2020年に向けて!

コモンズ投信 伊井です。

東京は猛暑が続いていますが、こうした中、この度の西日本地域で豪雨に見舞われた皆さまが一日もはやく日常生活を取り戻されることを心から願っています。

さて、いよいよ2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、あと2年となりました。

近代の日本の歴史において国創りを大きく変えた節目として明治維新と終戦があると思いますが、私は2020年が次の節目としてその後の日本を大きく変えていくのではないかと考えています。

あと2年で何か変わるのか?という感じかと思いますが、2050年くらいから振り返った時、きっと2020年を起点に日本は変わったと言われていると思うのです。

何が変わるのか。

①「世代が変わり価値観が変わる」:高齢化社会は当面続きますが、2020年を超えていくと高度成長をけん引した世代である団塊の世代から団塊ジュニアに人口の中心は変わります。

戦後はじめて世代が変わると言えるのではないでしょうか。世代が変わって価値観が変わらないはずがありません。

②「静かなる開国」:日本国内のグローバル化が加速するでしょう。
ご存知の通り、訪日外国人数は急増しています。2010年は861万人でしたが、昨年2017年は2,869万人とこの間で約2,000万人もの増加となっています。

政府は2020年の目標を4,000万人、その方々の消費額を8兆円と試算しています(2030年の目標は、6,000万人で15兆円の消費額で試算)。

ここで大切なのは、海外から訪日される外国人の方が増えているという単純なことでなく、その方々に満足いただけるように、言語の表示からはじまり接客、決済、物流にいたるまでの対応が進んでいるということです。

こうした変化は大都市からはじまり今や地方まで拡がっています。

③「企業のグローバル化の進展」:
日本企業の海外売上高比率の向上は続くことでしょう。

さて、こうした歴史的な変化をニュースなどで知っていくのではなく、投資信託を通じて
皆さんとこのワクワク感を共有したいとの想いから出来た商品が「ザ・2020ビジョン」です。

年初来から日本株市場は乱高下をする難しい展開が続いていますが、当ファンドは好調を維持しています。

年初から6月末までのパフォーマンスでは、TOPIX(東証一部株価指数)が-3.67%の下落、日経平均も-2.02%の下落に対し、当ファンドは+2.44%と日本株ファンド全体でみても好成績をあげています。

組入れ銘柄上位には、日本を代表する企業の変化に注目して、ソニー、任天堂もありますが、「マネーフォワード」、「メルカリ」、「サイバーダイン」、「ペプチドリーム」などこれからの時代をけん引する若い企業が組み込まれています。

こうした企業群がファンドの成績もけん引しているのです。

2020年を起点としたワクワク感を是非、「ザ・2020ビジョン」を通じて楽しんでいただけると嬉しいです。

暑い夏が続きますが、どうぞ、ご自愛ください!