(寄付月間公式認定企画) 学生たちの気づき@文京学院大学 〜社会起業家から学ぶ〜

2020年12月、6年目となる寄付月間がやってきました。

今年も寄付の文化を醸成させていこうとする啓発キャンペーンの賛同パートナー・リードパートナーを担うコモンズ投信では、様々な寄付月間の公式認定企画を展開しています。

その中に、今年は新たに学生の方々に対する学びの場の提供が加わりました。

毎年秋にコモンズ社会起業家フォーラム(こちらも寄付月間公式認定企画)の会場としてお世話になってきた東京・本郷にある文京学院大学

今年は新型肺炎コロナウィルスの感染拡大防止のため完全オンラインで開催、文京学院大学での開催はかないませんでしたが、多くの同大学の学生のみなさんがオンラインでフォーラムに参加してくださいました。

その後、更なる学びの場として経営学部 フィールドワークプログラムの履修生のみなさんが、授業の一環として社会起業家の方々にインタビューを展開。それぞれの学びを記事にすることにチャレンジしました。以下に代表の学生のみなさんの記事をご紹介します。

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経営学部3年生の記事

「使命感をもって、前例をつくっていく」

ポイント:自分の使命感を持つ

ポイント:自分の望む未来


1.前例を作るということ

NPO法人アクセプト・インターナショナルの代表理事である永井陽右氏は「前例を作っていく」ということを強く意識して活動している。そのため、世界で最も危険とされるソマリアでのテロリストやギャングの社会復帰を支援する活動を行っている。永井氏は「理論的に無理と言われていることや、必要だけど他の人がやらないことをやる」と語っている。彼のその考えは、危険地域を活動の場に選んでいたり、注目する人が少ない18歳以上のテロリストやギャングを支援対象としていることなどに表れている。「紛争を解決する教科書的なものはない」と語る永井氏は、テロリストの社会復帰という形で前例を作っていこうとしているのだ。


2.原動力となる使命感

そんな永井氏も最初はソマリアに対して恐怖を抱いていたと語っている。それについて現在の彼は「哲学のゼミに入ってニヒリズムに触れることで恐怖を乗り越えた。現地で人が死んでいく現状がある中で、今では恐怖ではなく使命感に従っている。」と力強く語っている。ソマリアでの活動を始めるきっかけとして、彼は「一番大事にするべきは命、と言われているのに危険だからという理由でソマリアの命が見捨てられているのはおかしい」という考えを持ったことを挙げている。このような使命感を持ち、理論や常識に囚われず目的に対して理性的に真摯に取り組む姿勢が彼の原動力だと言える。先述した永井氏の「前例を作っていく」という考えはこの使命感が大きく影響しているだろう。


3.望む未来と寄付

永井氏は「自分たちはビジネスではないため、資金源は寄付や助成金、日本での収益活動が主であり、紛争地で稼ぐつもりはない」という考えを持っている。また、彼は「支援者には理性的に考えてくれている人が多い」と語っている。

その理由として、自分たちの活動が注目や共感を得やすい活動ではないと同時に、感情に訴える方法で寄付を集めているものではないからだと語る。

彼は寄付に対して「自分が望む未来への意思表示というか、自分が望む未来に参加していく行為というか、そんな意味合いを感じます」と語っている。彼の活動や精神が強く反映された発言と言える。

また、永井氏は今の若者に対して、「出来ることから考えるのではなく、使命感などに従って行動してほしいと思っている」と語った。


4.使命感と寄付について感じたこと

永井氏の活動について知った時、何故このような活動を始めたのか気になった。

永井氏の発言や活動から力強さを感じた。インタビューをするにつれてその力強さの正体が強い使命感であることが分かった。永井氏は今の自分に出来ることを基準に考えているのではなく使命感に従って行動していて、自分がやりたいことをやっている感じが彼の言動に現れている。

新しいものを生み出すにはこのような考え方や行動に移すことが大切だとも思えた。また、感情に訴えかけて寄付を集めるのではなく、やっている事業そのものに共感する人から寄付されていることも印象に残った

彼の寄付に対しての考えも上記のことを反映していてとても印象に残っている。寄付とは意思表示であり、自分が望む未来に参加しにいく行為であるという考えは、自分の寄付への漠然とした意識をはっきりとさせてくれるものだった。一時の感情に左右されず自分の持つ使命感と望む未来を照らし合わせることが寄付において大切だと感じた。


経営学部3年生の記事

「アフリカの薔薇を通じて、世界に笑顔を届ける」

ポイント:施し、施される関係ではない自立を目指した事業

ポイント:カーボンオフセットによる環境への取り組み


1.本当の意味でのフェアトレードを目指す事業

Welcome How can I help you!(どうすれば学校をもらえるんだい)」

学生時代、『AFRIKA ROSE』の萩生田愛代表は、NGOとして小学校の建設のボランティアを目的とし、訪問したケニアの村で言われたこの言葉に衝撃を受けた。様々な国際NGOがこの村を訪れ、支援をし、去って行ったためか、それらに依存する“援助慣れ”の状態を生んでしまっていた。加えて、ケニアの抱える問題である雇用の機会が少ないために40%を越える失業率と学校に通えず、働かなければならない現状があった。

