0.2%と2%
2016年1月15日金曜日
コモンズ投信 伊井です。
今週、“年初から6日続落は戦後初”などのニュースが続きました。
株式投資の成功は安く買って高く売るというシンプルなものですが、投資家心理は安くなると買い難くなることが多いようです。
さて、昨日、象徴的な出来事が起きていました。
一つは、日本国債の10年物の金利が0.2%を割って0.190%をつけ史上最低金利を更新しました。
一方で、東証一部全銘柄の加重平均配当利回りが2%に達しました。
単純な比較は出来ませんが、10年国債と配当利回りで10倍の違いが出て来ています。
来期の企業業績も現在の外部環境ではやや不透明ですが、コポーレートガバナンスコードの影響で企業は配当性向を増やす方向です。
株式投資の魅力は相対的にも上がってきています。
また、コモンズ投信の運用チームは、一件一件の企業訪問と対話を大切にしています。
外部環境だけを見ていると弱気にもなりがちですが、リーマンショックも東日本大震災も75円の超円高も乗り越えて成長を続ける企業に訪問をするとそんな弱気も吹っ飛びます。
逞しい企業は年々増えて来ています。
さて、年初からの下落でご心配の方も多いと思いますので、コモンズ投信ではセミナーの回数や情報発信を増やしています。
2周年を迎えた「ザ・2020ビジョン」の運用報告会も本日の福岡を皮切りに、
東京・大阪・名古屋で開催しています。
どうぞ、元気な企業のお話しとファンドの運用状況を聞きに来てください。
皆さまのお越しをお待ちしています!!