社会変化と未来の自分

おはようございます。渋澤健です。関東は梅雨っぽい週末になりましたが、各地の週末はいかがでしたでしょうか。

さて、日曜日の朝から雨の中で20代~30代の若手がで出向てくれて、みらい研究所というコワーキングスペースで、これからの社会変化において未来の自分を描くというセミナーを開催しました。


私からは、「2020年から日本は新しい時代が始まる」と持論をご紹介し、日本の人口ピラミッドから、今までの10~20年と比べて、これからの10∼20年の社会変化のスピードが著しく高まるという未来像を提案しました。過去の成功体験を持っている世代から(経済成長という)成功体験を持っていない(だからこそ、新たな成功体験をつくれる)世代へと交代が早いピッチで進むのです。


日本の「見える未来」は圧倒的な高齢化少子化社会です。でも、高齢化少子化とは国境の内側の話です。

デジタルネイティブである若手世代はインターネットが常時つながっていることが当たり前の世代です。インターネットには国境がありません。言語もテクノロジーによってコミュニケーションの障壁はどんどんと低くなるでしょう。課題は、若手にスイッチが入るかです。

日本で暮らしながらも、自分は世界とつながっていて、世界から様々な成長や気づきを取り込むことができるという意識のスイッチです。自分自身のコンフォートゾーン(安全地帯)だけに留まることなく、その「枠」の外から色々な視点や気づきを取り込むことで、新たな価値を創造するというスイッチです。

このスイッチが入るか入らないかは「見えない未来」です。日本の若手が「見える未来」に留まるか、「見えない未来」を信じてチャレンジするかによって、2020年以降に日本の繁栄の時代の有無が決まります。


そのなか、やはり、「老後資金2000万円」が気になる若手も多いようでした。長期投資という「見えない未来を信じる力」をコツコツと毎月、少しからでも良いから発揮することが大事であるというメッセージを、セッションのしめくくりに若手へ伝えました。

そして、社会変化と未来の自分を実現させるために、やはり大切のは笑顔ですね。(前野隆司先生の「幸福の因子」からお借りすれば)「自己実現と成長」には笑顔があります。「つながりと感謝」には笑顔があります。「前向きと楽観」には笑顔があります。「独立とマイペース」には笑顔があります。笑顔の若手がもっともっと日本社会で増えれば、「今日よりも、よい明日」は必ず実現します。


企画・運営してくださった今村桃子さん! グッジョブ! 感謝です!