【デンソー】統合レポートワークショップ&工場見学 

おはようございます。渋澤健です。

先週の休日に、コモンズ30ファンドの投資先であるデンソーのご協力を得て、午前中に名古屋でコモンズ30塾の統合レポートワークショップ、午後に三重県に移動してデンソーの大安工場見学をコモンズの「お仲間」と一緒に実施しました!



統合レポートワークショップは、コモンズ投信のオリジナル・コンテンツです。企業が作成する統合レポート(事業と社会的活動を一冊に統合する報告書)をコモンズの「お仲間」である一般個人の長期投資家が実際に手に持って、企業が描いた自身の「ストーリー」が伝わっているかの印象を、同じ会場で作り手のご担当にフィードバックするという内容です。


企業の話をセミナーをパシッブ(受動的に)に聴講するということではなく、アクティブ(能動的に)に参加する、まさにワークするセッションです。


ワークと言っても、ワイワイガヤガヤと和やかで楽しい雰囲気で、お互いの印象を共有するセッションです。同じコンテンツを見て、同じような印象を受ける場合もあれば、異なる印象もある。このような読み手の直感的な印象を、直接にフィードバックを得られることは企業にとっても、とても重要な情報です。

特に、デンソーの場合は、レベルが高い統合レポートを作成していますが、まだ2年目なので、コモンズの「お仲間」が提供した様々な視点が参考になったようです。このようなお互いが学び合うよい刺激による価値創造が、コモンズ流の共同対話「Joint Engagement」が目指している「共創」です。


午後は、バスで小一時間ほど移動して大安工場へ。製造業にとって、工場は価値創造の源です。そのような聖地を、コモンズの「お仲間」をご案内いただいたデンソーの皆様には心より御礼を申し上げます。本当に素晴らしい体験でした。


工場内では、部品や製品などを自動運転で移動させる貨物カートに道を譲りながら見学させていただきました。30年ぐらい前の工場と比べると人影が少なくっている印象を受けますが、それは、生産工程の効率化へ地道な改善を現場の従業員が積み重ねているということが見えてきました。

また、私にとって以外だったのは、従業員の皆さん、案外、お茶目なんです。デンソーというと、愛知県を代表する製造業。堅いイメージがしますよね。なんとなく。でも、工場内では様々なアナログ的な遊び心もあり、それが、社員の一体感を生んでいるということも実感できました。

なかなか、財務諸表では読み取れない、企業の大切な「見えない価値」ですね。

デンソーの皆様、ご参加いただいた「お仲間」の皆様、どうもありがとうございました!