地域の未来を担う行員たちとの勉強会
2016年1月11日月曜日
こんばんは、渋澤です。三連休はごゆっくりお過ごしされたでしょうか。東京は良い天気に恵まれたおかげなのか、街には結構、人出が多かったですね。私は日曜日と今日の休日は特に予定が入っていなかったので、家族とのんびりと過ごすことができました。(でも、結局、三連休の毎日はちょっとだけ会社に行って残っていた細かい仕事を片付けましたが。。)
そして土曜日の午前中は某地方銀行の内部向けの勉強会で講義しました。三連休の初日なのに、特に交通費や休日出勤の手当てがなくても、大勢の行員が自主的に参加していただいたおかげで、会場は満員になりました。皆さん、勉強熱心ですね。感心しました。
若手が中心でしたが、ほぼ2時間、休憩なしで話をしました。皆さんは集中が切れることなく、しっかりと耳を傾けてくれた姿勢が印象に残り、感銘を受けました。勉強会の終了後も、数名とランチもご一緒することができて、色々とざくばらんにお話しを続けることができてうれしかったです。
コモンズ投信の設立理念に直販があります。直販であるからこそ、私たちがお客様と直接向き合うことができて、色々と学ばせていただいています。一方、地方銀行にコモンズ30ファンドの取扱いをいただくと直販にはなりません。
ただ、地方銀行の支店の現場の方々は彼らのお客様と直接向き合っています。そういう意味で、運用会社の代表が地域金融機関の現場の方々と、同じ現場を持つ同士の目線で色々と直接お話しすることができるということは、通常の運用会社と販売会社よりもっと良好で革新的な関係を築けると実感しています。
資産形成するなら「銀行に行くな」みたいな掛け声で最近売れている本あるようですが、確かに勉強がお粗末な割には商品を勝手に売り込もうとする銀行もあるんでしょう。でも、それが全ての銀行でないことは明らか。銀行の現場の方々と顔を合わせて声を聞けば当たり前のことです。ちゃんと勉強をして、ちゃんとした金融商品をお客様に届けたいと思っている行員の存在を無視することができなく、むしろ、ここから新しいムーブメントが始まると注目しなければならない。
ランチのときにこんな感想がありました。「普通の勉強会とは違った」。
一、もっと売り込まれると思った。
(当然ながら、自分自身や家族の「今日よりも、よい明日」の未来のためにコモンズ30ファンドは積み立てている身なので、仕事として「売り込む」という意識が全くないことは確かです。なぜ自分自身が長期投資に目覚め、このようなファンドを世に出したいから運用会社を立ち上げたという話をしっかりして、よろしかったらご一緒にどうぞ、という感じのお話です。)
二、マーケットの話が中心になると思った。
(これは、もともとマーケット大好き人間なので出来ますが、コモンズ30ファンドは長期投資のファンドです。現在の時代背景や潮流、そして、企業の価格(株価)ではなく、持続的な価値創造について色々とお話をします)
そういう意味では、「普通」の運用会社が地方銀行に伝えるメッセージより違ったということは、自分の想いの意図がきちんと伝わったようで、とてもうれしいです。
皆さん、素敵な笑顔ですね。このような地域の未来を担う若手と、これからも色々な各地でご一緒させていただくことを楽しみにしています!