会起業家フォーラム
【フォーラム】東京都文京区@文京学院大学仁愛ホール
2019105()13:0016:00

【懇親会】同大学内ビーズダイニングにて
2019105()16:1518:00

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【登壇者紹介ブログ】また、何かの時にはお願いします。

この言葉、私が愛知県小牧市で行われている外国人児童学習支援の教室、にわとりの会を訪れた際に、帰り際にブラジル人の高校生が私の近くまで挨拶に来てくれた時の言葉です。
丹羽さんとブラジル国籍のこどもたち
A君の家族は、彼が幼少の時にブラジルから日本の愛知県に「逆出稼ぎ」。
その後、両親の離婚でシングルマザーとなった母と共に生活しながら、日本の学校に通っていました。

母親は日本語ができなかったため、息子の学校生活をサポートするのは難しい状況でしたが、息子の将来を考えて教育にはとても熱心でした。
そこでその母親の力になったのが、今回のフォーラムの登壇者のひとり、丹羽典子さんでした。

丹羽さんは愛知県の小学校において国語の教員をしながら、外国人児童の数が増えてくる中で、彼らに対する学習サポートの必要性を痛感し、尽力してきた人物です。

こどもたちには無限の可能性があるのに、彼らをとりまく環境によって彼らの未来が閉ざされてしまう、丹羽さんはその現状に憤りを感じ、にわとりの会を発足させました。

丹羽さんだから、にわとりの会
その命名通り、丹羽さんはなんともチャーミングな方です。


凡そ110年前にブラジルに多くの日本人が船で「出稼ぎ」に渡ったことをみなさんはご存知ですか?

言葉も通じない異国において、コーヒー農園などで苦労を重ねた後に、ブラジル日系移民はブラジル社会において成功を遂げ、ブラジル国民として受け入れられました。
世界最大の日系コミュニティーが誕生し、二世三世は医者や弁護士など高学歴を取得し、そして移民100年祭などの節目では、日系の国民だけでなく、国全体が敬意をもって祝福してくれる程の存在となりました。

しかし、地球の反対側にあるわたしたち日本の国民の多くは、その事実を知りません。

やがて、日本のバブル経済の際には、かつての移民の子孫が日本に労働者として戻ってくることとなりました。

いつか錦を飾って帰国することを夢見てきた一世たちの祖国に対する想いを聞いて育った二世、三世たちは、さて、日本でどのような待遇を受けたのでしょうか?

今、愛知県だけでも、外国籍のこどもたちは7000人以上いると言われています。
割合的にブラジルをルーツとしたこどもたちが多く、その背景には、日系ブラジル人の入国優遇がありました。

小学校における外国人児童数の割合も増え、中には、新1年生のほとんどが外国籍のこどもたちであったという地域の話も聞きます。

そしてそんな中で、「ダブルリミテッド」と呼ばれるこどもたちが成長しています。

わたしがにわとりの会を訪れた時には、A君だけでなく、4人の15,16歳の男の子が来ていました。

中には、来たものの、スマホの動画に見入るB君。
漢字の勉強に時間がかかるC君の存在があります。

 この2人は、中学を出てそのまま、エアコン掃除など、力仕事の職に就いています。

B君はブラジル人学校という母国語ポルトガル語で勉強ができる小学校に通っていましたが閉校となり、日本の学校へ。

C君は最初から日本の小学校に通いましたがほとんど言葉がわからず、親もサポートが難しかったので不登校となり、ポルトガル語でも日本語でも勉強の経験を積み重ねられないままに、中学生となりました。

これがダブルリミテッド

丹羽さんは、こどもたちのこうした現状に何かできないかと動きだし、あるカードを創り出します。

ペンでなぞると様々な言語で書かれた文字通りに音声が出る漢字カード。

このカードは、丹羽さんだけでは到底解決できない人数のこどもたちと、カバーしきれない様々な地域に暮らすこどもたちに対して、丹羽さん以外のより多くの指導員による学習支援を可能にしています。

