コモンズ投信伊井&渋澤より新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

また、平素より格別のご愛顧を賜りありがとうございます。

2021年の幕開けに、弊社代表伊井、会長渋澤より皆さまへのメッセージをお届けいたします。


【代表取締役社長 伊井からのメッセージ】

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

昨年は、コロナ禍で制約の多い一年となり、それぞれの環境においてご苦労も多かったことと思います。

そんな中、私が尊敬する経営者の方が「コロナが10年先の未来を連れてきた」との話しをされて、まさに我が意を得たりでした。


当社は、『投資は未来を信じる力』と説明させていただいていますが、一気にリモートワークやオンライン診療/教育が進み始めたりすることが現実となったわけです。


メディアを通じての情報だけではイメージが難しいことも、投資を通じて企業や社会とつながることで理解が進み、こうした新しい未来にスムーズに対応出来ることも増えていくはずです。


昨年末は、日経平均株価が30年ぶりの高値になりました。

30年前の株式市場は、上場会社数も1,750社程度。

それが30年で2倍以上になりました。株式市場にも新しい企業が増え、また、投資家も世代が変わって新しい価値観で市場に参加されています。

つまり、30年前の「価格」に戻ったことは同じでも、経済の価値創造を担う企業も資本市場に参加する投資家の価値観も大きく変わっているのです。


10年先の未来を手に入れた私たちは、次の30年に向けて次世代のための社会創りに取り組まなければなりません。

そのためにも、2021年も一緒に、未来を信じる力を育んで参りましょう!

本年もよろしくお願い申し上げます。


コモンズ投信代表取締役社長 伊井 哲朗


【取締役会長 渋澤からのメッセージ】

世界的なパンデミックの最中、変わるものと変わらないものは何でしょうか。

まず、変わるもの。それは時代です。

時代は常に変化するものです。

現在、ダボス会議が提唱している「グレート・リセット」もそうですし、およそ150年前に日本が封建国家から近代化社会へと転身した維新のときもそうでした。


では、変わらないものは何か。

それは人々の生活です。

その生活のあり方は変化しますが、人々の生活という存在は変わりません。

パンデミックの脅威があっても、私たちは生活を持続させなければなりません。


そういう意味で、人々は基本的に変化に抵抗する傾向があります。

昨日の一日の過ごし方は今日の過ごし方と同じと考え、今日の過ごし方も明日の過ごし方と同じと考えてしまいがちです。


でも持続可能性とは現状維持ではない。

時代変化に応じて一日の過ごし方が変化するから、私たちの豊かな生活を持続できるのです。


これは企業も同じです。

変化に抵抗する企業に持続可能な価値創造は期待できません。

そして、持続可能な価値創造に投資するコモンズ投信も同じ。

今年はコモンズ投信の変わらないもの、そして変わるものにご期待ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


コモンズ投信取締役会長 渋澤 健