【オンライン】 こどもトラストセミナー お年玉をどう使おう? ~お正月企画~開催しました!

2021年新年早々、東京都内の学童保育ウィズダムアカデミー3校にこどもトラストセミナーをお届けし、111日にはオンラインでも開催することができました。

今回のワークショップでは、お年玉がそもそも持っている意味を知ることから始まり、自分だったらどんな風にお年玉を使ってみたいか一緒に考えてみました。
お年玉がお金として配られるようになったのはいつから?
100年前から?」「それとも100年以内?
お年玉はお金でない時代、何だったかな?
石だったかな?」「おもちだったかな?

そもそもは新しい年、神様に捧げていたお餅、家長がその年も健康に過ごせるようにとこどもたちにもお餅を配った、これがお年玉の始まりと言われています。

それがお金に変わってきたのは、昭和30年代、高度経済成長の最中。
博物館に石が飾られているのを見たことがある!石だと思う」と答えてくれた子もいたり、お年玉がそもそもお餅だったというのは、こどもたちにはちょっと意外だったようです。
さて、新しい年がいい年になりますようにという願いが込められたお年玉をどうように使おう、と改めて考えてみたのが今回のワークショップでした。
つかう、ためる、ふやす、きふするの4つの使い方の中で、こどもたちは、ふやす、ときふするを今回新しく知ることになります。

ふやすは、「会社を応援すること」で、「お金に働いてきてもらうこと」だと伝えます。さて、どんな会社を応援したいかな?とこどもたちに尋ねると、やはりこの時期、「きめつのやいばのかいしゃ」に人気がありました。

また、ビックカメラ、任天堂と答えるお子さんもいました。
そして校舎横のクロネコヤマトのトラックをみんなで見て、コロナ禍である今、たくさんの人がいるお店に行くことなく、自分たちのところに欲しいものを届けてくれる会社の存在を意識して、「ものをはこんでくるかいしゃ」と記入してくれた子もしました。お父さんががんばっているので、お父さんの会社にという子も。
寄付先には、「みずをきれいにしてくれるところ」「WWF」「コロナ禍でがんばってくれる病院」「困っている人に」など、ありました。

「お金の使い方を分けて考えるのははじめてだったので、おもしろかった、これからもやってみたいと思います」と感想を教えてくれた子もいました。
オンラインセミナーへの参加の様子)


新型コロナ感染拡大の影響大きく大変なことの多い子育て環境ですが、お子さんたちの健やかなる成長を、今年もコモンズ投信は精一杯応援していきたいと思います。

2月には特別企画をご用意させていただきました!ぜひ奮ってのご参加、お待ちしています。
【オンライン開催】こどもトラストセミナー
渋沢栄一に学ぶmeからweへのお金の使い方
228日(日) 14:0015:30


12月末に開催しましたオンライン「寄付の教室」の様子は、以下ブログにてご紹介しております。
https://park.commons30.jp/2021/01/2020.html