萩生田代表が現状を知り、与えるだけの援助・寄付に疑問を抱いていた中、薔薇を売る青年に出会った。「ケニアは薔薇輸出量がナンバーワンなんだ」と誇らしげに語る様子を目にし、「雇用を作りたい、援助慣れに加担するのはよくない、与える、与えられるのではないフェアな関係性で関わりたい」と思っていた萩生田代表は、この薔薇を日本で広めること考えた。

AFRIKA ROSEを通じて、「純粋に支援ではなく、薔薇を買うというその行為だけで雇用を作る貢献は、自然な形で依存を生まない関わり方である」と萩生田代表は語る。直接ではなく、地域のコミュニティのバランスを考え、必要なサポートを行う。

対等な立場として、ビジネスパートナーとして関わる“フェアな関係性”ヘの意識は、AFRIKA ROSEの軸となっている。


2.薔薇を届けたいからこそ、環境ヘの取り組みに向き合う

AFRIKA ROSEでは、今年の6月から『カーボンオフセット料金』を導入した。ケニアから薔薇を栽培し、飛行機で輸送する際には、CO2が排出されるが、一本の薔薇がCO2をどれだけ排出しているかを算出し、毎月輸入している本数分をオフセットするためケニアの植林活動に寄付を行う仕組みである。お客さんは1輪につき5円を支払うことで、この活動に参加できる。

萩生田代表は、ケニアから薔薇を輸入し販売するというフェアトレードな事業を行っている半面、地球環境の面で見ると、CO2を排出しながら薔薇を輸入し販売する事実に直面した。「総じて考えた時、地球にとって良いことなのだろうか」と新たに疑問や罪悪感を抱き、それらと向き合うことを決意したことが導入の発端である。

現代社会において、「我々が消費しているものや生活をしている中で、我々は一体どれだけの環境負荷をかけているのだろうか」という大きな課題を考えるきっかけ作りにも注力している。


3.社会問題に対して向き合うとは

今回のインタビューから、萩生田代表は、一貫して直面している社会問題に対して強く向き合っていると私は感じ取った。学生時代に感じた違和感に対して向き合うために、様々な逃げ道を断つことで、自身の信念を貫く覚悟を決めた話には驚いた。

また、AFRIKA ROSEとしての事業を開始した後にも、環境問題やコロナウィルスの影響による問題等に直面するも、素早い判断や策を投じることで、問題解決に向き合う姿勢は変わらないと感じた。ケニアの薔薇が輸入できない状況下においても、世界各地で廃棄されてしまう薔薇を仕入れることで、事業を継続することにも成功した。そして、コロナ禍に作られた『アフリカローズの12個の約束』では、自立分散型組織としての面を反映し、組織全体で問題に取り組む姿勢を読み取ることができた。

「信頼している相手に対してのみ行い、よりよい社会循環にする」という萩生田代表の寄付や投資への考え方は、自身が捉えている社会問題の解決の近道となる理論であるとも感じた。


経営学部2年生の記事

「子を想う女性へ」

林氏の思いの詰まったこの活動を知ることで多くの人の心が救われる

日本がどれだけ母親に負担をかけているのかを予め知ることで今後の対応が分かる


1.親子を支えるようになるまで

NPO法人「親子の未来を支える会」を立ちあげた林伸彦氏は産婦人科の先生である。「胎児を診療し、病気を見つけたときに、ただ病名を伝えるだけの医療をしたくなかった。日本には海外のように独立した胎児科はなく、今の日本で最も妊婦に寄り添えることのできる産婦人科医を選択した」と語る。もともと胎児や妊婦に対する思いが伝わった。

親子の未来を支える会の立ち上げメンバーの多くは男性だった。「病院では、人的リソースや個人情報保護などさまざまな課題があり、告知のあとに提供できるケアには限界がある。妊婦やそのカップルは、限られた情報と時間のなかで何をどう決めればいいかも分からずに選択を迫られ路頭に迷ってしまうことがある」と林氏は当時暮らしていたシェアハウスの仲間たちに現状を話した。「自分が産婦人科の課題に取り組んでいたとき、仲間たちが『もし自分が同じ立場になったときそういった事があったらどう行動すれば良いのかわからない』と共感してくれたことからこの活動を一緒に始めた」と語った。「そんな妊婦さん夫婦が迷わないようにすることを目的とする」その場にいたひとりひとりの思いが、悩みを持つ妊婦に寄り添ったことでこの活動が実現したのである。


2.日本のケアは手厚くない!?

