第13回コモンズSEEDCap選考に寄せられた声
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○従来より、住宅や建築物に対して興味(TVを見る程度で知識はありませんが)がとてもあって、1択で決めました。我々の投資運用でも同じように、じっくりと対象物(投資であれば企業)について精査・調査し、対話・検証を通じて良いものに力を注ぐ(≒投資する)となり、共通するものも感じており、理念・考えに共有していただける仲間にその良さを広めていくという意味でも共創のキーワードが繋がっております。
今後このようなアップサイクルな取組みが拡がっていけば、日本の魅力が高まっていくのではないかと感じます。(社員からの声)
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○継承する方たち。その中でわたしは、Japan blueの守谷さんを推薦します。藍をどう活かすか。藍染めだけではなく、絞りの技法の継承、藍の生産などにも繋がる。藍の深い色と魅力に引き込まれました。特に強く残してほしい気持ちから、推薦を決めました。 (お仲間からの声)
○藍は必ずしも必要とはしていないかもしれないですが、日本の伝統文化として何度もなくなりそうになりながらも残っていることが、とてもよいです。そういった文化は残ってほしいですし、現代風に進化させているところも共感します。また、藍の色合いをみたり、自分で藍染をすると、よりよい暮らしができると思います。なかなか上手に染まらないけど、出来たときの達成感があります。そんなところもコモンズと似ていると感じます。(社員からの声)
今回の全社員による討議、最終選考委員会において、最終候補者となった木下さん、守谷さんに対して、それぞれ5万円ずつの寄付金の授与、及び、1年間を通して共に様々な形でのコラボレーションを実現させていただくことと致しました。
お仲間のみなさん、社員が平和と同様に大切と考えたお二人の「継承への挑戦」を、様々なワークショップ、トークイベント、こどもたちとのこどもトラストセミナー、企業へのご紹介を展開する形で応援していきます
わたしたちコモンズ投信はこの1年が、第13回コモンズSEEDCap応援先最終候補者のみなさんと共に、未来につなげたい大切なものの継承に深く向き合い、共に模索し、次なるアクションを見つけていく機会となることを確信しています。
改めまして、今回の選定のご協力に、コモンズ投信一同、お仲間の皆様に深く感謝申し上げます。
第13回コモンズSEEDCap応援先をNPO法人PCV住岡健太さんに決定
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■住岡健太(すみおかけんた)さん
NPO法人PCV
https://peaceculturevillage.org/
■守谷玲太(もりやれいた)さん
株式会社アートモリヤ
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今回のコモンズSEEDCapの最終候補者3名および最終応援先1名は、下記の選考プロセスにて実施しました。
① コモンズ社会起業家フォーラムより、当日の参加者の声をもとに候補者1名を選出する。
→2021年10月2日開催第13回コモンズ社会起業家フォーラムより、守谷さんを選出。
② 最終候補者残り2名を、社内選考委員会にて過去のフォーラム登壇者の中より選出する。
→2022年5月、木下さん、住岡さんの2名を選出。
→YouTubeにて公開中:https://youtu.be/0slY8hj2YdQ
④ お仲間の皆さま(ファンドの受益者)からの推薦の声を募集する。
⑥ 内部、外部で構成するSEEDCap応援先最終選考委員会※を開催し、決定。
→2022年6月24日最終選考委員会にて住岡健太さんに決定
※最終選考委員会メンバー
■外部委員(五十音順)
高橋陽子さん (公益社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長)
山田泰久さん (一般財団法人 非営利組織評価センター 業務執行理事)
伊井哲朗
川端勝
平田仁志
馬越裕子 (事務局として)
今回第13回コモンズSEEDCap応援先に選ばれた住岡さんは、学生時代にアメリカ留学、アジア一人旅を経験し、25歳で起業。経営する飲食店が第6回居酒屋甲子園にて準優勝するなどの経歴をもつ人物です。
そして住岡さんは、広島市出身の被爆三世。
祖父母から原爆の体験を聞いて育ち”平和とは何か”が自身の人生の問いとなりました。
31歳でお父さまが亡くなられた事をきっかけに広島へ帰省し「平和をつくる仕事」をつくる活動をスタート。2021年には平和教育プログラム「PEACE DIALOGUE」を44カ国1万人へ提供。ビジョンは、世界中の人が「平和」について対話をする場を創造することです。
受益者であるお仲間の皆さま、社員から寄せられた声の中にも「今こそ、平和についての気づきや学びを得たい」とするものが多くありました。
