変わりゆく自動車業界-コモンズ投信からみたデンソー
-コモンズ投信からみたデンソーコモンズ30ファンドがデンソーへの投資をスタートしたのは、2015年2月。
ガソリンエンジンからハイブリッド、電気、水素、燃料電池へと、二酸化炭素を排出しない車の存在感が増し、将来的に自動運転を見据えた完成車・部品メーカーの開発が加速し始めた時期でした。では、数ある完成車・部品メーカーの中で、なぜデンソーを選んだのか。
当時から、現在も引き続き、自動車業界は大きな変革の中にあります。車を中心としたモビリティ社会がどう変わっていくのかを想像し、自動車会社よりもすべてのクルマに部品メーカーとして供給が可能な自動車部品で、かつ中長期的に車が自動運転に変わっていく中で、これまでに培ったエレクトロニクスや通信技術を活かし、変わりゆく自動車業界においてさらに強みを発揮できると考えたのです。自動運転では、数多くの情報をさばき、「瞬時に」「ベスト」な指示を出すことが求められますが、当時デンソーはすでにこの部分のソフトウェア開発に注力しており、これから益々の成長が期待できると考えたのです。
投資開始から間もなく3年が経ちます。この間、自動運転、ライドシェア、EVの進展には目を見張るものがありますが、デンソーはこの分野での存在感も増しています。
-デンソーの企業文化
「挑戦し乗り越える」という設立当初からの信念が受け継がれた「デンソースピリット」を全社員に浸透させている企業文化などにもコモンズ30ファンドは注目しています。
特に技術と生産を支える「ヒトづくり」の面では、創業からの”精神”を、OJTを通じて伝承しながら国際技能五輪などにも積極的にチャレンジし、多くの金メダルを獲得するなどの実績を挙げています。
デンソーは、現在「第2の創業期」と位置づけ「変革」に取り組んでいます。
この度発表された「デンソーグループ2030年長期方針」では、注力分野として、
①電動化(環境負荷の低減と⾼効率な移動の実現 ⇒ エコドライビング)
②自動運転(交通事故のない安全な社会と快適で⾃由な移動の実現)
③コネクティッド(クルマ・ヒト・モノがつながる新たなモビリティ社会の実現)
④非自動車分野【FA/農業】(社会・産業界の⽣産性向上に貢献)
以上の4つが掲げられ、同社の「環境」、「安心」に対する具体的な取組みが示されています。
デンソーのこうした取り組みをまとめた「統合報告書2017」を読み解き、価値創造プロセスを学ぶ「コモンズ30塾」を名古屋で開催します。
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11月23日(祝・木)10:00~12:00
コモンズ30塾「企業との対話」
~統合レポートを読み解く株式会社デンソーをお迎えして~
https://www.commons30.jp/seminars/detail/570
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是非皆さまと共にデンソーの強さの源泉と新たなる挑戦を体感する時間を共有したいと思います。コモンズ投信は、同社への投資を通じて、モビリティ社会の新しい未来を共創していきたいと考えています。
是非ご参加ください。
※口座をお持ちでない方もご参加いただけます
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