日本では胎児の病気を積極的に見つけてはくれないと言う。その理由が親を不安にさせてしまうことや産まない選択をする人がいるためである。胎児の病気を理由に産まない選択をすること自体が日本では違法だ。一方、海外では母親の選択が尊重され、どんな選択をしてもそれが尊重される国もある。無脳症などを防ぐ葉酸が、日常生活で十分に摂れるように食事への添加が義務付けられている国もあるが、日本では、女性自身が知識とお金を持っていて、行動にうつさなければならない。そんな現状の中で、親子の未来を支える会は、妊娠中に胎児の病気や障がいがわかったとき、「そのカップルが向き合う現実や、決めなければならないことを整理し、カップルの選択を支える。どんな選択であれ寄り添い、一緒に考えていく」と真摯に向き合っている。


3.悩みをもつすべての人を支えるためにできること

今現在日本には胎児のことで悩みをもつ多くの妊婦や夫婦が存在する。人それぞれ悩みは違い、それを安心して相談できる仕組みがこれまでなかった。林氏は産むか産まないかを悩む家族に、考えて欲しいことをブックレットで伝えたり、マッチングサイト・メール・電話によっても相談に乗っている。

現在は「胎児ホットライン」という専門的知識をもつスタッフからのサポートを受けられるシステムを立ち上げている段階にある。多くの悩みを解決するのに大々的なことは私たちにはできない。しかし林氏は「寄付は思いの集大成だ。(このサポートを)使わない人でもこの事実に共感し、支えようと思ってくれる人々からの支援を寄付という形で受けることで、ユーザーが利用し、悩みの解決に近づく」と教えてくれた。そんな思いの集大成で成り立っていることを、悩みを抱える家族が知ることもまた不安の軽減になるだろう。


4.インタビューを終えて

とても身近な課題だと感じた。女性として、幼い頃から母親になることを夢見てきた。高校生の時、社会の授業において「もし自分の胎児が障害を持って生まれてくるとしたらどういった選択をしますか」というテーマでグループワークをしたことがある。その時、私は「確実に産まないだろう」と発言をしたが、周囲からはよく思われず、「子どもが可哀想だ」と言われた。それでも産まないという選択をしたのは、自信がないことや、逆に子どもが幸せな人生を送れないのではないかといった理由があったからだ。どんなに主張しても周りにはわかってもらえなかった。辛かった。当時を振り返り、今、その状況に置かれている妊婦さんや夫婦が大きな悩みを抱え、選択を迫られていると考えると心が痛かった。

海外とは異なり、日本はケアが手厚いわけではなく、ましてや違法であるという。驚きを隠せなかった。葉酸の存在すら、私は知らなかった。いつか結婚して妊娠をしたとき、きっとこの活動を知ったことにすごく感謝をする日が来ると思う。

今すごく悩んでいる妊婦さんには、この活動を知ることで、少しでも負担が軽減して欲しいと思うし、この活動がもっと認知されて欲しいと切に願った。そして、私も悩んでいる妊婦さんを支えられる一員でありたいと思う。


経営学部2年生の記事

「学校教育の在り方を変える」

教育格差の意味を知る

現状に疑問を持ってあるべき姿を見直す


1.現在の教育に意味はない!?

「日本で最も高い死因は自殺である。教育活動で「生きる力」を目指しているのにも関わらず、真逆の事実が日本全体にあり、社会課題になっているのはそもそも教育の目的・目標に沿った活動になっていないと捉えるべきである。」そう解釈をしめす中原健聡氏は、どうすれば教育の格差を埋めることができるのかを考え、その格差を埋めるために認定NPO法人Teach For Japanを手段にし、代表者として日々活動している。

大人が子どもの時に受けた教育の価値観がそのまま現代にも残り、大卒であることが企業の採用条件にある社会において、「学歴は本当に意味があるのか。 学力と学習力は別物である。子供たちの自己肯定感が低くなってしまう教育システムの違和感に気づき、多様な学習のニーズに対して共存できるような環境であるべきだ」と切実に訴えた。

「一般的に教育格差は、発展途上国の子供たちが学校に通うこともできず学習の機会がないことのイメージが強いが、日本においてはその次の教育格差が発生している。教育そのものが子供の生きる力になっているか、教育活動で認識できる人生の可能性が格差になっている。中には学校教育によって可能性を失った人もいる。」と答えた。すべての子供達が本質的な教育の目的・目標に沿った教育活動を受けることができているのか。そんな問題を胸に日本の教育の在り方を変えようとしているのである。


2.教育革新のために

中原氏は子供たちのための教育をするために、子供たちの意見を尊重している。「よく授業で先生が生徒に聞く、『分かる人?』を使わないようにしています。分かるか分からないかは重要ではありません。分からないということもひとつの意見であり、その子供たちが、その問題や目の前のことに対してどう思うのかが重要です。その本質的な子どもの疑問を教育者が消してはいけないと考えます」と促した。

「正しく問いかけることができるのか、正直に問うことができるのか、といった人としてどう在るかをフェロー(教員)の選考の際は気にかけています」と、子供たちが生きていく未来のための教育を語った。

共感する人々の投資・寄付をもとに、「教育格差をなくしたい」「子供たちは学歴や他者に人生を決められているような考え方を持たないでほしい」「自分自身がどう人生を生きたいのかという問いに向き合えるような環境がある」そんな未来を目指している。この活動への寄付、そして理解が子供たちの自由な未来を守っていくのだろう。