冒頭のA君。

丹羽さんがこのカードを普及するにあたって伴走支援を受けた団体のメンバーに、A君に英語を教えてくれる人がいました。

その時の力が後押して受験に成功、彼は現在進学校に通っています。

照れた笑顔を見せながら、時には照れ隠しで友達とふざけながらも、教室の隅で集中して勉強をしていたA君。

「また、何かの時にはお願いします」
彼が何気なく私に言ってくれたこの一言が、今でも私の心に残っています。

一度助けられた経験のある子は、助けてもらう力をもつことができるのだと、わたしはA君から教わりました。

そして一方で、社会から助けてもらった経験のない子は、助けてもらう術がわからないままに育ってしまう。

丹羽さんは勉強の合間に、さりげなくこどもたちに質問をしています。

丹羽さん「今度の週末にここでイベントがあるけれど、来ない?」
〇君「予定があるんだ」
丹羽さん「そうなんだ、誰とどこに出かけるの?」

彼らが未来に向かってよりまっすぐに進んでいけるように、丹羽さんの質問は見守るお母さんのごとく続きます。

C君が言いました。
「勉強、がんばるよ。だって週4日働ける仕事がしたいから」

日本の中にいる外国籍のこどもたちの存在もまた、社会の隙間に落っこちて、多くの人たちがその存在に気付くことなく通り過ぎてしまう存在です。

今回の登壇にあたり、私が投げかけた「あなたは社会起業家ですか?」の問いかけに丹羽さんはこう答えてくれました。

「外国人の子どもたちが進学したいのに、自己実現したいのにできない様子をずっと見て見ぬふりをしていたけど、ちょっとしたきっかけでそれに関わり始めました。
一過性ではなく、持続的に行うようになったとき、わたしは社会起業家になったのだと思っています。」

10月5日!第11回コモンズ社会起業家フォーラム
丹羽さんの7分間のスピーチどうぞご期待ください!!!

帰りは最寄りの駅まで丹羽さんに送っていただきました!
社会起業家フォーラム担当 馬越裕子

是非、是非、是非、ご一緒にどうぞ!

おはようございます。渋澤健です。二週間連続の連休はいかがお過ごしでしょうか。沖縄・西日本は台風の影響で大変だと思いますが、くれぐれもお気をつけてくださいませ。

さて、こちらのややレトロ的な写真は・・・?


時は2009年10月6日。場所は東京都千代田区一番町。イベントはコモンズ社会起業家フォーラムの第一回目でした!

その半年ぐらい前に、私は初めてTEDx Tokyoを観客として参加して感銘を受けました。複数のスピーカーが通常のパネル・ディスカッション&質疑応答ではなく、次々とショート・スピーチに登壇するリレートークを展開し、質疑応答の時間は無し、でも、休憩時間をたっぷり取って、スピーカーおよび参加者同士の対話の時間を設ける。このスタイルに魅了されました。

リレーのピッチを高めるために時間を6分に制限(現在は7分になっています)。そして、聴講者がプレゼン資料の文字を追うのではなく、しっかりとスピーカーの話を聞くことに意識を集中してもらうために、投影コンテンツは無し。このスタイルで社会を変革する社会起業家にスポットライトを当てるフォーラムをコモンズ投信の主催で開催しました。

このようなフォーラムを開催したいと当時のメンバーに打ち明けたとき、「あ、そうなんですね」と目が点となりましたw。が、それは「ノーではない」と前向きに解釈して、会場を探し、知り合いのスピーカーに目当てを付け、また、ご紹介もいただきました。

当時は、かなり強引に一人で動いていた感がありましたが、今となっては社会起業家フォーラムはコモンズ投信が誇る年次の最大のイベントのひとつとなっています。コモンズ投信のソーシャル・エンゲージメント担当の馬越裕子のアクション(&パッション)のおかげで、コモンズ・メンバー全員の動員、そして、大勢の「コモ・ボラ」(コモンズ投信の受益者=お客様=お仲間&学生たちのボランティア・スタッフ)協働によるチームプレイにより、本当に素晴らしい、すてきなイベントになっています。

今年の第11回コモンズ社会起業家フォーラムは10月5日(土)に開催されます。


是非とも、ご一緒にどうぞ。毎年、ここから、必ず新たな気づき、新たな出会いが生まれてきます。これは第一回目からずっと変わっていないことです。過去のアーカイブはコモンズ投信のサイトに掲載されていますので、のぞいてみてください。そこに、コモンズ投信が10年かけて蓄積してきたトレジャーがあります。

でも、コモンズ投信が何を大事にしたいか。それは、ライブ感です。そのとき、その瞬間を、他のLike Minded同志と過ごすCommon Groundです。是非、是非、是非、ご自身で体感してください。お待ちしております!

