学生たちが感じた第12回コモンズ社会起業家フォーラム(法政大学 経営学部 佐野哲ゼミ編)

こんにちは、社会起業家フォーラムを担当しているうまごえです。

さて、気がつくともう6代目になりますね。
第7回コモンズ社会起業家フォーラムから開催スタッフとしてお手伝いくださるようになった法政大学 経営学部 佐野哲ゼミナールの学生さんたち。


今年のフォーラムは新型コロナ禍にあって開催は完全オンライン。
そんな中、スタッフとしての参加は難しくても、ぜひ何かできることはないかということで最後の交流会まで参加してくれた3名が、自身の感想を寄せてくれましたのでご紹介させていただきます。
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初めまして。
法政大学経営学部の小駒海晴と申します。
私はいま、就職活動に取り組んでいます。就職活動を通して、今までの自身の経験を振り返ったり、これから何を目指してくのかなどを明確にするなど、自分自身と向き合う時間が増えました。
しかし、そのように振り返りを行い、企業の説明会やインターンに参加しても、「本当にやりたいこと」が全く分かりませんでした。
それにもかかわらず、周りの雰囲気に流されて就職活動をつづけ、思ってもいない志望動機を考えるなど、悩みを持ちながら続けている状態でした。
そんな中、私が所属しているゼミ経由でこの社会起業家フォーラムの情報を得ることができました。それぞれの信念のもと行動をし続けている社会起業家の方の言葉を聞くことによって、新たな発見ができるのではないかと思い、参加を決意しました。
私が思っていた通り、社会起業家の方々の言葉一つ一つに発見がありました。それぞれの方が、大きな選択や決断をし、社会のために行動をし続ける姿にとても心を打たれました。
その中でもTech For Japanの中原さんやNPO法人チャイボラの大山さんには大きな影響を受けました。信念の強さや叶えたいことに向かって突っ走る行動力の強さは、ずば抜けて感じました。やはり、そういった強さが、「夢をかなえる人」と「夢をかなえるための準備で終わってしまう人」の差なのではないかと痛感しました。



他の社会起業家の方々からも、多くのことを学ぶことができ、とても充実した4時間を過ごすことができました。私自身が「夢をかなえる人」になるために、真摯に自分に向き合い、自分の選択に対して嘘をつかないで生きていこうと決意できました。
このような貴重な機会を与えてくださったコモンズ投信の皆さん、言葉と行動で新たな発見を与えてくださった社会起業家の皆さん、本当にありがとうございました。
佐野哲ゼミ 3年 小駒

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法政大学佐野哲ゼミナールの川本 と申します。
今年で大学生活も2年目を迎え、就職活動の時期が徐々に迫っていることを感じながらも、私は自分の将来がうまく想像できず、悩んでいました。そんな時に私が所属するゼミナールを介して、この社会起業家フォーラムの存在を知りました。
起業という言葉は知っているものの、大学卒業後は就職だけを考えていた私にとって、これは新たな世界を知ることのできる絶好の機会だと感じたため参加を決意しました。
実際に参加させていただくと、スピーカーの皆さんの社会に対する想いと問題解決のために自分にできることを考え、行動する姿勢に感銘を受けました。
特にNPO法人 e-Educationの三輪さんのお話にありました「国際協力が逆転する未来(途上国の若者たちが先進国の課題を解決する未来)」は素晴らしいなと感じました。
三輪さんのお話を聞く中で、海外の国々は良い方向に進んでいく一方で日本は大丈夫なのだろうかと不安を感じていましたが、先進国が発展途上国を支援することで日本の社会問題を解決することにつながるのだということを知ることができました。


最後になりますが、今回の社会起業家フォーラムを通して、想いを仕事にし、社会に還元していくことの素晴らしさや、そういったことが私たちにもできるのだということを理解することができ、私自身の将来に対する視野は格段に広くなったと思います。
今日からは日常生活の中に存在する様々な問題やそれらに対する自分自身の想いを大切にしながら生活していきたいと思います。
佐野哲ゼミ 2年 川本

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法政大学佐野哲ゼミナールの小原と申します。
ゼミ教授である佐野哲教授と渋澤さんとのつながりから、コモンズさんのイベントに何度か参加させていただいております。社会起業家フォーラムへは2度目の参加となりました。
今回一番印象に残ったお話は、NPO法人アクセプトインターナショナルの永井さんのお話です。

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昨今、世界中で話題となっている国連のSDGsという目標には「誰一人取り残さない」という大きな標語があります。そうしたこともあり、子供や難民、そして高齢者やLGBTQなど、取り残されやすい人々をどうにかしようという議論が各地で活発になされています。しかしながら、そこに、いわゆるテロ組織にいた人々、そして今もいる人々の姿はありません。
「未来を創る若者を応援しよう。」
「すべての人に人権を。」
などというときも、彼らはそこにいません。
テロや紛争、そしてこの世界中にある憎しみの連鎖を断ち切るためには、その文字通り、誰一人として取り残されない世界を、意識し実現していく必要があるのではないでしょうか。
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まさにガツンと頭を後ろから打たれたような衝撃を感じました。
安全でやりたいことをやれるような生ぬるい環境で育ってきた私には、彼ら側からの視点は欠如していました。
私事ではございますが、現在就職活動を行っております。これからの人生をどのように生きて、どのような社会問題に向き合い、そしてどのような価値を社会に与えていくか考えている最中です。
そんな状況の中、永井さんや他の社会起業家の皆様のお話を聞くことができて、視野が一気に広がりました。
「新しい気づきを得て、新しい自分に出会える。」
そんな一日でした。
今の自分にできることは本当に少ないですが、投資や寄付、ボランティアを行いながら、より良い未来を創っていく一員になっていきたいと思います。
佐野哲ゼミ 3年 小原

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法政大学佐野ゼミの3人の学生のみなさん、まっすぐなフォーラムの感想を届けてくださってありがとうございます。


みなさんの「新しい自分に出会えたこれから」も、とっても楽しみです。

みなんさんの「未来を信じる力」も応援しています!



第12回コモンズ社会起業家フォラーム当日の様子は、こちらのブログをご覧ください。
『自分の未来を信じる力を呼び覚まそう!』