2015年年頭のご挨拶

明けましておめでとうございます!

コモンズも本日が仕事始めです。
今年もお客さまから沢山の年賀状が届きました。
コモンズに頂く年賀状の特徴は、家族での年賀状が多いことだと思っています。
「こどもが産れたので、こどもトラストを始めますので、よろしくお願いします」
「今度は、まごころ(お孫さん名義のこどもトラスト)を始めました」
などのメッセージと共にご家族の楽しい雰囲気の写真が添えられています。
こうした年賀状に役職員一同、いつも感激しています。

2014年はNISA元年となりましたが、平成27年度の税制大綱には、「投資家のすそ野拡大・成長資金の確保」としてNISAの拡充と共にジュニアNISAの創設が盛り込まれました。
コモンズはジュニアNISAの重要性を2010年から一貫して主張し、同年には自ら「こどもトラスト」のサービスを始めました。2012年からはワーキンググループを立ち上げ、毎年、政府にも提言を行って参りましたので、ジュニアNISAの実現には本当に感慨深いものがあります。

こうした投資家のすそ野の拡大は、これまでも何度も「貯蓄から投資へ」を合言葉に試みられて来ましたが、何十年も実現していません。私は、2020年くらいから振り返ると、投資家のすそ野の拡大は2014年のNISA導入が起点になっていたと言われるのではないかと思っています。

これが実現するためには、如何に多くの資産形成層となる現役世代が、コツコツと将来に向けて積立て投資を始めるのかにかかっています。米国では401Kがその原動力になりましたが、日本ではNISAとジュニアNISAがその原動力になると思います。
コモンズは、今年も現役世代とそのこども達に向けて、こうしたサービスの拡充に努めて参ります。また、更に新しいチャレンジとして、今年はその動きを地域の金融機関と連携して進めて参ります。一歩ずつの前進となりますが、この歩みを続けることが“今日よりも、よい明日”につながると信じています。

2015年のコモンズのチャレンジ、是非、ご期待ください。
そして応援いただければ幸いです。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。


コモンズ投信株式会社
代表取締役社長 伊井哲朗