つながりに感謝! コモンズ投信8周年ダイアログ

おはようございます。渋澤健です。 土曜日(12日)にコモンズ投信8周年ダイアログを開催しました。大勢の方々のご参加のおかげで、充実した、とても素晴らしい一日を過ごすことができました。心より御礼を申し上げます!

今年は、初めての試みとしてコモンズ30ファンドザ・2020ビジョンの報告会を合わせて午前中に行ってから、午後のもりだくさんのイベントへと展開しました。


午後のオープニングには長年の念願が叶い、コモンズ30ファンドの投資先であるユニ・チャームの社長の高原豪久さんの基調講演を実現することができました。



ユニ・チャームの創業年、高原さんと私の生れ年も同じ1961年になります。カリスマ創業者である高原慶一朗氏から会社を39歳で社長として引き継いだときは株式市場や周囲も評価されませんでしたが、その後、海外売り上げを4割以下から6割と大幅に向上させて、業績も株価も右上がりで成長させることを成し遂げた名経営者です。

高原さんの経営思想とは現場の知恵を自ら得て、現場も経営の視点を得る「共振経営」であり、その「バイブル」となっているのは『ユニ・チャーム ウェイ』です。語録が561もある経営者・従業員の行動指針です。事業環境が著しく変化する中、このような非財務的な「見えない価値」により、ユニ・チャームの持続的な成長を支えているという確信が高まりました。


また、コモンズ30ファンドの投資先である東レ日東電工のIR担当のショート・プレゼンをいただいた後、会場のブースで参加者との対話の時間も設けました。


東レの炭素繊維複合材料は航空・宇宙から自動車など一般産業用途あるいはレジャー・スポーツなど幅広い分野で使用されていますが、加工される前は、このような黒い「ヒモ」なんですね。


ブース・セッションの後は、二社とのパネル・ディスカッションも行いました。売り上げベースでは大きな割合を占めていませんが、ライフサイエンスの分野は両社の長期的な成長分野であるという共通点もありました。


また、ザ・2020ビジョンのテーマとしてA.I.について理解を深めるために株式会社Preferred Networksの取締役最高執行責任者である長谷川順一さんから大変興味深いお話しをお伺いしました。

 IoTの世界を、消費者⇔産業という軸とクラウド⇔デバイスという軸で4つの領域に分けた場合、米国勢(Google, Amazon、など)が圧倒的に強いのは、消費者・クラウドの領域である一方、日本勢が強いのが産業・クラウドであるという構図がわかりやすかったです。同社の顧客もトヨタやファナックなどになります。

また、A.I.技術は猛スピードで発展しているものの、人間と比べて優位性があるのはクローズド・システムにおけるデータから学んで実行することも確認できました。一方、実世界はオープン・システムであり、データが獲得できないところからびハプニングが起こることに人間は対応しなければならなく、また、自らデータがない場合でも、人間は想像力や直感力を使って飛躍できます。


そして、コモンズ投信の原点と言えば次世代を育むための長期投資。今年設けた子供コーナーにはコモンズこどもトラストの小さなお仲間がたくさん集まってくれて大盛会でした!


また、コモンズ投信の存在意義は、「今日よりも、よい明日」のために良識的な長期的な資産を社会へ循環させるため。そういう意味で、我々の収入を計画的に寄付することは、コモンズ投信の「本業」であるととらえています。コモンズ30ファンドの信託報酬が寄付財源となるSEEDCapの支援先である3keys森山誉恵さん、ザ・2020ビジョンの信託報酬が寄付財源となるPOINTの支援先である日本視覚障害者柔道連盟の皆さんからも熱いメッセージをいただきました!


また、コモンズ投信の大きなイベントは若手の助っ人が協力してくれなければ手が回りません。今年も、法政大学の大勢の皆さんに手伝っていただき、本当に助かりました。どうもありがとうございました!


このように、つながりに感謝できることは幸せの源泉だと思います。幸せな笑顔を日本全国で増やせる資産運用会になることをコモンズ投信は引き続き目指して参ります。どうぞよろしくお願いいたします!