住岡さんの平和への想いを次世代へ継承すべくスタートした「平和をつくる仕事」をつくる挑戦などに対する共感の声も多く集まりました。
外部の有識者と社員で構成する最終選考委員会においても異論なく、今回、住岡健太さんを第13回コモンズSEEDCap応援先に決定致しました。
【住岡さんへの推薦の声】
○戦争体験者である母が昨年84才で他界しました。母のように戦中・戦後を必死で生き抜いた人が日本全国でいなくなり、語り継いでいくという事が困難になってきています。
又、娘も長崎へ修学旅行に行きましたが、高齢化によるボランティア不足について同じようなお話を聞いてきていました。
ウクライナ侵攻が長期化しそうな今だからこそ『平和とは何か』という平和教育は本当に大切だと思うので、応援したいです。(お仲間からの声)
○お三方ともどれも素晴らしくて1つに決めるのが難しいですが、一番課題が重くて目に見えないものに挑まれる住岡さんに一票を投じます。日々、平和であることそれを持続させることを考える時、教育がとても大事だなと考えています。ただ藁をも掴むような課題で自分一人の考えでは無力しか感じません。住岡さんの挑戦を応援することで一緒に伴走することで何か私にも気づきがあることを期待します。(お仲間からの声)
○教育という観点で住岡さんを選びました。継承という視点から、お三方を選ぶことはできず、では、ほかの視点はないか、ということです。もちろん、他のお二人も教育的視点は多分にあるのですが、住岡さんの活動そのものが教育事業だと思うからです。教育とは、何かを教えることではなく、学び続けることを教えることだと私は思うのですが、「一人ひとりが自ら平和を発信できること」を目的に置いている点で、PCVに触れたこどもたち(や大人)が自分なりに課題を設定して、それぞれに平和を発信していくことを大事にしていらっしゃるのだな、と思い、それはコモンズが大切にしている見えない価値を見える化し、自ら選択する力をつける、ことにとても通ずると思いました。ご一緒できたら、こどもたちだけでなく、大人世代も含めたお仲間と平和を考える取り組みができることを期待しています。(社員からの声)
住岡さんに対する授賞式は、2022年10月1日(土)開催の第14回コモンズ社会起業家フォーラムにて行います。
皆さまもどうぞ私たちの寄付で実現する未来へのアクションにご参加ください。
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木下さん、守谷さんに寄せられた推薦の声をご紹介させていただいております!
第13回コモンズSEEDCap/推薦の声をご紹介!
今年もコモンズSEEDCap選考にご関心を持ってくださり、誠にありがとうございます。
現時点でお寄せいただいた推薦の声や、6月3日に開催しましたオンラインイベントでいただいた感想の声を下記にご紹介させていただきます。
平和の思いは一つではないはず。
このような平和教育を世界で進めようとしている本プログラムを応援したいと推薦しました。
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権利のお持ちの方はぜひ推薦のご協力、お願いいたします。
ぜひこの3組の候補者を、みなさまと共に盛り上げていきたく、何卒よろしくお願いいたします。
ソーシャル・エンゲージメント・リーダー
第13回コモンズSEEDCap/最終候補者3名をご紹介!
みなさん こんにちは!
コモンズ30ファンドの寄付のしくみコモンズSEEDCap(シードキャップ)を担当している馬越です。
コモンズ投信のお仲間のみなさま、ぜひこのプロセスにご参加ください。
わたしたちが考える社会起業家は、確固たる信念をもって、社会を動かそうとしている人物。
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フォーラム(2019年)当時のスピーチはこちらよりご覧ください
建築と不動産を橋渡しする仕事をはじめたところ、建築の世界では高く評価される貴重な住宅建築(住宅遺産)が不動産の世界では「古家」と呼ばれ解体される事例が後を絶たない状況に衝撃を受ける。
自由が丘の「園田高弘邸」の継承をきっかけに、志を同じくする仲間たちと住宅遺産を保存・活用する活動を開始。
2013年に一般社団法人住宅遺産遺産トラストを設立し、理事に就任。
戦後の日本の住宅市場では、住宅建築の価値は築年数でしか評価されず、税務上の減価償却を根拠に木造であれば20年ほどで価値はゼロとなり、スクラップアンドビルドが繰り返されています。
その中には、世界的にも高く評価される日本の遺産と呼びうるような貴重な建築も含まれています。
活動を開始からこれまでに14件の住宅遺産の継承を実現しました。
私たちは、住宅遺産を次の世代に引き継ぐことを目指し、これからも継承活動に取り組んでいきます。
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広島市出身の被爆三世。
祖父母から原爆の体験を聞いて育ち”平和とは何か”が問いとなる。
学生時代にアメリカ留学、アジア一人旅を経験し、25歳で起業。