3.インタビューを終えて

とても考えさせられる内容だった。中原氏が「多くの企業は、大卒や学歴がその人の能力の何を担保しているのかの理解もないまま、学歴を就職採用条件に記載している。それは、人口動態やテクノロジーなど社会構造が大きく変化しているのにもかかわらず、ただ形骸化した採用の在り方だ。」と発言したが、正直そのとおりだと思った。

親から「大学は出て欲しい」と言われてきた。将来、どんな職業を選べばよいのかも、周囲の影響を受け、なんとなく意識しているところがある。興味がある分野を選択し、大学を選んだが、それすら何かに促された結果のように思えた。入らない選択肢だってあったはずだ。

本来であれば学びたい意思を持ち、それを自分の力にして歩みたい人生を自ら選択することが大切だろう。

中原氏が目指す教育環境。他者の意見や学歴による給与格差に惑わされず、明確な意思を持って、誰もが平等に楽しく学べるような世界を見てみたいと感じた。そして、これを機に、自分の気持ちに向き合い、どんな人生を送りたいのか、改めて深く考えてみたいと思った。


経営学部4年生の記事

「LGBTQとそうでない人が一緒に交流できる多様性な社会へ」

一橋アウティング事件がきっかけで、NPO活動に専念

寄付とは一緒に活動している仲間になること


1.一橋アウティング事件がきっかけで、NPO活動に専念

当時、世界的なLGBTQ権利運動が進む一方、日本は未だ強い差別や偏見が残り、カミングアウトしにくい環境が変えられていない。電通で働いた松中権氏は、わかい頃からゲイとしての悩みを持ち、それを乗り越えてきた経験がある。その経験を生かし、LGBTQの存在をポジティブに伝えていって、誰も自分らしく暮らせる社会をつくるために、2010年にNPO法人グッド・エイジング・エールズを立ち上げて、二足のわらじで働いていた。

一橋大学の法科大学院生の男性が同級生に同性愛者だとアウティングされ、校舎から転落死した事件が松中氏のNPO活動に専念するきっかけである。松中氏は、一橋大学出身のゲイのひとりであり、「まさに、彼は私でした」、「二度と同じような悲しい出来事が一橋大学で起こらないようにしたい」という思いで、勤めていた電通を辞めてNPO活動に専念することにした。LGBTQと社会を繋ぐ場づくりなどの活動を行い続いてきた。


2.寄付とは一緒に活動している仲間になること

寄付はどんなものであるかと問われると、「寄付は一緒に活動している感じにさせてくれるもの」と松中氏は答えた。寄付という言葉を言うと、お金を出すというイメージがあるが、単なる物質的なものだけではなく、さまざまな形態がある。行動を伴うボランティア活動やイベントへの参加、知り合いの間でLGBTQのニュースをシェアして、理解を広げたりすることも意義のある寄付だと松中氏は語る。

LGBTQの活動に参加できるのは、LGBTQに限らず、そうでない人も含まれる。「プライドハウス東京」はその例の一つである。LGBTQのアスリート、その家族や友人、そして観戦者や地元の参加者が、自分らしく、多様性をテーマとした大会を楽しめるように活動するとともに、2020年のレガシーとして、次世代のLGBTQの若者が安心して集える、常設の居場所づくりに取り組んでいる。それに参加して、仲間になるのも一つの寄付である。


3.お互い否定しないで理解できるように

一橋アウティング事件が起きた頃はほとんど認知されていなかったかもしれないが、現在はLGBTQという言葉が特に若者の間で一般常識的に使われるまでになった。しかし、偏見や差別は今でも根強い。また、あまり深く考えたことがない人が多かったとも思われる。今日この機会にいろいろなことを学べて本当によかった。ディスカッションでは他の人がそれぞれ考えたことなども聞けて、みんなお互いを尊重し、理解しようといった考えを持っているところがいいと思った。人がみんな違う考えや気持ちを持つことは当たり前の事なので、お互い否定しないで理解できるような関係を作っていきたいとおもう。LGBTQの話題だけではなく、次に何か偏見や差別の可能性がある課題についてディスカッションする際にも、お互い否定しないで理解できるような社会を創りたいと思う。

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今回の寄付月間ワークに参加してくれたのは、4年生、3年生、2年生あわせて34人。

全員がインタビュー記事を各々の想いを込めて作成し提出してくれました。


積極的に学生のみなさんを巻き込んでくださった平田先生によると、社会課題とその解決に尽力する社会起業家のみなさんとの今回の出逢いに、想像以上に学生のみなさんが大きな衝撃と影響を受けていたということです。


=以下、平田先生のコメント=

「『妊婦さんを支えられる一員でありたい』

『発言や活動から力強さを感じた

『強い意志が伝わってきた

『目標に向かって取り組む姿勢について学んだ

『お互いを尊重し、理解しよう


これらは、学生たちがインタビュー後に寄せた感想の中で用いていた言葉です。

コロナ禍にあって、言い表せない不安や焦りを感じながら日々を過ごしていた学生も多くいたかと思います。

そんな中で今回出会った社会起業家の皆さまの熱意と行動力は、学生たちに、希望と、広い世界の出来事を身近な問題として考えるきっかけを与えてくださいました。


どんなに厳しい環境下でも、自分を信じる。

そして、どうすべきかを考え、やり抜く。

学生に向け、社会起業家の皆さまより発せられる生きた言葉の数々に強い感銘を受けるとともに、多くの制約があるからこそ、行動することに価値が生まれるという気づきを得ました。