お申し込み → こ ち ら  第11回コモンズ社会起業家フォーラム

すてきな懇親会も設けています → https://commonsforum11.peatix.com/

SEEDCap応援先が教えてくれたこと

こんにちは。コモンズ投信馬越です。
昨日引き続き、コモンズSEEDCap過去の応援先の社会起業家より、メッセージが届きました。

第3回コモンズSEEDCap応援先 侍学園 スクオーラ・今人 長岡秀貴さんより。


社会起業家フォーラムに登壇させていただいてから、
早いもので10年が過ぎようとしています。年を取るはずです…。
*当時の映像はこちらからご覧ください。

法人起業から5年。
まだ事業の認知度も法人経営も安定することなく
ただただ勢いとパッションだけで走り続けて息切れしかけてきたころだったと思います。
NPOとしては
「寄付を集める」ことはミッション達成のためには必要な事業ではあるのですが
様々なスキームを構築し、提案してもなかなかそれが受け入れてもらえない実感も出てきていました。
陥りやすい「NPO主宰者あるある」状態です。
そんなときにコモンズさんに声を掛けて頂き、事業のプレゼンテーションの機会を頂きました。

その後、まさか寄付先に選んでいただけるとは思いもしませんでしたが
孤独感を感じていた私にとって
コモンズのお仲間の方々に「認めてもらえた」という事実は
明るい未来を指し示していただきました。

そして「自分だけが」に陥りやすい主宰者にとって
同じ土俵で頑張っている同志(ナガオカだけが勝手に思っていますが)の存在は
「自分は一人ではない」というとてつもない安心感と
「自分はまだまだだな。もっと頑張らなくては」というモチベーションをもたらしてくれました。

一度だけではなく
この機会を基にOB会を主催して頂く事務局の方々のご厚情により
10年たった現在でもその「ご縁」は大切なものとして続いています。
「長期的投資」をミッションに掲げていらっしゃるコモンズ様の意図が
我々若輩起業家たちを前進させてくださっていることは間違いなさそうです。

第4回コモンズ投信周年イベントで、第3回SEEDCap応援先として登壇する長岡さん
長岡さんが応援先に選ばれたのは第3回目。
コモンズSEEDCapの寄付のしくみもまだできたてほやほやでしたから、わたしたち選定委員会もまだまだ試行錯誤の真っただ中だったことを思い出します。

その時候補に挙がった3人とも、活動のテーマは教育でした。
*現在は、違った社会課題に取り組む社会起業家から3人を選んでいます。
寄付金額も今の5分の1もいかない金額でした。

当時SEEDCap担当になったばかりの私は、寄付をお渡しするにとどめずに、ここからが始まりとばかりに、長岡さんたちの活動をこの目でと、まずは現地に赴きました。

ちょうど7年前の今ごろのことになります。

侍学園は、社会において自立した生活をおくることに困難を持つ若者たちが、自分らしく充実した人生を歩めるように後押しする、民間の共育施設です。
全ての学びを求める人のために、共に学ぶ「共育」を理念としています。

その侍学園の学園祭にお邪魔しました。

今でも、あの時の体育館での2時間を覚えています。
学園祭最後の恒例の学生さんたちひとりひとりの誓いの言葉の時間。
引きこもってしまった自分との葛藤の想いを、とても素直に、そして絞り出すように、ひとりひとりが話し終えるのを、そこに集まった観衆は、最大の応援の気持ちと共に聞き入りました。

生き辛さに向き合い、もがく若者たちの存在がそこにあり、そして日々あきらめずに寄り添う大人たちの存在がありました。

そして、少し遠く離れた場所にいるわたしたちも、「寄付」という形で想いを届けることができることをその時教えていただきました。

若者たちのことを、決して放っておきたくない気持ちを伝えることができる。

自分にとって本当は「どうでもよくない問題」に、誰かが自分に代わって対峙してくれている、その活動に、自分は「寄付」という形で参加することができる。

その「寄付」は決して大きくなくとも、その想いをもった人々が多く集まれば、それは大きな力となり、時に困難に打ちひしがれることもある社会起業家たち自身の背中を支えることもできるのです。

私たちコモンズ投信は、長岡さんを始めとするコモンズSEEDCapの応援先、そして社会起業家フォーラムの登壇者のみなさんから、「寄付」というお金の流れに、未来を信じる力が宿っていることを教えていただいてきました。


欲しい未来に「寄付」を贈ろう。

毎年春に社会起業家フォーラム登壇者のOBOG会を開催しています。
今年のOBOG会に、長岡さんの姿もありました。
長岡さんは、ご自分が経験したきたことを、次世代の社会起業家にも享受できたらと考えてくださっています。

