こどもトラストセミナーおかねの教室「投資を探求せよ」

2021年4月28日、こどもトラストセミナーおかねの教室「投資を探求せよ」を開催し、小学4年生から6年生までのこどもたちが参加してくれました。

テーマは「投資を探求せよ」です。
 
最初はアイスブレークとして、「お金もちになりたい?」を聞いていきます。

当然、「なりたい!」の声。
では、「どうしたらお金もちになれると思う?」と聞きます。
すると、、、
「その時代に合った商売をする」や
「稼いだお金をどんどん貯めていく」
という答えが返ってきます。

続いて、
「じゃあ、みんなにとってこれがあってよかった!というものを一つだけ持ってきてください!」と聞きます。

すると、
「パソコン」「メガネ」「ともだち」などなど、、、
これは実はのちのち投資がどういう意味を持っているのか、につながる質問になるのです。
 
つまり、みんなが「これがあってよかった!」「こういうサービスがあってよかった!」と感じたとき、そのモノやサービスに対価としてお金を払うと同時に、こういうモノをつくってくれてありがとう、こういうサービスを生み出してくれてありがとう、という感謝の気持ちも自然と感じています。

ですから
お金もちというのは、”ありがとう”をたくさんもらえた人だ、ともいえるわけです。

そしていよいよ「投資」の話に入ります。

「投資」という言葉の意味をまずは説明し、前述の「ありがとうをたくさんもらえる人(会社)が儲かる」という視点から、投資を探求していきます。

「投資」とは「ありがとう」を生み出せる会社をお金で応援すること、

その「投資」が大きくなればなるほど社会や経済の発展にもつながっていくことを伝えます。

 そうした説明の上で、どんな会社の株主になりたい?と聞くと、こどもたちからは

「コロナのワクチンを作った会社!」

「空飛ぶ車みたいに、みんなが欲しいと思うようなものを作っている会社」
「コロナで外出できないから、家でできるようなゲームなどを作っている会社」「僕はソニーの株主になりたい。子供も大人も楽しめるゲームとかをずっと生み出しているから」

などの答えが。

ここで、コモンズ30ファンドの投資先企業でもあるホンダのスーパーカブの動画を紹介。

Hondaスーパーカブ:1億人に愛される理由



人々の生活を便利にしてきたこと、その国に合った製品を生み出すことでたくさんの「ありがとう」をもらえて、結果たくさん売れたこと、などを感じ取ってもらいました。

最後、コモンズがどんな視点で企業を選んでいるのか、「5つの軸」を紹介。



それを見たこどもたちからは「長期で稼げる」っていう視点も大事だと気付いた、という声も挙がりました。

私たちが開催するこどもトラストセミナーは、「答え」を教えるのではなく、自分なりの視点でたくさん考えてもらえるよう、工夫しています。

今回は「投資の探求」がテーマでしたが、今後も様々な角度からお金についての自分なりの価値観を育んでもらえるようなセミナーを開催していきたいと思っています。

ぜひ、ご期待ください。