夏休み絵画コンクール2018の動画ができました!

「これは、『へいわのたつのくに』の絵」
6歳の男の子が見せてくれたその絵には、“ぼくのおしろ”の横に生き生きとした龍が描かれていました。

こんにちは。コモンズ投信馬越です。
第10回目となった夏休みこども絵画コンクール。
今年はいつもこどもトラストセミナーの開催でお世話になっている民間学童保育「ウィズダムアカデミー」の各校舎のこどもたちにも、このコンクールに挑戦してもらいました。

夏休み中の平日の夕方、ウィズダムアカデミーの各校舎をまわり、ワークショップを開催させていただきました。

このワークでは最初に、こどもたちにこんな質問します。。
「あなたの好きなものはなんですか?」「それはなんですか?」
この質問をお友達と二人組になって聞き合い、ペアになったお友達の好きなものを発表してもらいます。

「何がはじまるのかな~?」とドキドキしていたこどもたちの表情がみるみる笑顔になって、心がわくわくしていくのがわかります。
そして今まで知らなかったお友達の「好きなもの」や「夢」を共有することで、お友達がいつもより身近に、そして応援してあげたい大切な存在に。

「好き」という気持ちや「夢」は、誰かに強制されて抱く感情でありません。
その「理由」もまた、自分の内側から自然と生まれてくるものです。
だからこそ、大事にしようね。それが素敵な未来につながるよ、とこどもたちに伝えます。

「さぁ、画用紙に書いた自分の名前の横に、自分の歳に30年をたした年齢を書いてみて」と私が言うと、こどもたちからは、「え~~~~、37歳だ!」「わたしは、40歳だ~ショック~!」なんて声があがります。
「ゆうこさんは、何歳になっているの?おばあちゃんだよね?」というのも必ず飛んでくる言葉。はい、間違いありません 笑。

そして、みんなで30年後の未来を想像して、絵を描いてみます。
こうなって欲しいな、という30年後の世界、30年後の自分の絵。

「ジェット機(噴射)がついた靴を履いて、空を飛んでいるよ」
「会社に空飛ぶ車で通勤するよ」
「私が開くクレープ屋さんにはたくさんの人が並んでいるよ」
「去年おじいちゃんが病気で死んじゃったから、お医者さんになりたいの」
「富士山の近くに住みたいな。そうだ、富士山の上で、卓球をしよう。ん?できる?」

「30年後だもの、できるね、きっと。」

「見ないで」「はずかしい」と最初言っていたこどもたちもやがて、「この絵、持って帰ってもいい?」
「お母さんに見せたいの、いい?」とそっと聞いてきたり、「やっぱりコンクールに出してみる」と渡しに来てくれたり。

絵を描いている子の表情、そして、その作品は、わたしたち大人にとって、宝物そのもの。わたしたち大人こそがこどもたちの作品から、「未来を信じる力」を教えてもらうことができます。

冒頭の男の子が描いてくれたのは、『平和の龍の国』の絵。

広島原爆の日の翌日に描いてくれた絵でした。

他にも、自宅で描いてくださったお子さんたちの作品も届いています。

毎年恒例の動画にもさせていただきました。
どうぞこちらの動画にて、素敵な作品をご覧ください。
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コモンズ夏休みこども絵画コンクール2018