”Purpose” 最近よく聞く言葉です

おはようございます。渋澤健です。

この言葉は、世の中の社会的課題を真摯に取り組んでいるグローバル・プレイヤーたちから最近よく聞くようになりました。

最近、経済同友会のSDGs研究会においても、ユニリーバネスルから発された言葉でしたし、昨日の日本経済新聞朝刊で世界最大の資産運用会社であるブラックロックのラリー・フィンク会長からも発されています。【企業、社会貢献の理念示せ

”Purpose”とは「理念、存在意義」と訳されています。今まで、私は”Mission”が理念や存在意義と思っていて、そのような考えでコモンズ投信の設立来の取り組みをMissionとして言語化しました。
 
一人ひとりの見えない未来を合わせて、次の時代を共に拓く

でも、我々がまとめていたのは、ひょっとすると”Purpose”だったのかもしれませんね。

フィンクさんは記事で、このようにご指摘されます。「企業の存在意義は利益を稼ぐことに集約されていたが、利益を超えるものを求める社会の声は強まっている。」

ん? Sounds familiar....  これは、21世紀版の「論語と算盤」~道徳経済合一説でしょうか。

ブラックロックが設立来から、このような理念があったかわかりませんが、恐らく世界最大規模(GPIFの4倍)の資産運用会社となると、さすがに世の中への責任感を感じているのかもしれません。

私たちコモンズ投信は規模では全く比べものにならないです。でも、現在からもっともっと規模が小さい創業時から長期的な経済的リターンと社会的リターンを同様に求めていたと自負しています。

10年を経て、おかげさまで97.7%のコモンズ投信のお仲間(受益者)の直販の口座がプラスの利益になっています。

10年を経て、おかげさまで毎年、コモンズ社会起業家フォーラムおよびコモンズSEEDCapを開催しています。


私たちは、一人ひとりが「今日よりも、よい明日」を実現させることを支え、日本の再起動のスイッチを入れるという社会的インパクトの想いで創業した資産運用会社です。私たちは世界最大の資産運用会社ではありませんが、私たちコモンズ投信のお仲間の皆さんは世界最高だと思っています!皆さんのおかげで、今までの10年があるのですから。

本当にありがとうございます。