すべては、より良い明日のために。

そして社会起業家フォーラムの次なる登壇者たちの多くは、OBOGのみなさん、そしてフォーラムに参加してくださっている参加者の推薦の中から選定されています。

今年10月5日に開催される第11回コモンズ社会起業家フォーラム。
そこに、長岡さんに続く、社会起業家たち12名が勢ぞろいします。
ぜひみなさまも会場へ!
あなたの心を揺り動かす社会起業家との出逢いが待っているかもしれません。

~・~・~参加者募集中~・~・~
第11回コモンズ社会起業家フォーラム
社会課題解決のため自ら行動を起こした12名の社会起業家たちが集結。
マイク一本たった7分間でその想いを伝えるスピーチリレーイベントへ
みなさまのご参加をお待ちしています。

2019年10月5日(土)13:00~16:00
東京都文京区@文京学院大学 仁愛ホール

第11回コモンズ社会起業家フォーラム 懇親会の部
2019年10月5日(土)16:15~18:00
東京都文京区@文京学院大学 ビーズダイニング

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「あたなにとって、SEEDCapに選ばれたことは、どんな意味がありましたか?」

昨日のブログでは、ファンドレイジング大賞2019で特別賞をコモンズ投信がいただいたことをご報告させていただきました。

さて、それでは改めて、コモンズSEEDCapというのは、寄付の受け手にとってどんな意味がある寄付のしくみなのでしょうか?

受賞のご報告をさせていただいたところ、過去の応援先の方々から、下記の声を届けていただきました。

「あたなにとって、SEEDCapに選ばれたことは、どんな意味がありましたか?」

第4回コモンズSEEDCap応援先マドレボニータ 吉岡マコさんより
会長渋澤と吉岡さん(2013年第5回社会起業家フォーラムでの授賞式にて) 


シードキャップに選んでいただいた頃は、ひたすら目の前の、「赤ちゃんを抱える産後女性」に向き合う日々でしたが、シードキャップで、老若男女問わずたくさんの理解と支援の声をいただき、これは改めて社会で支えていく問題であるということを、インストラクターもスタッフも、改めて自覚、実感した次第です。

そこから、カップル向けの講座やアプリ、法人向けプログラムなど、当事者の幅を広げてサービスを設計するようになりました。

わたしたちもコモンズのお仲間から推薦の声が戻って来た時に驚きました。
当初、女性からの指示が多いだろうという先入観をもっていたのですが、「奥さんの時には気づいてあげられなかったから」「自分の娘がそういう状況になったらと考えると」「パートナーが実際に産後うつとなりとても大変だったから」「これこそが少子化の対策になるのでは」と多くの男性からの推薦が寄せられたのです。

第5回コモンズSEEDCap応援先 かものはしプロジェクト 村田早耶香さんより
日経DUALにて対談
コモンズ投信さんのお客様と繋がることができました。
社会貢献意欲の高い長期投資家の皆さんと出会うことができ、サポーターとして応援してくださる方も増やすことができました!

そして、コモンズ投信さんという、とても良いイメージの企業さんに応援していただけて、「コモンズさんも応援しているんだね」というコメントをいただくことができました。

毎年春に投資先企業と共に開催するコモンズの周年イベントには、寄付先の方々にも登壇いただきます。
第6回の周年イベントでも、村田さんに登壇頂きました。その時ちょうどかものはしプロジェクトは、カンボジアにおいてこどもの人身売買に対する活動の成果をあげ、次にインドでの事業を始めるところでした。
周年イベントに参加された多くのコモンズのお仲間が、村田さんのお話に心動かされ、確実に成果をあげてきた団体の次なる挑戦を応援しようと、サポーター登録や寄付をするなど即座に行動に出られました。
自分の価値観をもって、これは投資(寄付)する価値がある、と感じられた時の行動力の速さにわたしたちも驚かされました。

第8回コモンズSEEDCap応援先 more treesの水谷伸吉さんより
more treesと共催でコモンズピクニックを長野県小諸で実現!


数ある社会課題の中から森林という分野が選ばれたことが嬉しかったですね。
その後、コモンズ投信の皆さんには資金的なサポートのみならず、イベントや告知などの面においても精力的に関わっていただき、親身になって「伴走」してくださった本当に心強い1年間でした。

また、過去のSEEDCap受賞者の方々に肩を並べるということは背筋が伸びる思いです。
決してこれまで手を抜いていたわけではありませんが(笑)、選ばれたことで、名に恥じぬよう、より活動を磨かねばと決意を新たにしたことをよく覚えています。

more treesの「都市と森を繋ぐ」というミッションは、わたしたちコモンズのお仲間たちと支援の現場を見事に繋いでくれました。それがコモンズピクニックにであり、間伐材でできた積み木を使ってのこどもトラストセミナー開催でした。

