「6周年イベント ~運用報告②~」
2015年4月13日月曜日
〇長期的に企業価値を高めていける企業とは
・ コモンズ30ファンドは、
「世界の成長も取り込める長期的に進化を続けられる強い企業に投資」
長期的に企業価値を上げていける強い企業を選びぬくと、結果として、真のグローバル企業が
多く投資対象としてピックアップされます。
こうした企業は、事業環境の変化にたいしても柔軟です。グローバルに事業を展開しているので、
世界の景気や地政学的リスクを見ながら事業展開もシフトできたり、為替の感応度にも耐性が出てきています。こうした企業に投資をしていると、一般個人投資家の投資判断を超える事業判断を優れた企業がしているので、短期的な市場の変動にハラハラドキドキ心配しなくても、ある意味で企業に任せておくことが出来ます。
〇コモンズ30ファンドの特色
・「30年」目線での投資
企業の寿命は30年とよく言われますが、強い企業は、その30年サイクルを乗り越えるために事業を進化させていきます。こうしたサイクルを乗り越えるくらい強い企業を探すという意味での30年です。
・「30社」に対する集中投資
バフェット氏を含め、世界の長期集中投資のファンドたちの平均的な組入れ銘柄数は20社から40社と言われています。30社への長期集中投資は、世界のスタンダードでもあります。
・「対話」
企業との対話においても長期的な価値創造に投資をしない投資家との対話は困難だと思います。長期投資家だからこそ、企業も胸襟を開いて対話に応じてくれます。また、お客さまとの対話においては、直販投信だからこそ直接対話が可能です。コモンズは、顔が見える運用会社として、皆さまと対話を行ってまいります。さらに、企業とお客さまとの対話を「コモンズ30塾」として回を重ねて来ました。株主総会でもなく、機関投資家向けの説明会でもない、ユニークな価値創造の場として、企業からもお客さま側からも好評です。昨年からはスチュワードシップコードとして、こうした対話が重視されはじめましたが、コモンズはこの対話を創業時から創業の精神の現われとして取り組んでいます。
〇銘柄選定プロセス
・企業価値を高めていける強い企業は、国内の上場会社約3700社のうち100社から150社程度と考えています。これは上場会社の5%未満です。そこからさらに絞り込んで30社に投資をしますので、上場会社の1%弱まで絞り込むということになります。
つづく