貴重な機会を頂きました社会起業家の皆さま、コモンズ投信株式会社様へ、この場を借りて厚く御礼申し上げます。」


全てのセッションにご一緒した馬越も、授業の始まりと、最後では、学生のみなさんの表情が全然が違っていたことに気づくことができました。

自分たちが暮らす社会、また、この先自らが担い手となる未来に対して、ある種の緊張感をもって主体的に考える表情が伺えました。

また寄付月間のワークであることから、寄付をひとつの軸として発せられた言葉からも、新たな気づきを見ることができました。


多忙にあられる中、快くお時間をつくってくださった社会起業家のみなさん、そしてこのような機会を設けてくださった文京学院大学の先生方に心から感謝いたします。


寄付のしくみ担当 馬越




【第12回コモンズSEEDCap最終候補者の3名のうち1名が決定】

こんにちは。

マーケティング部馬越です。

コモンズ投信には投資信託の運用・販売のほかに、もう一つの本業と位置付ける大切な取組みがあります。
それが寄付です。

*コモンズSEEDCapについてはこちら
https://www.commons30.jp/fund30/seed.php

コモンズSEEDCapの応援先は、毎年春にお仲間の皆さま※の声を参考に外部審査員を含む最終選考委員会において決定しています。
※3月末時点で当社口座にてコモンズ30ファンドを保有されている受益者

その選考過程は、過去のフォーラム登壇者全員を対象として最終候補者3名を選ぶところから始まりますが、そのうち1名は直近に開催された社会起業家フォーラムより選ばれます。

次回、第12回コモンズSEEDCap最終候補者3名のうちの1名を、先日のコモンズ社会起業家フォーラムに登壇いただいた『NPO法人チャイボラ 大山遥さん』に決定いたしました。

多くの応援と共感の声が、大山さんご自身と大山さんが取組む課題に寄せられ、今回の決定となりました。
大山さんのスピーチはこちらからご覧いただけます。

●自身が関わる仕事が児童領域なので、とても共感しました。これからの未来を担う子どもたちが、一人でも大切に育てられる。そんな世の中を実現して欲しいと思いました。また、活動内容を伺うに、社会インパクトの強さが一番大きいと想いました。

●行動力に脱帽です。そして課題を見抜く力やアプローチも素晴らしいと思いました。今自分の子を育てていて、毎日大変です。とてつもなく可愛いけれど、本当に大変です。それでも私は周りのサポートもあって、何とか子育てができていますが、それが叶わない人(可愛いと思いながらも暴力をふるってしまう等)も世の中にはいるのだと思うと、涙が出てきます。私自身も児童養護施設に関わりたいと願う一人ですが、何ができるのか分からないでいます。ぜひ将来、地域の人たちが児童養護施設に関わる受け皿が出来たらありがたいです。応援しています。

上記は当日参加された方がアンケートで伝えてくださった大山さんへの応援メッセージです。

第12回SEEDCap最終候補者他2名は、2021年2月実施予定のSEEDCap選考委員会において選定し、発表いたします。
2021年3月最終営業日時点で弊社にてコモンズ30ファンドを保有されているお仲間のみなさまは、2021年5月頃に予定されている最終選考で応援先1名を決定する際に重要となる「推薦の声の権利」があります。
ぜひ参加したい!という方はコモンズ投信にて口座開設、ファンド保有を期日までにご検討ください。

現在引き続き公開中の社会起業家フォーラムのスピーチ動画も視聴数を伸ばしています。
今年のフォーラムにはたくさんの初参加の方もいらっしゃいました。
またリアル開催からオンライン開催となった今年であっても、継続して参加してくださる方も少なくありませんでした。

毎年参加してくださるお仲間からこんな嬉しいお言葉もいただいています。

『今年も新たな学びと感動を戴くと同時に、皆様へのメッセージに「頑張ってください!」と書いたものの、「自分がもっと頑張らなくては!!」と思わせていただきました。何より響いたのは 皆さんの「行動力」です。第12回、干支で言えば1周。どんどん広がりながら継続するって、本当に凄いことだと思います。私は、この「社会起業家フォーラム」を通して沢山学び、価値観や概念も変わりました。本当に有難いことと思っています。登壇された方々も、視聴する方々も 多くの方が同じように感じ、感謝されていると思いますし、物凄い社会貢献だと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。』

皆さんのより良い未来へのアクションや未来を信じる力を生み出す原動力、このフォーラムがそういう存在であり続けられることはわたしたちコモンズ投信の本望です。
多くのみなさまのご参加と共感に心から感謝いたします。

第12回コモンズ社会起業家フォーラム登壇者ページが更新されましたので、今一度フォーラム登壇者のみなさまのスピーチと活動にご注目ください。
https://www.commons30.jp/fund30/entree.php



学生たちが感じた第12回コモンズ社会起業家フォーラム(法政大学 経営学部 佐野哲ゼミ編)

