おもしろおかしく

こんにちは、福本です。

イノベーションの側にはいつも、“はかる”技術がある。
11月21日、創業以来、“はかる”技術で成長を続けている堀場製作所さまをお迎えしコモンズ30塾統合レポートワークショップを開催いたしました。

投資先企業、コモンズ投信、そしてお仲間の皆さまとの「対話」の場として恒例となった当イベント。今回は、堀場製作所さまをお招きし、管理本部 経営管理部 IR担当副部長 上杉さまよりお話をいただきました。当イベントは、夏にびわこ工場でも開催しており、今回が2回目。
(堀場製作所 上杉さまのプレゼン内容はこちらからお読みいただけます
堀場製作所の創業者は??(あれ?真ん中は・・)

ご参加の皆様には事前にレポートにお目通し頂いた上でご参加をお願いするなど、まさに「対話による価値の共創」を目指す場とさせていただきました。

主に作成を担当された天井さん
メインのグループワークでは、社是でもある「おもしろおかしく」について様々な見方が飛び交いました。




「とてもユニークな社是で、これを前面に出すことで、レポートとしても個性が出ている。その一方で、どのように“おもしろおかしく”が事業展開の中で活かされているかがわかりづらい」

「“おもしろおかしく”を体現するようなエピソードをもつ社員の方も沢山いらっしゃるはず。こうしたエピソードが盛り込まれているとより面白くなるのでは」

一方、完成度の高さについてはこちらも色々な切り口で評価をする声が多く挙がりました。


「紙質、量ともにとても良い。また、デザインも洗練され、アピールや理解を深める工夫が随所に感じられた。雑誌のように、読みたいところから読める工夫もされている」等。
「さらに言えば、文字の大きさへの配慮、色使い、若手・女性社員などの写真も多用するとよりよいものになるのではないか」。




3-4年前、これからは、電気自動車が急速に普及するといわれた頃、車の排ガス測定装置で高いシェアを持つ同社に対し、将来を悲観する声も多く届いたそうです。

しかし、そもそもの“はかる”ことへのニーズはなくなることはなく、そこに対して、同社はおもしろおかしくの精神で取り組んでこられました。


参加者からのお声を受け、上杉さまからは、皆さまからの視点はとても参考になります、とした上で、
「“おもしろおかしく“は概念なので、一人ひとり解釈違う。でも、それでいいと。
一人ひとりの“おもしろおかしく”を集めたのが『堀場製作所』であると思っています。」
というお話もいただきました。

また、最後には、担当アナリスト末山より
「“おもしろおかしく”というのは、加点主義ということだと理解しています。
コモンズ30ファンドが堀場製作所の特長と捉えている点は、グローバルで様々な高いシェアを持つ“はかる”製品があり、その背景には高い技術力があること。
こうした力がある会社ほど持続的な成長が可能になると考えています。
また、何より人を大事にしているということが堀場製作所さんの強みではないか。
そういう文化がしっかり育まれているので、またいい人が集まってくるという循環を生んでいるのではないかと思う。」
というお話をさせていただきました。

双方向の対話から生まれる「価値の共創」。



こうした場をこれからも大切に育んで参りたいと思います。