経営する飲食店が第6回居酒屋甲子園にて準優勝。
31歳で父が他界した事をキッカケに広島へ帰省し「平和をつくる仕事をつくる」活動をスタートする。2021年には平和教育プログラム「PEACE DIALOGUE」を44カ国1万人へ提供する。ビジョンは、世界中の人が「平和」について対話をする場を創造すること。
これらの課題を解決するために継承者を育成し続ける仕組み「PEACE DIALOGUE」を立ち上げました。
PEACE DIALOGUEは広島の若者達が提供する平和教育プログラムです。
ボランティアが当たり前だった平和教育を有料とし、若者達は有償で活動を行う事が可能です。また若者は被爆者のレガシーを受け継ぎ、次は自分が発信する側となります。
被爆者のいない未来が訪れても広島、日本から平和のメッセージを発信し続ける事が夢です。
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日本伝統の藍と現代左官を世界で初めて融合させた、初代 藍左師。
独自の技法で創作活動を行う。
独学が故、常識にとらわれない作風は多くのファンを持ち、著名人の個人邸宅や有名ブランドの店舗デザインにも起用される。
藍を公益的に残していくため、新しい消費のカタチをデザインし衣食住へと活動の場を広げている。
遠い記憶へと繋がる、奥深い藍色。
美しい思い出を呼び覚ます、現代に生きる青の表現者。
コモンズ社会起業家フォーラムでの登壇以降、同期の仲間やOBの方々と交流することで、よりビジョンが明確になりました。
地元藤沢市とタッグを組んだBLUE HANDS PROJECTは、企業や飲食店の制服を障がい者と共に藍染めするプロジェクト。
農福連携、官民連携を実現し、賛同企業は6社に増え総受注枚数は2600枚を超えました。
2020年に立ち上げた鏝藍協会は今年4月に全国27社にて徳島を交流訪問。5月に海を越え、ロスアンゼルスの店舗内装を藍と左官で仕上げるまでに成長しました。
フォーラム会場を提供してくださった文京学院とのグローバルな新プロジェクトも立ち上げ中です。
衣食住への新しい展開も日々実現しています。
コモンズ社会起業家フォーラムの開催
フォーラムに参加してくださったみなさまの感想や応援の声を参考に最終候補者1名を選定(守谷さんが選ばれました)。
↓
翌年2月~4月
最終候補者2名を、社内選考委員会が過去のフォーラム登壇者の中から選定(木下さん、住岡さんが選ばれました)。
5月
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お仲間※に向けて、「どの候補者を応援したいか?それはなぜか?」といった推薦の声をお届けいただくお願いのメールを配信させていただきます(募集期間は6月13日(月)まで)。
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6月中旬
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10月1日
コモンズ社会起業家フォーラムにて授賞式
ひとりでも多くのお仲間のお声を最終応援先決定のために参考とさせていただきたく、何卒よろしくお願いいたします。
コモンズ スポGOMI大会2022@片瀬東浜海岸〜ゴミ拾いはスポーツだ!〜②
え、、、、主催者が勝っちゃうなんて。
ははは、お許しください。
正真正銘の真剣勝負でありました。
制限時間ぎりぎりまで河口でゴミを拾って集合場所に駆け込むコモンズの新入社員! |
コモンズBチームは河口で、燃えないゴミを多く回収できたことが勝因だったようです。
そして、16チームで集めたゴミのトータルは?
はじめての海岸でのごみひろい、こんなものが落ちているのかという発見と、小さなプラスチック片の実際を体験することができました。
大会という形式も楽しみました!
馬見塚さんが「行政にお遊び半分でやってんじゃないの?と言われた」とおっしゃっていたように、私も当初はチャラい感じでやっているのかと思いました。
コモンズの企画じゃなければ絶対に参加していなかったと思います。
ですが、参加してみたら、奇をてらったイベントでもなければ、子どもから大人までみんなが楽しめるイベントでした。
また、ゴミ拾いに使うトングひとつにしてもこだわりがあり、ささいなことでも人と人とのつながりをとても大事にしていることが伝わりました。
終わった後にみんなが優しい気持ちになれることに満足感がありました。
第11回コモンズ社会起業家フォーラム登壇者
フォーラム(2019年)当時のスピーチはこちらよりご覧ください。
https://youtu.be/0QJVn6Bn-i0
プロフィール 2

伝統や文化を継承しながらも、新しいイノベーションを生みだし続けています。
https://youtu.be/RVvDd-57VXI
プロフィール 3
田中 藍奈(たなか あいな)さん 阿部汐里(あべ しおり)さん

茅ヶ崎に拠点を置き、フリーペーパーの発行、訪問授業・イベント登壇、イベント開催など様々な形で情報を発信し、さまざまな世代を巻き込み、独自の目線で課題や魅力を楽しく発信している2人組。