こんにちは、社会起業家フォーラムを担当しているうまごえです。

さて、気がつくともう6代目になりますね。
第7回コモンズ社会起業家フォーラムから開催スタッフとしてお手伝いくださるようになった法政大学 経営学部 佐野哲ゼミナールの学生さんたち。


今年のフォーラムは新型コロナ禍にあって開催は完全オンライン。
そんな中、スタッフとしての参加は難しくても、ぜひ何かできることはないかということで最後の交流会まで参加してくれた3名が、自身の感想を寄せてくれましたのでご紹介させていただきます。
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初めまして。
法政大学経営学部の小駒海晴と申します。
私はいま、就職活動に取り組んでいます。就職活動を通して、今までの自身の経験を振り返ったり、これから何を目指してくのかなどを明確にするなど、自分自身と向き合う時間が増えました。
しかし、そのように振り返りを行い、企業の説明会やインターンに参加しても、「本当にやりたいこと」が全く分かりませんでした。
それにもかかわらず、周りの雰囲気に流されて就職活動をつづけ、思ってもいない志望動機を考えるなど、悩みを持ちながら続けている状態でした。
そんな中、私が所属しているゼミ経由でこの社会起業家フォーラムの情報を得ることができました。それぞれの信念のもと行動をし続けている社会起業家の方の言葉を聞くことによって、新たな発見ができるのではないかと思い、参加を決意しました。
私が思っていた通り、社会起業家の方々の言葉一つ一つに発見がありました。それぞれの方が、大きな選択や決断をし、社会のために行動をし続ける姿にとても心を打たれました。
その中でもTech For Japanの中原さんやNPO法人チャイボラの大山さんには大きな影響を受けました。信念の強さや叶えたいことに向かって突っ走る行動力の強さは、ずば抜けて感じました。やはり、そういった強さが、「夢をかなえる人」と「夢をかなえるための準備で終わってしまう人」の差なのではないかと痛感しました。



他の社会起業家の方々からも、多くのことを学ぶことができ、とても充実した4時間を過ごすことができました。私自身が「夢をかなえる人」になるために、真摯に自分に向き合い、自分の選択に対して嘘をつかないで生きていこうと決意できました。
このような貴重な機会を与えてくださったコモンズ投信の皆さん、言葉と行動で新たな発見を与えてくださった社会起業家の皆さん、本当にありがとうございました。
佐野哲ゼミ 3年 小駒

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法政大学佐野哲ゼミナールの川本 と申します。
今年で大学生活も2年目を迎え、就職活動の時期が徐々に迫っていることを感じながらも、私は自分の将来がうまく想像できず、悩んでいました。そんな時に私が所属するゼミナールを介して、この社会起業家フォーラムの存在を知りました。
起業という言葉は知っているものの、大学卒業後は就職だけを考えていた私にとって、これは新たな世界を知ることのできる絶好の機会だと感じたため参加を決意しました。
実際に参加させていただくと、スピーカーの皆さんの社会に対する想いと問題解決のために自分にできることを考え、行動する姿勢に感銘を受けました。
特にNPO法人 e-Educationの三輪さんのお話にありました「国際協力が逆転する未来(途上国の若者たちが先進国の課題を解決する未来)」は素晴らしいなと感じました。
三輪さんのお話を聞く中で、海外の国々は良い方向に進んでいく一方で日本は大丈夫なのだろうかと不安を感じていましたが、先進国が発展途上国を支援することで日本の社会問題を解決することにつながるのだということを知ることができました。


最後になりますが、今回の社会起業家フォーラムを通して、想いを仕事にし、社会に還元していくことの素晴らしさや、そういったことが私たちにもできるのだということを理解することができ、私自身の将来に対する視野は格段に広くなったと思います。
今日からは日常生活の中に存在する様々な問題やそれらに対する自分自身の想いを大切にしながら生活していきたいと思います。
佐野哲ゼミ 2年 川本

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法政大学佐野哲ゼミナールの小原と申します。
ゼミ教授である佐野哲教授と渋澤さんとのつながりから、コモンズさんのイベントに何度か参加させていただいております。社会起業家フォーラムへは2度目の参加となりました。
今回一番印象に残ったお話は、NPO法人アクセプトインターナショナルの永井さんのお話です。

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昨今、世界中で話題となっている国連のSDGsという目標には「誰一人取り残さない」という大きな標語があります。そうしたこともあり、子供や難民、そして高齢者やLGBTQなど、取り残されやすい人々をどうにかしようという議論が各地で活発になされています。しかしながら、そこに、いわゆるテロ組織にいた人々、そして今もいる人々の姿はありません。
「未来を創る若者を応援しよう。」
「すべての人に人権を。」
などというときも、彼らはそこにいません。
テロや紛争、そしてこの世界中にある憎しみの連鎖を断ち切るためには、その文字通り、誰一人として取り残されない世界を、意識し実現していく必要があるのではないでしょうか。
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まさにガツンと頭を後ろから打たれたような衝撃を感じました。
安全でやりたいことをやれるような生ぬるい環境で育ってきた私には、彼ら側からの視点は欠如していました。
私事ではございますが、現在就職活動を行っております。これからの人生をどのように生きて、どのような社会問題に向き合い、そしてどのような価値を社会に与えていくか考えている最中です。
そんな状況の中、永井さんや他の社会起業家の皆様のお話を聞くことができて、視野が一気に広がりました。
「新しい気づきを得て、新しい自分に出会える。」
そんな一日でした。
今の自分にできることは本当に少ないですが、投資や寄付、ボランティアを行いながら、より良い未来を創っていく一員になっていきたいと思います。
佐野哲ゼミ 3年 小原

