信じて・託して・任せて

今回は(アクティブ)ファンドが資産をふやす源泉を紐解きながら、”売買もファンドでやるから任せてね”をお伝えします。

ご存知のようにファンドは資産がふえるように皆さんに替わってプロが運用する商品です。

ファンドの利点は色々ありますが、特にいいところは

ひとつは『プロが銘柄選びをしてくれる』です。
これは、いかに持続的な成長を期待できる企業を選べるかが重要です。

そしてもうひとつは『プロが売買をしてくれる』です。
売買といっても短期的な視点での売買ではなく、長期的な視点での売買です。
ちなみにコモンズ30ファンドの場合、“強い企業”を厳選して選ぶファンドでかつ長期を前提としているので、原則均等投資をしています。つまり、30銘柄であれば、1銘柄あたり3.3%ずつ保有しています。ですので、短期的に上がりすぎて、ファンドにおける保有比率が3.3%を大きく超えた銘柄を売り、下がりすぎた銘柄を買う「トリミング」という作業を丁寧に行っています。
こうすることで、ファンドというパッケージが互いの負を補いあい、力を大いに発揮できる状態に保ちます。
コモンズ30ファンドは「価値に投資する」ファンドなので、株価の変動による「価格の差」で利益を積み上げるのではなく、成長や進化が期待できる企業にバランスよくお金を預けて企業が生みだす価値の増大に乗せて、ファンド全体の価値を増大させることを目指しています。

その道40年の渕上トレーダーに聞いてみました。

その道40年の渕上トレーダー
ー コモンズの売買ってどんなですか?

企業も人と一緒でうんと成長するときもあるし、いろんなことがうまくいかなくて伸び悩むときもある。
コモンズは投資先の企業との対話を大切にしている。それは投資先の企業の調子が良い時も悪い時も同じ。
長いお付き合いだからこそ市場で売買される株価が、自分たちの判断する価値と比べて、高過ぎるとか、安すぎるとか、肌感覚で感じることができると思っています。
高いと思えば少し売ることもあります。
安いと思えば、さらに買い増しをすることもあります。
これが『コモンズの売買』。対話なしに売買なんてできないさ!

場所が変われば人も変わるもんだね!と突っ込まれそうな(コモンズ的)優等生コメントをありがとうございます。
本題に戻って、
利益が出ている!というのは甘い誘惑ですし、
下がる前に確定したい!というのは堅実で手堅い行動、に思えます。

ですが、実際は「トレードで(長期的に)勝つこと」は至難の業です。

売りたいときには売れないし、(もっとあがっちゃったり)
買いたいときには買えないのです。(もっとさがっちゃったり)

そうして次のタイミングを見計らっているうちに時間が経ち、そのまま預けておけば享受できるはずだった複利の効果を取りっぱぐれてしまうわけです。

個人のお客さまが、資産づくりの道半ばで利益確定することは、種から大切に育てた成長のエネルギーがいっぱい詰まった芽を摘んでしまうことと同じ。

必要な売買は私たちが行なっていますので、ファンドをお持ちの皆さんは資金が必要になるまで利益確定しなくて大丈夫です。
皆さまの大切な資産を大きく成長させるため日々ファンドをメンテナンスしていますので、引き続き「信じて・託して・任せて」いただければと思います!