徹底探求シリーズ②「ザ・2020ビジョン」上位組入銘柄 登場回数第1位は?

こんにちわ。マーケティング部の福本です。
実に1ヶ月ぶりの徹底探求シリーズ(ふう 汗)。

そして今日のお題は「ザ・2020ビジョン」上位組入銘柄の登場回数1位の銘柄は?です。

運用開始から情報を開示している7月末までの19ヶ月間、延べ95銘柄の中で、この「組入上位銘柄」に登場した回数が1番多い銘柄は何か、というもの。

ここで一度整理しましょう。
「ザ・2020ビジョン」は、
「変化しはじめた企業、変化にチャレンジする企業を中心に中長期の視点で厳選し、ダイナミックな運用を行う」ファンドです。

投資対象は大型から小型、ボトムアップ・アプローチに基づく調査で50銘柄程度に投資をします。

また、株価下落リスクを回避するために、株式組入比率をダイナミックにコントロール(最大70%まで現金を持つことができる)できる設計となっています。

こうした方針に基づき、「コモンズ30ファンド」と比較しても組入銘柄の入替が起こりやすく、「コモンズ30ファンド」が環境変化による相場の変動は「企業に乗り越えてもらう」のに対して、「ザ・2020ビジョン」は銘柄の選定やトレーディングにより中長期的な資産の成長を目指す手法をとっています。

このため、情報開示という点では、「ザ・2020ビジョン」の場合、1ヶ月遅れで組入上位5銘柄のみ開示する、という方法をとっています。

では、過去19ヶ月間でこの上位銘柄にもっとも多くランクインした企業はどこなのでしょうか??

ぱっと銘柄が思いつく方はいらっしゃいますか??

では、次の5銘柄を選択肢としてお出ししましょう。

1.三菱重工業
2.ALSOK
3.ペプチドリーム
4.CYBERDYNE(サイバーダイ)
5.大林組


答えは、

4. CYBERDYNE(サイバーダイン)で、登場回数は8回です。

簡単でした??

CYBERDYNEは知る人ぞ知る、ロボットスーツの開発・研究における世界的企業で、2004年に筑波
大学教授の山海嘉之氏によって設立されました。ロボットスーツ「HAL」は身体機能を改善・補助・拡張することができる機能を持ち、医療・介護・福祉分野、労働・重作業分野など人間生活に役立つ領域で展開することを目的に研究が進められています。ロボットスーツHAL®は日本に先駆けてドイツでは既に労災に認定されており、リハビリ期間短縮化など医療費削減が期待されています。
2014年3月の東証マザーズ上場時は、その技術や今後の医療分野への展開への期待という面でも多くの注目を浴びましたが、”上場手法”の点でも大きな話題となりました。「議決権種類株式」を用いた我が国初の上場だったのです。これは、端的に言えば、他企業に買収されるリスクを回避する手法といわれています。

この背景には、創業者である山海社長が「人に役立つ、平和利用のためのロボットを開発したい」という理念があるのです。

CYBERDYNEのHP上での社長メッセージにもこうあります。

「夢」や「情熱」は大切ですが、「人を想いやる心」は更に大切なこと。
人や社会を想う心があれば、未来を見据えて人や社会のために何をなすべきかを自ら発想し行動できる・・・ それがサイバーダインという会社です。

「ザ・2020ビジョン」では、この理念に深く共感し、運用スタート時から投資をさせていただきました。
上位5銘柄の顔ぶれを時系列だけで眺めるだけでも「ザ・2020ビジョンはよく銘柄が入れ替わるのですね」と言われることもあるのですが、理念や想いに共感し投資し続ける企業も多くあるのが「ザ・2020ビジョン」です。

そして、「ザ・2020ビジョン」としては初となる、CYBERDYNEをお呼びしてのセミナーが今回実現することになりました。

CYBERDYNEの実質ナンバー2であり、CFOを努める宇賀様から、30分ほど基調講演を頂く予定で
す。8月24日に、CYBERDYNEは人工知能の共同開発を目的とした資本提携を発表しましたが、宇賀様はこの件について「ロボット単体としての人工知能の更なる進化とプラットフォームのネットワーキング化の両面からの戦略的な開発投資になります。2020年に向けて着々と布石を打っております。」というコメントをお寄せくださいました。このあたりについても色々とお話をお聞きできると期待しております。

お申込はこちらからどうぞ!
10月8日(木)18:30~21:00 :茨城県開発公社(水戸市笠原町)
<CYBERDYNEのCFOも登壇!>凄腕ファンドマネージャーが見通す2020visionセミナー

私も今からこのセミナーが楽しみです!