投資は未来を信じる力

皆さん、こんにちは。コモンズ投信 伊井です。

新型肺炎の世界的な広がりは、人類に難題を突き付けているようです。
私たち長期投資家は、決して楽観はしていませんが歴史を振り返ると、国難とも言われる出来事は人類の大きな進歩にもつながったことを学んでいます。
終戦後、焼野原となった日本が東洋の奇跡と言われるほどの経済発展を実現できたのは、焼野原になったからこそ更地に新しいインフラ整備が出来たことも要因です。
これだけ、道路、鉄道が発達している都市は他にありません。
また、東日本大震災後の国をあげての復興は、ベンチャー起業家や社会起業家を多く生み出し、LINEなどのSNSの急速な普及にもつながりました。
中国でもSARSを契機にEコマースが急速に発達しました。

今回の新型肺炎拡大にともなう困難を乗り越えた先には、新しい働き方の定着、遠隔医療や遠隔教育の進展などが実現されていることでしょう。
新型肺炎はいずれ収束します。
私たちは、『投資は、未来を信じる力』と考えています。
目先の社会的な混乱や株価の変調だけを見ていれば不安になりますが、少し先の未来を考えてみれば、新しい未来が見えてくることでしょう。
私たちの投資は、株価への投資ではなく、企業への投資です。
未来は、人が、企業が創っていくものです。
いまこそ、未来を信じて投資に力を入れていきましょう。
今月は、株価は下がりましたが「積立金額の増額」が目立ち、株価が下がるほど買い付け件数が増えています。

代表取締役社長 兼 CIO
伊井哲朗
私たちは、こうして託されたご資金を「コモンズ30ファンド」と「ザ・2020ビジョン」で慎重姿勢を崩さず、丁寧な運用を続けています。
「未来を信じる力」で、この難局を一緒に乗り越えて参りましょう!

過去発信したこちらのメッセージもぜひお読みください。
2月25日【特別レポート】株式市場の下落と弊社運用ファンドについて
2月21日不安心理と株式市場




SDGsの総本部の会合に出席しました

おはようございます。渋澤健です。先週はとんぼ返りのNY出張。

目的はUNDP(国連開発計画)が企画しているSDG ImpactSteering Group(運営員会)に出席するためでした。



帰りの飛行機は、かなり空いてました。シンガポール代表は移動中の機内感染を恐れて一日会合の午前中を電話で参加。中国代表はビデオ会議で現地から(マスクしながら)NYの夕暮れまでフル参加しました。

SDG ImpactとはUNDPが主導しているSDGsの基準づくりおよび認証のプロジェクトです。

ご存知の通り、SDGsには17の目標、169のターゲットが儲けられていますので、プライベートエクイティ投資、債券の発行、または企業の行動がSDGsの達成に沿っているという簡易な基準および認証という存在があれば、SDGs投資への関心は広がるでしょう。これが、SDG Impactの狙いです。

SDG Impactの「プライベートエクイティ」「債券」と「企業」における基準を一言で表し、4~8の行動指針に整理して評価を示すことが基本方針です。「プライベートエクイティ」「債券」の基準づくりは最終形に近づいており、夏までに「企業」の基準づくりを完了させる計画のようです。

また、SDGsを達成するための新たな資金となる財源に「インパクト投資」への関心が世の中で高まっています。

インパクト投資とは、良き社会的インパクトと経済的リターンの両立です。私は現代風の「論語と算盤」と思っていますw。

実は人によって、インパクト投資の定義が若干異なっています。社会的インパクトがあるならば、市場期待リターンより低い、あるいはゼロでも良いと思っている人もいれば、通常のグロース(成長)投資に社会的インパクトが「おまけ」として付いていると思う人もいます。

私は、インパクト投資の本質とは、慈善・援助活動や「おまけ」ではなく、良き社会的インパクトを意図し、その持続可能性のために必要な市場期待リターンを目指すことだと思います。

そのインパクト投資の要になるのが社会的インパクトの「測定」です。世界で色々なプレイヤーたちが試行錯誤を繰り返しながら、この「測定(メジャメント)の基準づくりに挑んでいます。最も投資家指向なのが米国民間NPOのThe GIINだと思います。

UNDPの本来の役目は新興国の経済開発であり、社会的インパクトの測定の事務能力や予算配分が潤沢な訳ではありません。現在、インパクト測定はOECD、PRIという政府系機関からThe GIINやGSGなどの民間イニシアティブ、世界中に色々な側面で進んでいて航海図が複雑です。UNDPがアレンジャーとしてone voiceを提示することに大きな意味があると思います。

そして、今回の参加でちょっと気になったこともありました。現在、日本では官民でSDGsへの認知度、関心、そして行動も高まっていることを肌で感じています、しかし残念ながら、その存在感がSDGsの一丁目では薄く、SDGsについて日本が世界でもっとプレゼンスを高めることが急務であると感じました。



