第12期POINT応援先 最終候補3団体が決定しました!

 ファンドザ・2020ビジョンが第12期を迎えるにあたり、寄付のしくみコモンズPOINTでも新しい応援先を選定します。

こちらで次期応援先最終候補・3競技団体のご紹介をさせていただきます

<<最終候補団体1>>

【団体名】
一般社団法人日本パラカヌー連盟 

【ビジョンワード】
水の上は究極のバリアフリー

【Webサイト】

【パラサポサイト競技情報】

【アピールメッセージ】
カヌーに乗って水の上に出ると、壁も段差も坂道もなく、自身が選んだ方向に自由に進むことができます。
これが、ハード面からのバリアフリーです。
一度カヌーに乗ってみるとわかっていただけるのですが、今までとまったく違う世界が見えるスポーツです。
水の上では、自分が車椅子に乗っていることを忘れてしまうほど自由を感じられます。
その自由な空間を障害のあるなし関係なく誰もが同じ目線で同じように感じられます。
このように、同じ目線になって同じ楽しみを共感できる体験から、水の上では心のバリアフリーが生まれます。
これが、社会が求めている利用的な共生社会の形だと考えています。
 
競技としては『水上のF1レース』といわれるようにスピード感と爽快感が得られる点が魅力です。
2016年のリオパラリンピック大会から正式に採用された競技なので、パラスポーツでは歴史が浅く選手数も少ないため、
様々な可能性が秘められている点でも魅力的です。
日本でもまだまだ障害別の漕法や装具技術を研究しながら選手の強化に取り組んでいます。
選手だけでなく、スタッフも新しいチャレンジができる競技なので、これからの成長が期待されています。
将来の期待を込めて、パラカヌー連盟を応援してください。














【発信者】事務局長 上岡 央子さん

<<最終候補団体2>>
【団体名】
一般社団法人日本パラアイスホッケー協会

【ビジョンワード】 
双剣の戦士たちに刮目せよ

【Webサイト】

【パラサポサイト競技情報】

【アピールメッセージ】
パラアイスホッケーは、アイスホッケーのルールを一部変更して行う下肢障害者の競技で
恐らくパラリンピック競技の中で一番上達に時間が掛かる競技です。
戦う場が60m✕30mというアイスリンクであり、スレッジという不安定な競技用具に乗り、
フル装備の防具を着けて自分の力で前に進み、両手にスティックを持ってパックを左右の手で均等に扱うという、とにかくやることの多い競技です。
また、パラ競技で唯一身体への体当たりが認められており「氷上の格闘技」という異名の通り、非常に体力の消耗が激しく、試合中、選手は1分30秒~2分でめまぐるしく交代します。
シュートは時に時速80キロ以上になる実にスリリングな競技で、冬季パラリンピックの花形競技です。
難しい競技だからこそ上達したときの達成感や、試合で戦略がピタリとはまったときの爽快感は大きく
チーム競技であるため勝ったときの喜びは何物にも代えがたいものがあります。
全国的にアイスリンクのある地域は大変限られていますが、是非ともこの素晴らしい競技を一人でも多くの方の目に触れていただきたく、協会としても奮闘しておりますので、皆様方の「見てみたい」「体験してみたい」とのお声をお待ち申し上げております。


【発信者】理事 小山 幸子さん

<<最終候補団体3>>

【団体名】
一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟 

【ビジョンワード】 
卓球を通じてインクルシブな魅力を発信~共に支えよう~

【Webサイト】

【パラサポサイト競技情報】

【アピールメッセージ】

「卓球」というスポーツをされた事がある方も実は多いのではないでしょうか。

体験会開催時には卓球経験者でした!とのお声も多く、とても嬉しく思っています。

この「卓球」というスポーツは年齢、障がい、体力、体格差関係なく誰でもが楽しめるスポーツの一つです。

特に、パリ2024パラリンピックでは障がい者卓球界で初めての金メダル獲得ができ、障がいを持たれた方にも多くの勇気、希望を与える事ができました。

またその姿を多くの方に理解をしてもらい、理解者・共感者・協力者を増やすことをわたしたち団体の基本理念としています。

私たちの団体の選手と接する機会をもち、興味をもっていただけましたら嬉しいです。


ご支援をいただけましたら、私たちの団体の選手と卓球ができる機会を作りたいと思っています。誰かの困っているに共感できる場、ワクワクできる楽しみになる場、挑戦し切磋琢磨できる場として、私たちの選手を応援したいと思えるきっかけ作りとなる卓球体験会を開催し、この機会に顔の見える関係が作れましたら嬉しいです。


【発信者】事務局長 野村 春衣さん

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POINT応援先選定プロセスについて

STEP
最終候補3団体を、(公財)日本財団パラスポーツサポートセンターのご推薦のもとに、事務局となる当社で選出。

STEP2
ザ・2020ビジョンのお仲間(受益者)が、自分が推薦したい候補団体を最終候補団体の中から選び、その理由と共に事務局に提出。

STEP3
お仲間からの声をふまえて、社員による議論を経て、外部審査員をお迎えしての最終選考委員会で決定。

<応援期間>
次回ロサンゼルスパラリンピック開催年までの期間202812月まで)。
毎期末、社内にて継続応援の承認をとる。
応援先決定から1年後の「ザ・2020ビジョン」決算時の残高に基づき、寄付額を毎年決定し都度授与。
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<今期の選考スケジュール>
STEP1
→11月28日(木)  最終候補3団体を発表!
→12月4日(水) 12時~13時 最終候補3団体オンライン対談イベント開催

