グローバル・エンゲージメント・イニシアチブのすすめ

おはようございます。渋澤健です。週末の天気は最高でしたね!(ちょっと暑かったかもしれませんが。。)

さて、本日の午後に、私は某大学のゼミで「グローバル・エンゲージメント」について講義します。そして、夜には「グロバール・エンゲージメント・イニシアチブ」という会を、ピープルフォーカス・コンサルティング株式会社シブサワ・アンド・カンパニー株式会社の共催で開催します。



ピープルフォーカス・コンサルティングのファウンダーの黒田由紀子さんと民間企業のグローバル・エンゲージメントの重要さに共感したことをきっかけに、2年ぐらい前から始めている共創プロジェクトです。

まず、私たちは「グローバル・エンゲージメント」を、このように定義しています。「企業が持続的な成長を果たすために、地球的課題について様々なステークホルダーと対話・協働すること。」

この、「地球的課題」とは何か。多くの課題があることが現状です。例えば、国連が2015年に採択した「持続可能な開発目標」SDGsです。17の目標と169のターゲットが示してある、とても壮大なガイドラインであります。

ひとつの企業が全てを応えられることは不可能ですが、逆に、これほど豊富なメニューが用意されているので、どの企業であっても取り組むことができるところがあります。



SDGsに取り組むことによって、足元の業績にインパクトを与えることは期待できません。ただ、コモンズ投信コモンズ30ファンドは長期投資のファンドです。目先の利益や株価を追うようなファンドではなく、これから、10年、20年、30年と持続的な価値創造できる企業に期待して投資しているファンドであります。

コモンズ30ファンドの投資先企業が、SDGsに積極的に取り込むことへの期待は、その企業の持続的な価値創造への期待でもあります。

本日の「SDGsの取り組みは企業価値を向上するか:キリングループの挑戦」は、ほぼ定員と聞いていますが、まだ若干名の受け付けは可能だと思います。

また、次回(9月6日)はコモンズ30ファンドの永年の投資先であるエーザイからのお話しを賜る予定になっています。「hhcはCSRでもCSVでもない~エーザイの器量理念とその実践」。ちなみに、「hhc」とはhuman healthcareの省略であり、エーザイの企業理念でもあります。大変興味深い話になりそうです!

ご都合が許せば、ぜひ、お越しくださいませ!