UNDP総裁が、SDGsは西欧だけのイニシアティブではなく、アジアから学ぶこともあるのではというディスカッションを促したところ、「SDGsのリーダーシップは中国である」という委員の発言に驚きました。けれども、そのような認識が国外では常識なのでしょう。

また、これからは企業のESG/SDGsに関する情報開示だけでは十分ではなく、社会インパクトの測定が要求されるという時代の潮流も感じました。日本社会で認識が高まっているだけに、 SDGsガラパゴスになってはならないと痛感しました。


今年はオリンピック・イヤーで日本は世界から脚光を浴びるはずです。また、11月にはESGの「総本部」であるPRI(責任投資原則)の総会が日本で開催されるようです。日本は、今年というタイミングを活用して、もっとSDGsへのコミットメントを世界へ発信すべきです。

不安心理と株式市場

皆さん、こんにちは。コモンズ投信 伊井です。

今回、新型肺炎に感染された方々には心からお見舞い申し上げます。

さて、先月末の当ブログ(ファンドを磨き続ける)で、当社運用チームは新型肺炎に対する各企業の取り組みについて対話を積極化していますと紹介しました。

私たちは、アクシデントが起こった時の対応を見て、企業の本質的な強さを確認しています。

アクシデントによる短期的な業績の落ち込み度合を予想するというよりも、企業の真の実力を把握するためです。

景気回復局面など、企業を取り巻く環境が良いときは、どこまでが企業の実力での成果なのかは分かりづらいものです。

私の好きな言葉に【疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)】があります。

後漢書の言葉ですが、「激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。 苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さがわかる」という意味です。

まさに、企業も人も、激しい風が吹いたときに本質が分かるということです。

今回も多くの知見を得ることが出来、今後の運用に活かしていけることを確信しています。

一方で、新型肺炎が中国及び世界経済、日本経済に与える影響も小さくないと思われますので、成長企業にお金を託す側の心理も不安が募る状況だと思います。

中国政府は、金融緩和、財政政策と矢継ぎ早に景気対策を打ち出していますし、米国、欧州、日本をはじめ各国の中央銀行も状況を注視しています。

株式市場は不安心理と景気対策期待が入り混じる展開がしばらく続くと思います。

こうした局面でタイミングを計って投資成果を求めることは困難です。

積み立て投資で、淡々と投資を続けて、次の局面を待つことが投資成果につながるはずです。

5Gをけん引役とする世界的な景気回復まではもう少し時間がかかると思いますが、不安心理をコツコツと投資を継続することで乗り越えていきましょう。

当社運用チームも、今回の積極的な企業との対話を次の局面にしっかりとつなげて参ります。

どうぞ、引き続き、ご期待ください。

リテラシー向上が急務です

おはようございます。渋澤健です。

先週の金曜日に東京証券取引所で日本銀行の雨宮正佳副総裁とご一緒に登壇するという貴重な機会をいただきました。とても気さくなお人柄で、控室の談話も楽しく、第三部の対談のキャッチボールがしやすかったです。テーマは「日本人の金融リテラシーの現状と向上」でした。


雨宮副総裁が講演でご紹介された日銀のアンケート結果に衝撃を受けました。

①インフレ:「高インフレの時には、生活に使うものやサービスの値段全般が急速に上昇する」

答えは当然「正しい」と思いますね。ただ、日本の正答率は62%… (ちなみに、香港97%、カナダ92%)

②複利:「100万円を年率2%の利子がつく預金口座に預けられました。それ以外、この口座への入金や出金がなかった場合、5年後の残高はいくらになっているでしょうか(税金)は考慮しない」

選択肢は「110万円より多い」「ちょうど110万円」「110万円より少ない」「上記の条件だけでは答えらない」「わからない」

複利とは利益を再投資する「雪だるま」ですから、正解は「110万円より多い」ですね。答えられたでしょうか。

日本の正答率は44%…(米国75%、ノルウェー65%)

③分散投資:次の文章が正しいかどうかをご回答ください。「1社の株を買うことは、通常、株式投資信託(何社かの株式に投資する金融商品)を買うよりも安全な投資である」

日本では正解の「間違っている」を選択したのは47%で同程度が「わからない」を選択しています。(韓国84%、ヨルダン80%)

全部で11問あるようですが、OECD共通比較で日本人はなんと22位…



唖然とするショッキングな結果です。しかし、これが1864兆円の金融資産(2019年9月時点)を誇る日本人の金融リテラシーの実態です。金融資産の過半数以上(986兆円)を、まるで守銭奴のように現預金として抱え込んでいることと無関係ではないでしょう。