STEP2
→2024年12月18日ファンド決算日時点におけるザ・2020ビジョン受益者に対し、12月19日に選定協力のお願いのメールをお送りします。
→2025年1月15日 までにお知らせする指定フォームより推薦の声をコモンズ投信にお届けいただきます。

STEP3
→1月下旬、全社員による議論。
→1月下旬~2月上旬 次期POINT応援先最終選考委員会開催 プレスリリースなど発表予定
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応援先決定後は寄付をお渡しするだけでなく、応援先団体の活動に注目し、ファンドのご報告レターなどで大会や団体が取り組んでいることなど受益者のみなさまに情報を提供することで、広報活動にもご協力させていただいて参ります。

障がい者スポーツ競技団体の活動に伴走させていただくことは、ダイバーシティーに富んだ豊かな未来を共創することに繋がる確信しています。

引き続き、次期POINT応援先選定にもご注目、ご協力ください。

ソーシャル・エンゲージメント・リーダー
馬越裕子
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【パラ馬術さんと出会って3年が経ちました】

こんにちは。

ザ・2020ビジョンの寄付のしくみ、パラスポーツを応援する「コモンズPOINT」で、「日本障がい者乗馬協会」の応援リーダーを務めた顧客業務部の萩原です。

パラ馬術さんと出会って3年が経ちました。

この3年の間に競技を応援したり、馬術体験に行ったり、選手の方々との対話など、様々なイベントを通じて、この競技の面白さが分かってきたところです。

10月27日、秋晴れの中、JRA馬事公苑でパラ馬術競技をコモンズのお仲間のみなさまと観戦してきました。

今回の大会は、国内では最高峰の大会であると同時に、国際競技の位置付けとなっている大事な試合。

気持ちはパリでした☆

9月に開催されたパリでの大会、パラ馬術のグレードⅡのクラスに出場した、稲葉選手、吉越選手の演技も観戦できて嬉しかったです。

パラ馬術は馬と一緒に演技を行い、その正確性と技術性、美しさを競う競技です。

公平に競技を行うために、選手たちは障がいの程度によって5つのクラスに分けられ、グレードによって、歩く速度が違います。選手は改良された鞍、手綱、鞭、鐙など使用することができます。

決められた技術を行えていることはもちろん、人と馬が一体となって調和しているか等が審査されます。オリンピック、パラリンピックで、動物とともに行う唯一の競技です。また、男女の区別なく同じ条件で実施されることも競技の特徴です。

観戦したのは、音楽に合わせて、決められた動きを取り入れて行われる自由演技。

河野さんありがとうございました!

事務局長の河野さんより、審判が採点する際のポイントや見どころを丁寧に解説していただけたので、初めて観戦した方でも理解を深めながら観ることができました。

自由演技は、気に入った曲を使用し、規定の演技をしているだけではなく、相棒の馬の雰囲気に曲があっているか、音楽と馬のステップがあっているか、など厳しい審査があるため、競技用に音楽をアレンジする専門の方もいるそうです。

一緒に観戦をした普段から馬術を嗜まれている方も「高度な経路の構成でびっくり!」とのこと。
初心者からベテランさんまで、見応えがある試合でした。

今回4度目の観戦をした私の気づきは、試合が礼で始まり、礼で終わること。
武道の精神に通ずるところがありますね。
そして、試合前に選手紹介がありますが、必ず騎乗する馬の紹介もあること。まさしく人馬一体! 

試合後に選手の方が馬と会話をしている姿にもほっこり。
愛情なのか、それとも信頼関係なのか?人と馬がひとつになって織りなす競技のすばらしさを感じました。

JRA馬事公苑

秋晴れの馬事公苑
国際大会が開催される立派な施設であるだけに、選手と馬が演技を行うアリーナの地面は馬の脚に負担がかからないよう、砂だけではなくファイバーやフェルトを混ぜて作られています。競技後に地面を触らせていただきましたが、しっとり柔らか。

 


地面はしっとり柔らか

馬事公苑の正門から入ってすぐのメインオフィスには馬車や馬をモチーフにした遊具が用意されていたり、乗馬のシミュレーターや書籍があるラウンジがあり、馬に親しんでほしいというJRAの想いを感じました。

馬の像

そして随所に散りばめられた馬モチーフにも胸キュンでした。

あちこちにお馬さん

馬事公苑
所在地:東京都世田谷区上用賀2-1-1
公式サイト: https://jra.jp/facilities/bajikouen/

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パラ馬術の選手は国内で10名ほど。まだまだ選手の数が少ないことも知りました。試合を運営しているスタッフの数も少ないことは応援に訪れる度に感じます。もっと注目されれば、選手層が厚くなり、サポートする方も増えるのかもしれません。

コモンズPOINTで応援することになったことをきっかけに馬術との出会いがあり、今回のような体験を通じて様々なパラスポーツや選手、それを支えている方々の魅力を自分も楽しみながらお伝えできればいいなと思います。

この3年間コモンズPOINTはパラ馬術を応援してきましたが、来年からメインの応援先が変わります。

「ザ・2020ビジョン」のファンドを購入いただいているお仲間の皆様には、パラスポーツの応援先を選定に参加いただけます。

2024年12月には、応援先の選定に関するお知らせが届くと思いますので、コモンズからメールが届きましたら、次回の応援先にはどんな団体さんがいるのかな?とわくわくしながら一緒に考えていければ嬉しいです。

コモンズ投信 顧客業務部 

カスタマー・エンゲージメント・リーダー 萩原 由美子

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参加してくださったお仲間のレポートも必見です!

ぜひご覧ください。

パラ馬術大会を楽しむ~コモンズPOINTを通じての出会い~