第12回 コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)応援先決定
2021年6月18日金曜日
「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて次の時代を共に拓く」という当社の理念に基づく寄付プログラム、コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)の第12回応援先をNPO法人チャイボラ 大山遥さんに決定し、140万円を寄付することといたしました。
今週開催された外部審査委員をお迎えしての最終選考委員会の議論は、例年以上に拮抗しました。
何を軸に、「コモンズらしい寄付先」を決めていくのか。
これは毎年この委員会で湧き上がってくる大きな問いです。
以下は、最終選考に向けて届いた候補者のみなさんからのメッセージです。
特定非営利活動法人アスヘノキボウ 小松洋平さんから
「この度はこのような貴重な機会を頂き、本当に本当にありがとうございます。
改めまして、御礼申し上げます。
正直、このような機会を頂けただけで私自身は胸がいっぱいです。
今年で震災から10年が経ちました。
この10年、私たちが意識したこと。
それは、「女川の復興から日本や世界をより良くすること」です。
女川は復興に際して、世界中からたくさんの温かいご支援を頂きました。
頂いたご支援を大切にしながら、女川が復興することはもちろん大切です。
しかし、ご支援頂いた国や地域、一人一人の個人にも色々な問題があるはずです。
女川が良くなるだけではなく、女川も日本も世界もよりよくする取り組みをずっと考え続けながら復興まちづくりに取り組んできた中でたどり着いた一つの答えがVENTURE FOR JAPANです。
この10年の私たちの答えです。
若者も企業も地域も成長するこの事業を通して、日本から世界をより良くしていきたいと考えています。
エントリーする若者の数も募集する地方企業数も年々増加傾向にあり、震災から10年の今年中に現在の団体から独立し、別会社でさらに力を入れて事業を行っていく予定です。
ぜひ、挑戦する若者と企業と地域を応援を頂けますと幸いです。」
VENTURE FOR JAPAN
https://ventureforjapan.or.jp
「この度はこのような貴重な機会を頂き、本当に本当にありがとうございます。
改めまして、御礼申し上げます。
正直、このような機会を頂けただけで私自身は胸がいっぱいです。
今年で震災から10年が経ちました。
この10年、私たちが意識したこと。
それは、「女川の復興から日本や世界をより良くすること」です。
女川は復興に際して、世界中からたくさんの温かいご支援を頂きました。
頂いたご支援を大切にしながら、女川が復興することはもちろん大切です。
しかし、ご支援頂いた国や地域、一人一人の個人にも色々な問題があるはずです。
女川が良くなるだけではなく、女川も日本も世界もよりよくする取り組みをずっと考え続けながら復興まちづくりに取り組んできた中でたどり着いた一つの答えがVENTURE FOR JAPANです。
この10年の私たちの答えです。
若者も企業も地域も成長するこの事業を通して、日本から世界をより良くしていきたいと考えています。
エントリーする若者の数も募集する地方企業数も年々増加傾向にあり、震災から10年の今年中に現在の団体から独立し、別会社でさらに力を入れて事業を行っていく予定です。
ぜひ、挑戦する若者と企業と地域を応援を頂けますと幸いです。」
VENTURE FOR JAPAN
https://ventureforjapan.or.jp
ソーシャルスポーツイニシアチブ 馬見塚健一さんから
「4月に文部科学大臣賞をいただいたのが弾みとなり、小中高校からのスポGOMIワークショップの依頼が増えて来ました。
ただイベントとして開催するのでは無く、まずは生徒自身がなぜ今この様な活動が必要なのかを考え、皆で取り組むために地域の方々を巻き込み、自分たちの住む町のために小中高生より地域の方々へ向けアクションを起こして行く。参加者の賛同を得、自信をつけてもらうことで「たとえ小さな活動でも行動を起こすことで世の中を変えていくことが出来るんだ」という事を子供たちに体感して欲しいと思っています。
子供達には「未来の地球は自分たちで守るんだ」という気持ちが芽生え、そしてそのキッカケを作るのが私たちの仕事だと思っています。
今回、皆さま方の寄付をいただけた際にはまずこの日本でモデルケースを作り、世界に発信して行く弾みにしたいと考えています。よろしくお願いします」
https://www.spogomi.or.jp/
チャイボラ 大山遥さんから
「これから施設は制限が多い夏休みを迎えます。
子どもたちがずっと施設にいる夏休みは新人職員にとっては特に最大の難関とも言われている時期です。
ただでさえ厳しい人員配置で対応しているのに、コロナ禍で制限も増えより厳しい日々が待ち構えています。
私達の団体は6月で3周年を迎えます。
多くの施設職員からも感謝の声をいただき、改めて活動の必要性を実感しています。
みなさんのご支援、想いはしっかりと施設に繋げます。
力を貸してください。よろしくお願いします。」
例年のように、推薦の声をお寄せくださるコモンズ30ファンドをお持ちの「お仲間」や社員、そして、最終選考委員会の中でも、「今回も一人に選ぶのは難し過ぎる」という声が上がりました。
今回の3名の候補者全員がコモンズ投信が大事にしている「未来を信じる力」の持ち主であり、それを日々のご活動を通じて実践されているからです。
最終選考委員会では議論の最終段階で行われた投票においても意見が分かれました。
結果、コモンズの「お仲間」から大山さんに多くの推薦の声が寄せられたということが、取り組まれている課題への関心度の高さを示し、また、大山さんのメッセージがコモンズの「お仲間」へより届いた功績の証であるとし、第12回コモンズSEEDCap授賞を大山遥さんに決定いたしました。
授賞式は、2021年10月2日(土)開催の第13回コモンズ社会起業家フォーラムにて行い、寄付金額140万円を同団体に寄付いたします。
お仲間のみなさまと、コモンズ投信、投資先企業、そしてSEEDCap応援先である大山さんが連携することによって、「未来を信じる力」を「共創」できるよう、今年1年間、努めて参ります。
また、小松さん、馬見塚さんとも、様々な形でのコラボレーションを実現させていただくことと致しました。
コモンズのお仲間に対して、様々なワークショップ、トークイベント、こどもたちとのこどもトラストセミナー、企業へのご紹介など展開していく予定です。
そして、引き続き大きな問いに向き合い続けます。