つみたてNISAへのコモンズ投信の期待

おはようございます。渋澤健です。 ごゆっくりと夏休みは取られたでしょうか。

先週、うれしいSNSの書き込みがありました。Facebookのご自身のタイムラインで書いていただいた方のご了承を得てお写真を拝借していますが、コモンズ投信が2010年から取り組んでいる「こどもトラスト」についてご紹介いただきました。




こどもトラストはコモンズ投信の独自の子育て応援プログラムです。口座開設していただけると、七五三祝いをイメージした3年目・5年目・7年目に3000円分のコモンズ30ファンドをプレゼントするという内容です。

2010年の夏に開始したため、7年目のプレゼントが「こどもトラスト」にご参加いただいている全国の世帯に届き始めているということです。2010年のとき、7年後は相当先のことに見えました。途中に色々とありました。でも、振り返ってみるとあっと言う間ですね。子育てと全く同じ感じです。

今回タイムラインでご紹介いただいた方と今は小学生になっているお子さんとは先日の愛知サマーセミナーの「こどもトラスト・セミナー」でご一緒することができました。こどもトラストを通じて、このようなご縁をいただき、同じような気持ちを共有できるとはとてもうれしいことです。

こどもトラストの発足は英国のChild Trustという税優遇制度を着目し、日本でも同様な制度を促すため、まず、民間で出来るところから実施してみようという試みでした。民間の有識者に呼び掛けて「次世代教育の資金循環を考える委員会」を結成し、子供の未来のために長期投資する未来志向の世帯を税制度の面で応援する制度を政府に提言しました。

当時の国家戦略担当大臣に提言を提出した2012年秋には制度化の道筋が見えてきました。ところが、数カ月後の政権交代で、我々の提言で念頭に置いていた誰でも参加できる少額つみたて投資の次世代優遇制度ではなく、1500万円を無税で贈与できる優遇制度が施行されました。

その後も、2014年6月には、楽天証券やETFに注力する外資系投信会社の皆さんと行っていた「資産形成支援のあり方を考える勉強会」のメンバーとして、『個人資産形成の拡大に向けての提言』を行い、ここでもNISA制度の改善・発展などの政策提言を行いました。

その後のNISAおよびジュニアNISAという税優遇制度の施行された経緯を考えれば、ちょっと寄り道しましたが、次世代の育成を応援する税優遇の制度化にコモンズ投信は貢献できたと自負しています。

そして、来年からつみたてNISAが始まります。

コモンズ投信は設立来、長期的な少額つみたて投資を推進してきました。そもそもコモンズ投信の創業の意義は、将来に向けてコツコツと資産を形成する主に現役世代、そして、子供たちの「今日よりも、よい明日」を共創するために世に出した投信会社です。そんな想いに共感する有志(お仲間)が日本全国から集まってくるところがコモン・グラウンド(共有地)というコモンズ投信の社名の由来です。

つみたてNISAはコモンズ投信のコモン・グランドにとって、一丁目一番地です。

8月11日付の日本経済新聞電子版で「コモンズ投信、つみたてNISA視野に信託報酬引き下げ」という観測記事が掲載されました。取締役会で信託報酬引き下げを機関決定するなど制度対応の準備を進めていることは確かです。具体的な準備が整い次第しっかりとお伝えいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ジュニアNISAという税優遇制度の施行によりこどもトラストの新規のプレゼント・プログラムは実施していませんが、「未成年口座」として継続されています。つみたてNISAを活用すれば、お子さまの成長と共に育む資産づくりを税制優遇を受けられながら実施できます。

こどもトラストに入っていただいている月次積立金の平均はおよそ1万円です。十分、つみたてNISA対象になる上限である40万円内に収まります。子供の成長と将来のための資産づくりは、大きな金額を一括に投資するより、毎月コツコツと少額を積み立てる投資の方が家庭のライフスタイルに合っていると思います。かつ、税制優遇を受けられるのですから、これは良い制度が始まるとコモンズ投信は期待しています。

低信託報酬・少額投資の制度であるつみたてNISAの取り扱いに消極的な運用会社・販売会社は少なくありません。国の方針だからしょうがないという嫌々感も耳に入ってます。でも、こどもトラストと相性が抜群なつみたてNISAの普及にコモンズ投信は期待していて、微力ながら努めたいと思います。

自分も長期投資のきっかけが子供への将来のつみたてでありました。子供たち大きくなった現在になって断言できます。

これは、やっていて良かった。

つみたてNISAをきっかけに、現在から始められる皆さんも10年後、20年後に同じことをおしゃっていると確信しています。