少額からの「貯蓄」を応援する「つみたてNISA」

おはようございます。 渋澤健です。 GWの後半は、(1日を除き)概ね天気が快適な東京で過ごし、渋滞も避けることができました。 皆さまはGWに、ごゆっくり休養できたでしょうか。

さて、高祖父の渋沢栄一の講演集である『青淵百話』の「貯蓄と貯蓄機関」という節で、このような言葉を見つけました。



「社会が進歩し人智が進めば進む程、人は益々将来の事を注意するやうになる。」


人間は「社会」を創ることができた地球上唯一の生き物です。それを可能にしたのは、人間の特長である想像力です。他の生き物、例えば知能が高い生き物であるチンパンジーでさえ、持っていない力だそうです。

でも、自分が見えない未来を想像する力を持っているから、不安にもなるんですね。定年退職して常時の収入が無くなった時、自分はどうするんだろう・・・等。


「文明国の民ほど貯蓄心に富んで居るもので有るが、これに反し野蠻人は現在のことに意が専らで、将来の為に用意して置くといふ如き分別は起こらないものである。」
と栄一は指摘します。


見える目前のショートタームのことしか自分の行動の判断にならないようであれば、それは文明を持つ人間とは言えないという辛口です。


また、
「翻つて我が邦人の有様を見るに、貯蓄に関しては遺憾ながら未だに未開の国民と謂はねばならぬ。」


栄一がここで言う「貯蓄」とは貯金のことを示していると思います。そういう意味では、その後、日本人は貯金大国を開拓することができました。

でも、「貯蓄」とは、自発的に取り組む資産形成です。この側面では、日本人はどうでしょうか。貯金している現金だけに頼っていると、仮にインフレ時代が本格的に到来する未来に、現金の価値が下がる時代に、資産形成をできているんでしょうか。想像力を活かしてみましょう。

栄一の時代では、一般個人が取り組める「貯蓄」の術は貯金しかなかったと思いますが、現在では、色々な選択肢があります。少額から始められるのが「貯蓄」のメリットです。

投資信託を毎月、定額を積み立てる投資に政府が優遇している時代にもなりました。「つみたてNISA」です。年間40万円の上限を月次換算すると、3万3千円ぐらい。下限は数千円程度。手頃に始められる、現代的な「貯蓄」です。


「併し文明が漸を以て進み、各人が皆将来の事を想ふ様になり、今までは今日のことばかり考へて居た者が、明日を考へ今月を考へ、更に今年のみならず、明年、明後年、否数十年後をも考へることとなり、自身のことは総て自己の力に頼らねばならぬもので他人は決して頼むに足らぬといふことを感ずるに至れば、貯蓄心は期せずして発達するに相違いない。」


「つみたてNISA」を始められるようでしたら、是非とも、コモンズ投信へお越しください!

人間は想像力があるからこそ、「今日よりも、良い明日」という見えない未来を信じる力もあるんです。