第8回コモンズSEEDCap応援先がmore treesの水谷さんに決定!

こんにちは!コモンズSEEDCap担当うまごえです。

ついに決定いたしました!
第8回コモンズSEEDCap応援先!

6月下旬に外部審査員のメンバーをお迎えして開催いたしました最終選考委員会で、議論の末、
今年度応援先は一般社団法人 事務局長 水谷伸吉さんに決定いたしました!



【最終選考委員会 敬称略】
○高橋陽子(公益社団法人日本フィランソロピー協会、理事長)
○山田泰久(日本財団 NPO法人CANPANセンター 代表理事)
髙橋一朗(西武信用金庫 常勤理事・業務推進企画部長)
○渋澤健(コモンズ投信 会長)
○伊井哲朗(コモンズ投信 取締役社長)
○馬越裕子(コモンズ投信 SEEDCap担当)

今回の最終候補者3名 敬称略】  50音順 
・川口加奈/認定NPO法人Homedoor 理事長 
・町井恵理/NPO法人 AfriMedico 代表 
・水谷伸吉/一般社団法人more trees 事務局長 

今回の選考も例年同様、応援先を一人に決めることは最終選考委員会において大変難しい決断となりました。それは推薦文をお送りくださっている全国の受益者のみなさまからの声も同様でした。

そんな中、決定に導いたのは、「都市と森をつなぐ」という水谷氏のメッセージ
発展途上国や先進国など「国」を繋げる、様々なセクターにいる「人」を繋げる、「経済発展」と「環境保全」をも繋げる、多様な「繋がり」の可能性を感じさせました。

そして森を相手にした事業は、50年、100年という長期の時間軸の視点が必要であり、今こそそうした世代を越える視点が大切なのではないかと考えました。

更には、コモンズ投信と投資先企業、個人投資家のお仲間、そしてmore treesが「繋がる」ことによって、「今日よりも、よい明日」を「共創」できるという期待が今回の選定に込められました。

ある外部審査員の方がおっしゃいました。

今までのSEEDCapは「社会課題を知るきっかけ」をつくってきた。
今回からはmore treesさんが応援先になることによって、応援者も社会課題の解決に、より「参加できる支援」へとステージがかわってくるのではないか。

水谷さんへの授賞式は、来る10月7日(土)開催の第9回コモンズ社会起業家フォーラムにて行います。
是非ご都合のつかれる方、ご参加ください!

また水谷さんのmore treesに限らず、最終候補者である川口さん、町井さんの各団体の活動を、共同セミナーの開催やインターネット媒体、各種弊社レターへの情報掲載など広報協力といった形で応援して参ります。最終候補者3名と活動団体の今後の活躍にご注目いただき、ぜひご一緒に応援ください。

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more trees 水谷さんを推薦する声の数々をご紹介
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自分が生きている間には、活動の成果を感じることが出来ないかもしれないが、自分の子どもあるいは孫たちが、きっと感じることが出来ると思っている。世代を超えて伝えられる何かが存在してほしいので推薦いたします。(愛知県在住 50代 男性)

よくある環境保全に留まらず、「都市と森をつなぐ」というコンセプトが素晴らしいと思いました。真に社会を変える活動に発展して行くよう、応援したいと思います!
(東京都在住 9歳こどもトラストのお母様)

日本の森林資源を有効活用する事が求められており、植林思考から木を使う思考への転換を促して欲しいから。これまで自然環境に関する分野が選ばれていなかったから。ボルネオ島の熱帯雨林が見渡す限りアブラヤシのプランテーションになっている姿を旅行中に飛行機から目の当たりし、早急に手当が必要だと感じたため。そして、熱帯雨林の保全のためにもコピー用紙を含む適法な資源を調達するようコモンズSEEDCapを通じて企業や個人にも促して欲しいから。
(埼玉県在住 40代 男性)

森林保全は息の長い仕事です。50年、100年では済まない、目先の利益に捕らわれていてはできない仕事です。多くの人に「森」を日本人の剰余の蓄積の象徴として、気がついてもらいたいと思います。だからこそ、コモンズの理念のような資本の関わり方が大切だと感じたからです。
(東京都在住 50代 男性)

●木の成長にも林業が元気になるにも時間がかかる。自分が生きている間には育った木を見ることができないだろうけど、次の時代のためには今やるしかないと思って活動している、その活動を広げたいという水谷さんの思いに心動かされました。紙、建築材から食用油や洗剤まで、ごく普通の日本での生活は木がなくては1日も成り立たないほどです。人と企業の思想と行動(製品の選択)が変わることで好転する幅も大きいとことに希望を持って推薦します。(30代 女性 コモンズ投信社員)

森林保護は地球規模で取り組まなければならない深刻な問題だから。いろいろな切り方で取り組んでいるところがいいと思います。
(大阪府在住 15歳 男性)

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上記に、水谷さんを推薦する声の一部をご紹介させていただきました。

SEEDCapの寄付金の財源は、コモンズ30ファンドのお仲間からコモンズ投信が長期投資の運用のために頂戴している信託報酬が財源となっています。

今回の寄付金は、2016年4月から2017年3月までコモンズ30ファンドの「公募投信」から生じるコモンズ投信の収入のおよそ1%の73万円になります。

昨年の3keysの森山さんさんへの寄付金は66万円でした。
少しずつですが、コモンズSEEDCapも全国のお仲間の輪が広がると共に成長しています。

お届けいただく推薦の声も年々増えて参りました。
主体的に「欲しい未来へ投資しよう」というみなさまの姿勢を感じております。
推薦の声募集の呼びかけにお答えくださった多くのお仲間のみなさまに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

今後も社会課題の解決にいち早く挑戦し、日々活動を続ける社会起業家の皆様を応援するために、「寄付」という形での「未来への投資」の力も増していくべく努めて参ります。

どうぞこの1年間のコモンズSEEDCapの動きに、引き続きご注目いただき、是非ご参加いただきたく、よろしくお願いいたします!