コモンズのESG投資
おはようございます。 渋澤健です。 ちょっと寒い三連休になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。さて、昨日の日経ヴェリタスの特集は、とても良い兆候だと思います。
ESG投資とは、企業のEnvironment Social Governanceの取り組みを評価する投資です。短期的な投機には関係ないことかもしれませんが、企業がESGに取り組むことは、持続的な価値創造を可能性を高める戦略なので、長期投資には極めて重要な要素です。
コモンズ30ファンドは非財務的な「見えない価値」を評価する投資は、企業の持続的な価値創造を見出す投資です。同じ頭文字をとって、Enabling Sustainable GrowthのESG投資です。
例えば、数年前から実施して「統合レポートワークショップ」です。直近では、エーザイ、オムロン、三菱商事にご協力をいただいています。
このワークショップでは、企業が発行する統合レポートをコモンズの「お仲間」である一般個人の方々が手に持って、ページをめくりながら、そこから伝わってくる印象を「評価」として、作り手である企業の担当者へ「対話」を通じて直接フィードバックするという取り組みです。
時々、「直球」の評価が投げかけることもありますが、意地悪な質問では決してなく、読者(投資家)として素直な印象なので、企業側もしっかりと受け止めてくれます。このような率直な意見を聞くことはとても参考になり、自分たちの報告書のつくりの向上にもつながるということで、再チャレンジのリクエストをいただくこともあります。
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また、去年から新たな取り組みを始めました。 これは、コモンズ30ファンドが投資している30社にお声がけして、非財務的な「見えない価値」の企業価値研究会です。これもワークショップ形式を取り入れて、企業のIR、CSR、経営企画、財務など企業価値を仕事として考えている部署のご担当同士の意見交換会です。
内容は非公開にしていますが、これも参加された企業からの評価がとても高く、年に3回程度、これから開催する予定です。SDGs(国連の持続可能な開発目標)、健康経営、社外取締役など、ESG関連のテーマから、企業の「見えない価値」の(KPIに落とし込むなど)見える化への研究を投資先の企業と取り組みたいと思っています。
このように、一味違ったESG投資に、今年もコモンズ投信は努めますので、どうぞよろしくお願いいたします!