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法政大学佐野ゼミの3人の学生のみなさん、まっすぐなフォーラムの感想を届けてくださってありがとうございます。


みなさんの「新しい自分に出会えたこれから」も、とっても楽しみです。

みなんさんの「未来を信じる力」も応援しています!



第12回コモンズ社会起業家フォラーム当日の様子は、こちらのブログをご覧ください。
『自分の未来を信じる力を呼び覚まそう!』

第12回コモンズ夏休みこども絵画コンクール終了

今年も開催しました同コンクール!まずはこちらの動画をご覧ください。



日本各地のこどもたちが、未来の絵を描き、コモンズ投信に届けてくれました。

昨年に引き続き民間学童保育のウィズダムアカデミーの子どもたちも参加、また、今年は新たに社会起業家フォーラム登壇者OG であり昨年のコモンズSEEDCap最終候補者でもあった鳥居晴美さんの子供地球基金のワークショップに参加された子どもたちも「未来の絵」にチャレンジしてくれました。

以下同団体のニュースレターにて当日の様子をご覧いただけます。

2020712 群馬県館林市にてロヒンギャの子ども達

202087日埼玉県さいたま市・てらこや新都心の子どもたち達

https://www.kidsearthfund.jp/news/newsletter78/

そして今回コモンズ投信の社員の投票により目論見書の表紙となるコモンズ賞に選ばれたのはこちらの作品です。

「未来のエレベーター」(深海から宇宙まで1本の木がつなぐ)(9歳の作品)。


また特別賞は以下4点が選ばれました。

「30年後の平等院、今と変わって欲しくない」(6歳の作品)

動物がしあわせな世界(10歳の作品)

30年後の病院(9歳の作品)

30年後の公園(7歳の作品)


今年もたくさんの素敵な作品をありがとうございました。

これからもコモンズ投信スタッフ一同、子ども達の未来を信じる力、応援していきます!

マーケティング部 馬越裕子

資産づくり、避けてほしいこんな失敗

 今年もはや、9か月が過ぎようとしています。

年初、昨年末からの流れを引き継ぎ好調にスタートしたマーケットも、世界的なコロナ禍の拡大への懸念から3月には1月の高値から30%以上下落する事態に見舞われました。

その後、各国が協調して財政や金融政策をとったことが功を奏し、足もとで、マーケット全体としてほぼ、コロナ禍の前の水準にまで戻しています。

 

資産づくりをコツコツ励まれている皆さまにとっても、今年は学びの多い年だなあと感じているのではないでしょうか。

私たちは日ごろから、積立は「なるべく早く始めて、続けること。解約はお金が必要な時に」と繰り返しお伝えしています。



こうしたメッセージが届いていたのか、3月の下落局面でもつみたて契約の中止や減額、解約といった動きはそう多くなく、結果としてこの時期には安くたくさんの量が購入できたので、多くの方が6-7月には損益がプラスに戻っていらっしゃいました。

 

もちろん、積立投資そのものへの支出を見直さなければいけない、というケースもあると思います。

そういった場合でも、減額はするけれども休止はなるべく避ける、またお金が必要な場合は必要な金額だけ解約する、といった形で対応していただくとよいと思います。

一度休止をしてしまうと、再開には手間と気持ちの両面で二の足を踏んでしまいがちだからです。

 

また、コモンズでつみたてプランをご利用いただいている方の中には、コモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンの2つのファンドの両方で積立を行ってくださっている方も多くいらっしゃいます。

その中で、積立の合計金額はそのままに、ファンドごとの毎月の積立金額を変更するケースをたまに見受けるのですが、これは合理的な行動とは思えません。

具体的には短期的なパフォーマンスだけを見て好調な方のファンドの金額を増額する(もう一方のファンドを減額する)、といったケースです。
積立投資の有効性がより発揮されるのは、「一定期間、一定額を一定期間継続する」場合ですので、前述のように、金額変更は支出の面からその見直しなどが必要な時であって、基準価額の動きで判断するのはオススメできない、ということです。

 

資産づくりに、難しいテクニックや価格を追うことは不要です。

一度決めた金額を、なるべく継続すること、が成功の最大の秘訣です。

ものもお金も使われてこそ価値を生み出す


9/6(日)こどもトラストセミナーで 【メルカリ】を体験しよう!~ものとお金の価値を学ぼう~をオンライン開催しました。

参加してくれたのはコモンズ投信に口座を持っている25人の小学生です。(参加資格を問わない見学枠も設けました)

クイズやワークをふんだんに織り込んだ楽しい内容で、チャットや画面を通してのやり取りも活発で大変盛り上がりました!