コモンズピクニックでは、more treesの活動の地である小諸にて、間伐の経験や、ワインなどの地場産業の見学を、お仲間やコモンズの社員と共に行うことができました。
水谷さんをはじめとするmore treesのみなさんは、普段から現地の方々との関係性を大切に培われてきています。そんな彼らのご案内ですから、わたしたちが目にできること、感じられることはプライスレスなものでした。
またこどもトラストセミナーは森林をテーマにこどもたちと共に学び、自分たちのお金の使い方がどういった未来に繋がっていくのか、そんなイメージをふくらますこともできました。
現在APORTでmore treesの新たな挑戦も応援中です!

さて、最後にこちらのラブレター(?)をご紹介させてください。

先日第9回コモンズSEEDCap応援先PIECES 小澤いぶきさんに応援期間終了の際にいただいたお手紙です。ご本人のご了承をいただき、ご紹介させていただきます。

渋澤さん 伊井さん 馬越さん コモンズ投信の皆様へ

いつもお世話になっております。
昨年SEEDCapに選らんでいただいてから、あっという間の一年でした。
その間ずっと伴走し、エンパワメントしていただき、本当にありがとうございました。

まだ小さく、周りから見たら海のものとも、山のものともわからない組織だったかと思います。そんな中、一緒に対話し、背中を押していただいたことで、東京でつくってきたモデルを水戸に展開するチャレンジをする一歩につながりました。

この1年の皆様の伴走を通して、コモンズ投信の方々がフットサルに参加してくださり、子どもたちに新たなつながりや出逢いが生まれ、新しい世界への扉が開きました。

また、私たちだけでは出会うことのなかった方々が、子どもたちとの未来を共につくる一員になり、関わってくださる機会が増えました。

保護者の方々向けのイベントやこどもトラストセミナーでのプログラムを通して、保護者の方々からの声を聞き、やっていることを子どもの日常に届ける方法を捉え直す機会をいただきました。

と思い返すと、この一年は皆様に伴走いただきながら、たくさんのギフトをつないでいただいた一年で感謝が溢れています。

このギフトを、子どもの孤立がない社会に、そして尊厳の尊重でつながる未来に紡いでいこうと強く思っています。
改めて本当にありがとうございました。
そして、これからも子どもの生きる世界に寛容な空気が巡る明日をつくるパートナーとして、是非ご一緒できますのを、楽しみにしております。
小澤いぶき

昨年の第10回コモンズ社会起業家フォーラムにて授賞式を開催
児童精神科医である小澤さんには、その立場から、子育てにおいて、今、何を大切にしたらいいのか、子育て中のお仲間たちとお話しするようなセミナーも開催していただきました。

すべてのこどもたちの成長を、みんなで見守っていくことができたら。。
その想いは、コモンズが目指す世界と共通しています。

このSEEDCapという寄付のしくみは、10年前、名もなき投資信託を運用販売する会社が長期投資のお仲間と共に始めた挑戦です。
最初は4万円、そして現在では101万円の寄付金額となり、伴走者としても、少しずつですが、力をつけることができてきました。

この寄付のしくみは、ファンドの運用販売と共に、コモンズ投信のミッションである「一人ひとりの未来を信じる力を合せて次の時代を共に拓く」を体現していくものです。
寄付も「未来への投資」と、わたしたちは考えているからです。

そして、コモンズSEEDCapらしさとは何か、、、そのことは常に、最終選考委員会でも問われ、議論を重ねるところです。

投資信託の会社を通して、コモンズのお仲間と社会課題に取り組む人々が繋がることができるしくみ、繋がることで、社会課題解決を多くの人が主体的に考えることができるしくみ、そして団体の活動を1ステージ押し上げることができたら、そんなことを願って、応援先を選定し、1年間伴走する、それがコモンズSEEDCapです。

現在は第10回目コモンズSEEDCapの受賞者 WITHALSの武藤将胤さんに対する応援期間が始まっています。



来る10月5日(土)開催の第11回コモンズ社会起業家フォーラムでは、武藤さんに対する第10回コモンズSEEDCap授賞式を開催。
また、11名の新しい仲間たち(スピーカー)の中から、未来のSEEDCap応援先が生まれるかもしれません。
ひとりでも多くのみなさまにフォーラムへご参加いただき、そして、このSEEDCapを未来に繋げるお仲間になっていただけたら幸いです!


コモンズ投信
寄付のしくみ担当
馬越裕子