普通の人の普通のくらしのためのCHANTOした投信

おはようございます。渋澤健です。天気がよいGWに恵まれた各地が多かったと思いますが、ごゆっくりと休養できたでしょうか。


さて、そのGWの最後の日、昨日の日本経済新聞の一面トップが、これでした。


投 信 不 信   迷 う マ ネ ー


様々なニュースがある世界情勢で、これがトップ記事扱いになることに何か意図があるのではないかと勘ぐってしまいますが、記事の内容は「毎月分配型」投信に頼っていた業界への不信であり、「売れるから良いファンド」という今までの業界の常識に問題視することは良い傾向だと思います。

「売れる」と思っているファンドを乱発して販売手数料を手に入れたら、次に「売れる」ファンドを提案する回転のおかげでファンドの数だけ増えていく。このような状態に、待ったをかけている金融当局により、世論が形成されることに違和感は全くありません。むしろ、心強いです。


記事の最後に、
「投信業界は新たなマネーの受け皿を見つけられていない。個人が手軽に資産形成に取り組める「正常な市場」はいつ実現するのだろうか。」

という問いかけがあります。

この「新たなマネーの受け皿」ですが、これは、「新たなマネー」という意味なのか、「新たな受け皿」という意味なのかによって答えが異なるような気がします。

既存の価値観の「マネー」に新たな「受け皿」を探すということに留まるようだと、元本保証、目先の利益がほしいという要求に応えるだけに留まってしまうので、「個人の資産形成」&「正常な市場」は難しいと思います。

一方、「新たなマネー」の場合、それは新たな価値観や要求の「マネー」になります。業界がちゃんと見れば、既に色々な「受け皿」を既に存在しています。これらのファンドの特長は、「資金流出」ではなく、「資金流入」です。コモンズ投信も、そのようなファンドを運用していると自負しています。

個人の資産形成&正常な市場に大事な基本理念は、Keep It Simpleだと思います。世界情勢や環境が著しく変化する中でも、長期的に、持続的にコツコツと価値創造できる企業。これらを投資対象とするファンドにコツコツとつみたて投資すること。AIやロケット科学的な方程式が必要なわけではありません。そのようなファンドを見つけて、コツコツと実践するだけです。普通のことのように。

特別な人が特別のことをやっているのが「投資」というのが今までの「マネー」の考え方です。

長期投資が、普通の人が普通のくらしでやっている日常生活の「消費」のような感覚があれば、これからの「新たなマネー」が色々と創出されると確信を持っています。毎月少額なつみたて投資を提供しているCHANTOした投信は存在しています。ちゃんと見つけようとすれば。