ものもお金も使われてこそ価値を生み出す
9/6(日)こどもトラストセミナーで 【メルカリ】を体験しよう!~ものとお金の価値を学ぼう~をオンライン開催しました。
参加してくれたのはコモンズ投信に口座を持っている25人の小学生です。(参加資格を問わない見学枠も設けました)
クイズやワークをふんだんに織り込んだ楽しい内容で、チャットや画面を通してのやり取りも活発で大変盛り上がりました!
当日のセミナーの内容や様子はメルカリさんの記事に詳しく書かれていますのでそちらをぜひご覧ください。
こども向け投資イベントで、メルカリを使ってものとお金の価値を学ぶワークショップを開催しました! #メルカリな日々
私たちが実施しているこどもトラストセミナーおかねの教室のなかで繰り返し話している「おかねは(ものも)ぐるぐる回って未来をつくる」というメッセージ。
メルカリさんが“ものとお金の価値を学ぶこども向けのセミナー”を実施していることを知り、一緒にセミナーを開催していただけないかオファーしたことがことのはじまりです。
実は、近頃はおかねの教室でも「メルカリ」の例をあげて、こどもたちに価値と値段の違いについて説明していたのです。
セミナーの最後にほんの少し時間をいただいて、こどもたちに「お金の循環」について話しました。
『ここに1000円札があります。私が1年間この1000円札を引き出しに入れて大事にしまっておいたとします。1年後この1000円が生み出した価値は??0円ですね。おかねは人の役に立つことができませんでした。
では、次に、私がこの1000円を使って何かを買ったとします。それを売ってくれた人はその1000円で別の何かを買い、さらにそれを売ってくれた人がその1000円でまた別の何かを買って…1年間で3人の人の手に渡ったとしたらどうでしょう? 1000円の商品が3回売れたので、売上1000円×3回=3000円となり、この1000円は3000円分の価値を生み出したことになりますね。さらに言えば、商品を買った3人も1000円分の価値の商品が手元に残っていますね!こうしておかねは世の中をぐるぐると回ることで人の役に立つ力を発揮します。
「ものもおかねも必要以上に抱え込まずにぐるぐる回す!」
これこそ、これから私たちが豊かに元気に楽しく暮らすコツだと思います。』
今日のセミナーを聞いた皆さんはものもお金もぐるぐる回して、しっかり使える人になってくださいね、と締めくくりました。
おかねの教室ではこれまでも「価値」という抽象的なものの説明に試行錯誤を繰り返してきました。今回のようにものやサービスなど形ある目に見える具体例があることで、こどもたちも価値についてぐっと理解しやすくなったようでした。
メルカリはコモンズ投信のファンド、ザ・2020ビジョンの投資先企業でもあります。
「地球の資源が大切に使われ循環されていく豊かな社会を実現するサービス」や「ものを捨てない選択肢や、ものを大切に使う気持ちを育み、これからの世界を生きていく子どもが、限りある地球資源を大切に使う循環型社会について考えるきっかけづくりの取組み」、そういった企業の姿勢や成長性を私たちは長期投資家としても高く評価しています。
メルカリさんとは今後も共に未来をつくっていくパートナーとして、様々な取り組みをご一緒したいと思いました。