実はあまり知られてなかった!? - コモンズSEEDCapのしくみ
2015年9月2日水曜日
みなさん、こんにちは。マーケティング部の横山です。今日は投信を保有する時にかかるコスト、『信託報酬』について皆さんとお勉強したいと思います。
「信託報酬」とはみなさんがファンドを持っている間、支払う運用手数料のことです。毎日ファンドから差し引かれるので間接的に支払っているというのが正しい表現です。
コモンズ30ファンドの場合、年率で1.242%(税込)を信託報酬としていただいています。これがコモンズの収入となって、ありがたいことに今日もビジネスを続けていけるわけです。
ちなみに信託報酬は、コモンズから販売会社や信託銀行に支払われる費用なども含むので、この金額すべてがコモンズ投信の収入というわけではありません。
この信託報酬、どのように計算され支払われているかというと、
たとえば前日の純資産総額が100億円のファンドだとすると、
(本日の)信託報酬額 = 100億円 × 1.242% ÷ 365
となります。
↑少し端折ってますのでもっと正確に詳しく聞きたい!という方はご連絡ください
ところで、なぜ信託報酬について急に話をしたかというと、コモンズSEEDCapの支援金の源泉がこの「信託報酬」だからです。
コモンズSEEDCapは、信託報酬(のうちコモンズ投信にいただく分)の1%相当を社会起業家に寄附するプログラムです。
毎年社会起業家フォーラムを開催し、過去を含めた登壇者の中から応援先を選定し、この支援金(SEEDCap)を寄附して社会起業家の活動を応援しています。
ファンドが大きくなれば、信託報酬も大きくなり、その結果寄付の金額も大きくなるのです。
コモンズ30ファンドを保有してくださっているみなさんは既にこのコモンズSEEDCapの取り組みに否応なく巻き込まれ(笑)、今年もコモンズと共に、社会課題の解決に人生をかけるアントレプレナーを応援する寄附をしていただいたことになります。
ちなみに、コモンズ投信のファンドは純資産総額が積み上がると信託報酬の率が下がる仕組みになっているので、ファンドが大きくなると投資家の皆さんにとっても投資にかかるコストが抑えられるというメリットがあります。
私たちコモンズ投信は金融に身を置くものとして、家計から企業への循環はもちろん、営利から非営利の資金の循環を生むためにこのSEEDCapの取り組みを続けています。
今はまだまだ少額ですが、家計から企業へのよい投資が広がり、コモンズ30ファンドの純資産が大きく積み上がることで、社会課題のすみずみにまでSEEDCapの資金が行き渡る世の中を実現したいと思っています。
ということで!第7回コモンズ社会起業家フォーラムへのご参加心からお待ちしております!
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http://www.commons30.jp/seminars/detail/218