【3.11 運用会社に出来ること】

皆さん、こんにちは。
コモンズ投信 伊井です。

11年前の東日本大震災の日も金曜日でしたね。
震災以降に生まれたこどもたちも1,000万人を超えたとのこと。
こどもたちや次世代の人々に何を伝えるのか、何を残せるのか。
改めて世代の責任を痛感します。

コモンズ投信は、「投資とは未来を信じる力」とお伝えしてきました。
当社が運用会社として何が出来るのかを原点に戻って考えてみると、明るい未来を創る企業や人々を投資や寄付を通じて応援することに尽きます。
しかも、投資信託を直接販売していますので受益者であるお仲間と一緒に。

その場が共有地=コモングラウンドであり、当社がグラウンドキーパーとしてよりよい共有地にしていく、そんな想いを強くしています。
例えば、これまで東日本大震災以降、毎年の社会起業家フォーラムには、東北で震災からの復興に頑張っている起業家の方々をお招きして、その熱い想いと取り組みを伺っています。

また、東北を大切な物流のエリアとして頑張っているヤマトHD、東北に工場を持つ東京エレクトロン、楽天イーグルスを展開する楽天グループなどをコモンズ30ファンドは投資し続けてきました。

同じことが、今回のロシアのウクライナ侵攻でも言えます。
ウクライナにある工場で働く社員とその家族への支援を積極的に行っている投資先企業も少なくありません。
本日も資生堂がロシア向け商品の輸出停止を発表する一方で、ウクライナからの避難民に向けて、寄付や生活必需品の支援を実施し、加えて罪のないロシア国内の社員の雇用と報酬の保証も行うとのこと。

こうした取り組みを積極的に行う企業を応援していきたいと改めて思っています。

今日は、特別の日として平和を祈り、改めて未来を信じる力を皆さまとともに育んでいきたいと思いました。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。