「すごい女子大生がいるんです。」
「すごい女子大生がいるんです。」と、いつも素敵な起業家の情報を提供くださる、コモンズ投信の創設以来のお仲間、P E & H R 株式会社 山本 亮二郎さんが、ちょうど1年くらい前にご紹介くださったのが、テーブルクロスの城宝さんでした。
早速会社に来ていただいてお話を伺いました。
当時まだ大学4年生だった城宝さん。
とってもかわいらしい、、、なのに、すでにもう社長さん!?
こんなかわいい社長さんが立ち上げた会社「テーブルクロス」って???
↓まずはこちらをご覧ください。↓
http://tablecross.com/counter/
アプリ「テーブルクロス」を使って飲食店の予約をします。
お客さんがひとり予約すると、お店が広告料として180円を支払い、そのうち30円がテーブルクロスを通して、援助を必要としている国のこどもたちに給食が届けられるしくみです。
淡々と、にこにこと自分たちが可能にしたこの事業について語ってくださった城宝さん。
いったいどこからそんなパワーが。。。。
先日改めて彼女の話を聞きたくなって、学生主催のイベントで城宝さんのスピーチを拝聴させていただきました。
起業して1年5か月。
アプリ「テーブルクロス」の加盟飲食店は1万店舗に及んでいました。
大学を卒業後も同事業を続けられる城宝さんは、「これからが更に知ってもらって使ってもらうステージです」と語りました。
「近年、10年続く会社は全体の1%と言われています。
そんな中、自分の仕事が成功なのかはまだまだいっさいわからない。
はたして10年後続いているのかどうかもわかりません」。
そんな城宝さんのお話から、強く感じたことがありました。
彼女の中ではいつも「なぜこの活動を、事業を始めたのか、続けているのか」ということが、とても強く、且つ明確に存在していて、そしてそれを楽しんでいるようにも感じれるのです。
城宝さんがテーブルクロスを立ちあげるモチベーションとなったのは、高校1年の時にアメリカでの経験が大きかったそうです。
もともと社会貢献とかNPOとか大好きな女の子だった城宝さんは、アメリカ滞在中あるNPOの会議に出席する機会に恵まれました。
そこで衝撃を受けます。
目の前の課題を解決する話をしている時に、NPOの人たちは同時に、どうやって自分たちは給料をもらっていくのか?という話を真剣にされていて、それに城宝さんはびっくりしました。そして、素直に、「なんで給料をとっていくのか?」と聞いたそうです。
そして逆に職員の方に聞き返されます、「こういう社会課題を解決するときに何が一番大事なのか?わかるかしら?」と。
一回2回で課題が解決されるのであれば、みんな苦労はしていない。
そうではなく、どうやったらこの課題解決を継続して行っていけるのか?
それをしくみにしてやっていけることが重要だよ、って言われたそうです。
その時、城宝さんは「これだな」と思ってしまったそうです。
これから100年後の日本を作っていくのに重要になっていくのは、今、目の前にある社会課題の解決を、きちんと利益を生みながら社会貢献をするというしくみをつるくことだと。
この文化を作るのに、自分も貢献できればと思うようになったのがきっかけとなりました。
城宝さんも、今年10月1日の第8回コモンズ社会起業家フォーラムの登壇者のひとりです!
やさしい口調で、しっかりとした姿勢が反映されたその声で、どんな話をしてくださるのか。。。
今から10日後が楽しみですね!
彼女の、「これだな」のお話を是非聞きに、会場にお越しください。
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第8回コモンズ社会起業家フォーラム
開催 10月1日(土)14時~17時
会場 文京学院大学 仁愛ホール
学生は参加費無料です!!!
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ!
https://www.commons30.jp/seminars/detail/384
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