今年も、パラ・パワーリフティング体験会&交流会に参加してきました!


今回、8月22日から始まる「世界選手権」前の貴重な練習会にお邪魔してきました。 
パリ・パラリンピックにも繋がる大事な試合前ですから、緊張感が漂っているのかな?なんて思っていましたが 
 
選手の皆さん同士でウエイトの挙げ方のアドバイスしていたり、お互いフォームを動画収めていたりする姿があちらこちらで。 

いつ来ても、選手もコーチのみなさまも温かくて、情熱的で、支え合っている素敵なチーム 

 

練習会の合間には、見学者のウエイト挙げ体験がありました。 

写真に写っている奥山選手は、自分から積極的に話しかけてくれるタイプではありませんが、ウエイト挙げ体験の時は必ず体験者の一番近くで、応援してくれる優しい選手です



今回は、数人ずつのグループに分かれて交流会があり、この競技を始めたきっかけ、プライベート
こと、身体の動かし方など、それぞれのが各選手にインタビューていましたが、とても丁寧にお答えいただけて嬉しかったです。
 




パラ・パワーリフティングのみなさんと交流するたびに、好きな選手増えていき、推しだらけになってきましたので、これからは箱推しです! 


そんな素敵な日本パラ・パワーリフティング連盟のみなさんイベントが9月7日(木)にあります。 
選手と一緒に「3秒ドラマ」なる競技体験や、選手自身の試合解説から舞台裏まで、 「世界選手権」の撮れたて映像と共に生報告もあるそうです。 

競技を知らなくても気軽にご参加いただけますよ!! 

 

  • インベント詳細 

日時:2023年9月7日(木)18:00~20:00頃まで 

場所:銀座松竹スクエア 1階 エントランスホール 

参加費:無料 

その他:飲食も入退場も自由です! 





【開催レポート】住宅遺産のための作戦会議 〜伊藤邸(旧園田高弘邸にて)〜 

こんにちは。
一般社団法人住宅遺産トラストの応援リーダーを務める運用部 奥翔子です。

7月29日の午後、第9回社会起業家フォーラム登壇者第13回コモンズSEEDCap最終候補者でもある木下壽子さんが理事を務める、一般社団法人 住宅遺産トラストとイベントを開催しました。

今回の会場は、著名建築家の吉村順三氏により建てられた旧園田高弘邸でした。

photo:齋藤さだむ

到着した瞬間に私はうろたえました。
門構えや緑、玄関の様子が私の祖母の家によく似ていたからです。眼前に電撃的に現れた"故郷"に思わず隠れて泣いてしまいました。こういった家が無くなって欲しくない、と改めて思わされました。

中へ入ると照明が控えめで奥ゆかしさと懐かしさを感じさせる空間がゆったりと広がっています。とりわけ登録有形文化財に指定されている部屋は、日が落ちて影が伸びてくると一段と陰翳の美に惹き込まれます。

photo:齋藤さだむ

時を経て建付けの悪くなった障子や雨戸を開けて縁側越しに見える葉っぱの揺れ、木々の間から漏れ出る柔らかな光は、東京にいることを疑ってしまうほどの安らぎを与えてくれます。

ピアニスト園田氏が使っていたピアノでコンプライアンス部長梶川が奏でるクラシックの優美な調べを耳に入れながら、もう完全に自分の世界に入り浸ってしまいました。


さてイベントが始まると、理事の木下さん・吉見さんによる現状の解説をお聞きしました。
(左から 住宅遺産トラスト事務局長 吉見さん 理事 木下さん)

地価が高い都市部では古い家を解体して土地を分譲した方が不動産業者やデベロッパーの利益が大きくなること、相続税の支払い期限までに継承者が見つからないと売却するほかなく、結果として貴重な建物が解体されてしまうこと、住宅遺産の所有者にとって建物の維持費、庭の管理費、固定資産税、相続税は大きな負担であることなどを教えて頂きました。

特に東京23区内の住宅は継承しようにも地価が高過ぎて手が出せません。定期借地権や移築といった土地建物分離の発想がカギになりそうです。

また、日本の文化財の仕組みにも課題があるとのことです。
欧米と異なり日本の文化財は所有者の承諾を前提としており、文化財に指定されることのメリットよりもデメリットが大きいと考える所有者は文化財指定を積極的に受けないケースも多いそうです。


参加者のみなさんがチームに分かれて解決策を考える作戦会議の時間もあり、
「相続税分を低利で貸し出す」
「大きな土地に移築先になる一時保管所を作る」
「式場などとして収益物件にする」
「データを採取・保存し、レプリカを作る」
などのアイデアが発表されました。
住宅遺産トラストへの質問や持続的運営のアイデアもたくさん飛び交い大盛況でした。


活動状況のお話では、住宅遺産トラストの創設から15年を経て、住宅遺産を巡る社会的課題に対する社会的認知がじわじわと広がっているそうです。

不動産会社の方から相談が来たり、物件の買い取りから1年は継承者が現れるのを待ってくれたりするようになったりと、今までには考えられなかった状況だそうです。

参加者のみなさんは様々な専門分野の方々で、中には金融、建築、不動産関係の方も少なくなく、住宅遺産トラストのおふたりにとって有意義なご意見、ご感想も多々お寄せくださいました。

参加募集開始早々に満員御礼となり、当日も欠席者なく積極的にご参加くださったみなさんのお姿からは、住宅遺産トラストの大きな飛躍を予感させられました。


参加できなかった方もご安心下さい。
10月に第2弾を京都で企画しています。
ぜひお楽しみにされていてください!

*住宅遺産トラストを応援!と思ってくださった方はぜひこちらから会員に!