今日よりも、よい明日をシェイプする若手
おはようございます、渋澤です。連休の週末の前半は良い天気に恵まれた地域が多かったと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
「ダボス会議」(世界経済フォーラム)が認定しているGlobal Shapersというアンダー33歳の若手精鋭のネットワーク、初めて日本でのフォーラムの開催で36ヵ国から100人以上のメンバーが広島へ集まりました。
55歳になった自分がパネルディスカッションの司会として登壇のお声掛けをいただいたのは、これも、またコモンズ社会起業家フォーラムのご縁です。第二回にスピーカーとしてお願いした菅原聡さんの熱い想いで、今回、Global Shapersが広島で「平和」について語り合うイベントが実現しました。会場では、照屋朋子さん大木洵人さんなど、他にもコモンズ社会起業家フォーラムのOBOGが参加していて、とても心強かったです。
多様な世の中で平和が継続するには、Common Valueという普遍的な価値観を共有することが必要です。
また、共通言語、Common Languageも必要です。それは、今回の会議のように「英語」に留まることなく、「デジタル」、「スポーツ」、「音楽」、「美術」かもしれません。
それから、今回の会議のように同志が集まるCommon Groundも大事です。デジタル・ネイティブである若手世代でも、今回のフォーラムのように実際にフェイス・ツウ・フェイスで会って、色々と語り合うことから気づき、次の行動へとつながります。
そして、何よりも、Common Sense、常識。これが、意識的なConscienceで築く平和には最も重要な普遍性かもしれません。渋沢栄一は、「完全の常識とは智、情、意の三者」のバランス感と向上であるという考えを示しています。
ナレッジ(智)は大前提ですが、やはり情熱や情愛が無ければ行動へつながりません。でも、情に溢れているだけでは流されるかもしれないので、やはり心のアンカーである意志が重要であるということです。この三者を合わせることが人間のConscienceであり、その「常識」が平和につながるのでしょう。
平和。つまり、「今日よりも、よい明日」を望む人間の良識。
コモンズ投信の社名に、この「Common」の概念が込められています!