かみしほろ塾で長期投資を語る
おはようございます。週末は全国的の猛暑が続きましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。私は、土曜日の午後から十勝に入って猛暑からは逃れることができましたが、現地では今年一番の暑さ。涼しいという感じではなかったです。
去年の12月に私がフジテレビの新報道2001に「ふるさと納税」に肯定的なコメンテーターとして出演していたときに、たまたま上士幌町町長など関係者と一緒に番組を見ていたようで、「あ、シブサワさん知ってます」というところから、今回のご縁のきっかけでした。
物品目当てに寄付することは本末転倒という意見が少なくありませんが、自分の意思によって自分のお金が公に活用されるということのきっかけづくりとしては良いのではないかと私は思います。大事なことは一人ひとりの意思あるお金が社会で循環することだと思います。
上士幌町は、この「ふるさと納税」で全国的にも成功している自治体であり、その知名度アップからも影響があると推測していますが、若者の転入で人口が増えています。(と、言っても、5000人回復の規模ですが。その5000人が東京23区と同じ面積のところに暮らしています。)出生率も1.7倍へ回復していて、全国平均を上回っています。
対談セッションでは、「貯金」と「預金」の違いから入り(皆さん、ご存知ですか?)、投資とは地域社会の「枠」の外から新たな視点や成長を呼ぶ込むことという話の展開になりました。そういう意味では、寄付は自分への金銭的なリターンを期待することではないですが、「今日よりも良い明日」の社会を次世代へバトンタッチすることの活動と考えると、これは「長期投資」ですとお話ししました。
「見えない未来を信じる力」という側面でも、長期投資も寄付は同じことだと思います。