「6周年イベント ~運用報告①~」

周年イベントの内容を、シリーズでブログにUpしていきます。

まずは、第一部の運用報告を数回に分けてポイントを簡潔に説明します。
第6期の運用報告となりますので、中心は2014年1月21日から2015年1月19日の期間となります。
第一部のコモンズ30ファンド第6期の運用報告はCIOの伊井が説明しました。


〇はじめに
投資信託の評価のポイントでもある下記5つのPと、当社がとった行動=Actionを中心に報告が行われました。

 Philosophy=投資哲学
 People=人材
 Process=投資プロセス
 Portfolio=ポートフォリオ
 Performance=パフォーマンス
 Action=とった行動





○コモンズ投信の創業の理念と下記、ファンドの価値観
ファンドの価値観~Common Values(コモン バリューズ)~
生活者の「共感資本」が、企業の「持続性価値」の創造を支え、その果実が家計に還流する資金循環に貢献する

〇株価ではなく企業への投資
30ファンドは、最近は「長期集中投資」というカテゴリーに分類され、その中でも「バフェット型スタイル」と言われています。

〇イベントリスクは回避できるか
2013年は、日経平均株価で57%も上昇し、その上昇率はなんと1972年以来の41年ぶりだった。
しかし、そんな一年でも「日銀の黒田総裁就任で量的・質的金融緩和」、「シリア内戦」、「FRB議長交代」、「ウクライナ内戦」など、予想が付かないイベントが多数発生し、相場の振幅は大きな一年だった。こうした状況で、株価を追いかける投資手法は難しい。

〇ウォーレンバフェットのスタイル
そこで、株価を追わないバフェットの長期投資の名言が紹介された。

『常に、株券ではなくビジネスを買うという投資姿勢が必要です』
 ⇒価格ではなく、価値に投資をすること

『もし、市場が10年間閉鎖されても、全く問題ないと思う株式しか買うべきではありません』
 ⇒長期的な視点で、外部環境の変化に強い企業に投資すること

『信頼できるもの、そして10年、20年、50年経ってもみんなが欲しいと思うものをつくっていく事業なのか。これらが、私が投資判断するうえでの基準です』
 ⇒長期的な業績とそれを支える企業の強さを見つけること

つづく