当日のセミナーの内容や様子はメルカリさんの記事に詳しく書かれていますのでそちらをぜひご覧ください。

こども向け投資イベントで、メルカリを使ってものとお金の価値を学ぶワークショップを開催しました! #メルカリな日々

私たちが実施しているこどもトラストセミナーおかねの教室のなかで繰り返し話している「おかねは(ものも)ぐるぐる回って未来をつくる」というメッセージ。

メルカリさんが“ものとお金の価値を学ぶこども向けのセミナー”を実施していることを知り、一緒にセミナーを開催していただけないかオファーしたことがことのはじまりです。

実は、近頃はおかねの教室でも「メルカリ」の例をあげて、こどもたちに価値と値段の違いについて説明していたのです。

セミナーの最後にほんの少し時間をいただいて、こどもたちに「お金の循環」について話しました。

『ここに1000円札があります。私が1年間この1000円札を引き出しに入れて大事にしまっておいたとします。1年後この1000円が生み出した価値は??0円ですね。おかねは人の役に立つことができませんでした。

では、次に、私がこの1000円を使って何かを買ったとします。それを売ってくれた人はその1000円で別の何かを買い、さらにそれを売ってくれた人がその1000円でまた別の何かを買って…1年間で3人の人の手に渡ったとしたらどうでしょう? 1000円の商品が3回売れたので、売上1000円×3回=3000円となり、この1000円は3000円分の価値を生み出したことになりますね。さらに言えば、商品を買った3人も1000円分の価値の商品が手元に残っていますね!こうしておかねは世の中をぐるぐると回ることで人の役に立つ力を発揮します

「ものもおかねも必要以上に抱え込まずにぐるぐる回す!」

これこそ、これから私たちが豊かに元気に楽しく暮らすコツだと思います。』

今日のセミナーを聞いた皆さんはものもお金もぐるぐる回して、しっかり使える人になってくださいね、と締めくくりました。


おかねの教室ではこれまでも「価値」という抽象的なものの説明に試行錯誤を繰り返してきました。今回のようにものやサービスなど形ある目に見える具体例があることで、こどもたちも価値についてぐっと理解しやすくなったようでした。


メルカリはコモンズ投信のファンド、ザ・2020ビジョンの投資先企業でもあります。

「地球の資源が大切に使われ循環されていく豊かな社会を実現するサービス」「ものを捨てない選択肢や、ものを大切に使う気持ちを育み、これからの世界を生きていく子どもが、限りある地球資源を大切に使う循環型社会について考えるきっかけづくりの取組み」、そういった企業の姿勢や成長性を私たちは長期投資家としても高く評価しています。

メルカリさんとは今後も共に未来をつくっていくパートナーとして、様々な取り組みをご一緒したいと思いました。

マーケティング部 横山

アフターコロナの会社の存在意義とは

おはようございます。四連休はいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

私は、ほぼ予定が入っていないので、来週以降の講演資料の準備や締め切りがある複数の連載記事の執筆に当てています。が、予定通りに、なかなか事が進まないですね…w

さて、年末に向けて「銀行員のための『論語と算盤』とSDGs(仮)」という書籍企画の執筆の準備のために先週からご厚意いただいている地域金融機関の経営トップの方々に取材をお願いしています。

やはり色々とお話をお伺いしたり、意見交換すると色々なアイデアが浮かんできて、とても参考になります。いままでの対話の中で、これは良い!と思ったことをひとつご紹介させていただきます。

めぶきフィナンシャルグループの小野訓啓さんから頂戴したアイデアです。小野さんは(コモンズ30ファンドの取り扱いでお世話になっている)足利銀行の取締役の在任中に、私が主宰している『論語と算盤』経営塾の塾生になっていただいたご縁からお付き合いをいただいている方ですが、フットワークが軽くて知的好奇心が豊かな銀行マンです。

取材インタビューの内容は、アフター・コロナのこれからの地域金融機関の有り方について色々とお考えを賜りましたが、その最後の一言に小野さんがご指摘されたお考えが最も印象的でした。小野さんから「是非、使っていただきたい」ということなので、お言葉に甘えて、ご紹介したいと思います。

アフターコロナの会社は以下になります。


つまり

ですね。

ということは、、、この二つを合わせると

になります。

アフターコロナの(地域金融機関のみならず)会社の存在意義とは何か。それは「付き添う」こと。素晴らしいです!

株主資本主義からステークホルダー資本主義へという意識が欧米社会でも広まっている現在、確かに会社の存在とは、株主のみならず、社員、取引先、顧客、そして、もちろん社会や環境などと付き添うことが大事になります。

まさにコロナ禍を経て、社会が求めている会社の存在意義とはACCOMPANY(付き添う)ことで、よりよい人間社会を共創することだと思います。

会社の存在意義とは20世紀モデルであった「利益最大化」から21世紀モデルである「価値最大化」へと意識が高まっています。これが現在の時代の先進的な潮流だと思います。「付き添う」存在は、大事な価値を提供していることに間違いありません。

小野さん、素敵な示唆をいただき、どうもありがとうございました!