社会起業家フォーラムはもうひとつの本業

こんにちは コモンズ投信 馬越です。
先日、会長渋澤が朝日新聞主催のイベントに登壇させていただくのに同行しました。テーマは、「企業はSDGsをどう伝えるのか?」。昨今SDGsへの関心が高まる中、会場は企業の精鋭たちで満席でした。
会長渋澤の話を聞いていて改めて気づかされます。言葉の定義やしくみの理解に心奪われるのではなく、「できるのか」「できないか」なのでもなく、本来問われるのは【やりたいのか、やりたくないのか】。
これはここ数年「女性の活躍」「働き方改革」の促進を求められる企業の取り組みを見ていても感じること然り。結局大切なのは、【本気かどうか】。何事においてもそこが一番大事、と改めて感じた次第です。

来る10月14日開催の社会起業家フォーラムは今年で10回目を迎えます。

「社会起業家」といった言葉に馴染みのなかった10年前、リーマンショックのダメージが色濃いタイミングに誕生したばかりの投資信託を運用・販売する会社が、なぜ、今、このイベント?なぜ、今、彼らに注目しているのか?と疑問に思われた方も少なくなかったと思います。また注目してくださる方もさほど多くはありませんでした。
でもわたしたちは【本気】でした。

金融ベンチャーとしてスタートした私たちコモンズ投信が目指していたのは、金融が本来持っている「お金を社会に循環させる」という役割を再定義し、意思を持ったお金の使い方を促すことでよりよい社会、そしてよりよい明日を共に創っていくことでした。

その意思あるお金を企業や経済の持続的な成長につなげていくことを目的にコモンズ30ファンドは生まれたのです。
また、企業や経済の持続的な成長には、安定した社会基盤が不可欠であり、様々な社会課題に取り組むチャレンジャーにも意思あるお金を循環させていく仕組みとして、寄付の仕組みコモンズSEEDCap(シードキャップ)を生みだしました。

今回のフォーラムで登壇くださる社会起業家の数は延べ100名を越えます。
世界から児童労働撤廃、被災地復興支援、こどもの貧困対策、若者支援、産後うつの対策、中間支援組織、森林保全、ソーシャルファイナンスなど、様々な社会課題に取り組むリーダーたち。わたしたちが日々気づかずに、また関心を寄せずに通り過ぎてしまっている社会問題にいち早く目を向け、【本気】で行動を起こした人たちの7分間スピーチリレーをお届けしてきました。そして、過去の登壇者からコモンズSEEDCap応援先(寄付)を毎年1名選出してきました。

参加者は初回数十名でしたが、昨年は250名を越えました。想いとマイクだけを手にしたリーダーたちのスピーチは、多くの参加者の心を動かし、ここでの出逢いが【主体的な一歩】を生み出してきました。

今年は参加者500名を目指しています。
1年間かけて新たな【本気】のリーダーを11名選出しました。
コモンズSEEDCapの応援(寄付)先を、コモンズ30ファンドを保有してくださるお仲間(受益者)と社員と共に、【本気】で選びました。
より良い明日の共創に、わたしたちは【本気】です。
ぜひお友達同士で、親子で、ご夫婦で、お誘いあわせの上、奮ってのご参加をお待ちしております。ひとりでも多くの方にお声掛けいただき、みなさまで熱き7分間に耳を傾けていただけましたら幸いです。

◆◆第10回コモンズ社会起業家フォーラム 参加者募集中◆◆
■10月14日(日)14:00~17:00フォーラムの部
https://www.commons30.jp/seminars/detail/694
■10月14日(日)17:30~19:00懇親会の部
https://www.commons30.jp/seminars/detail/695