雨宮副総裁との対談で私は日本人には「時間」という概念が乏しいことが金融リテラシーの欠落と関係があるのかもしれないと指摘しました。

日本人は神社に行くと「チャリ~ン、ジャラジャラ、ポンポン」と願い事しますね。これは「神様オンデマンド」です。それまでの日々の行いに関係なく。一方、西洋諸国の宗教観では人間の日々行いは神から見られていて、その積み重ねで天国か地獄にいく、という時間軸に沿った「行い」と「結果」に因果関係があります。

時間軸という概念が無ければ、将来のインフレ(物価が上がり=貨幣価値が下がる)はピンとこないでしょう。複利の雪だるま効果もわからない。そして、見えない分散より、目の前に見える1つの株式の方が良い。

時間軸の感覚を養うこと=金融リテラシーの向上という意識を高める必要があると改めて痛感しました。

ただ、良い傾向もあります。この急上昇しているチャートを見てください!


これは、日本銀行システム情報局が公開している「知るぽると」という暮らしの役立つお金の知恵・知識情報サイトです。アクセス数が去年の「年金2000万円問題」以降に上昇に転じ、それが2020年年初まで続いているというトレンドが見えます。これは良いですね!

金融リテラシーに加え、昨今では感染症リテラシーの向上も必須です。こちらでは、入念な手洗いとうがい、マスク着用、そして何よりもしっかりと休んで体調を整えることがポイントのようですね。どうぞお大事に!

2020年から起こる変化

前回はザ・2020ビジョンが誕生したきっかけをお伝えいたしました。

「2020年を起点にして日本は大きく変わる」との考えからファンドが生まれましたが、ファンド名となった「20-20vision(twenty-twenty vision)」には、英語では20フィート(約6m)先まで見通せる「正常視力」という意味があり、『ザ・2020ビジョン』には5-10年先に起こりうる『変化』をしっかり見通したいという想いを込めました。

では2020年からどんな変化が起こるのでしょうか。
高齢化社会がより進展するということはもちろんなのですが、2020年以降は、高度成長時代を牽引した団塊の世代が75歳以上となり、団塊ジュニア世代が日本で最も人口が多い世代となります。
2020年の東京では4人に1人が65歳以上
これだけ高齢化が進んだ都市は世界にありません
その結果、戦後初めて大きな世代交代がおこり、価値観の変化デジタルネイティブ世代の台頭が起こってくると考えられます。
また2020年は第2の開国の起点と考えています。
小学校での英語教育が全面的にスタートします。
また海外からの訪日旅行客(インバウンド)は2012年ごろには800万人程度だったのが足元で3000万人にまで拡大しています。
こうした変化が、言語・決済・物流といった点まで波及しています。
企業でも外国人採用枠が拡大しており、これまでの海外進出といった文脈でのグローバル化からさらに質的な変化が起こっているといえます。

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、東京ではいたるところでバリアフリー化工事が進んでいます。
温度の上がりにくい保水性の高いアスファルトの採用や、二酸化炭素の排出量が少ないタクシーの普及といったヒートアイランド対策なども熱中症予防という観点では高齢化対策のひとつです。
障害者に優しい都市づくりはすなわち高齢者に優しい都市づくりにつながり、そこに産業やサービスの拡大の機会も生まれてくると考えています。
例えばファンドスタート当時から投資をさせていただいているサイバーダイン
同社はロボットスーツの開発・研究における世界的企業です。
ロボットスーツ「HAL」は身体機能を改善・補助・拡張することができる機能を持ち、医療・介護・福祉分野、労働・重作業分野など人間生活に役立つ領域で展開することを目的に研究が進められています。
介護分野ですでに実用化されている腰タイプのロボットは、介護者が腰にロボットスーツを装着することで、被介護者を車椅子からベッドへの移動、入浴介助を行なう際にその負担が大幅に軽減できるというものです。
医療用での研究・開発も進んでいます。



続き
ザ・2020ビジョンが捉える”変化“とは?!

必ず絶対に口数が増える投資

おはようございます。渋澤健です。

週末は、全国的に冷え込みましたね。体調管理はどうぞ万全に!

さて、日曜日は『銀座なでしこ会』という「女性経営者と志高い女性の会」の7周年パーティで基調講演の機会をいただき、いつも使っている人口動態のスライドで2020年は「時代の節目」になるという持論を紹介しました。

今までの10~20年と比べると、これからの10~20年は社会変革が著しくスピードアップする「時代の節目」。日本全国の世代交代によって、過去の成功体験が新しい成功体験へと入れ替わり、日本社会の新陳代謝が高まる時代です。

パーティーは出席者の8割が女性という華やかな会だったので、更に協調しました。

SDGsで「誰一人取り残さない」世の中を目指している2030年と現在の団塊の世代の男女の変化を見てください。これからたった10年の間で、あれよあれよとフェードアウトする男性陣。一方、女性陣は存在感をまだまだ示していますね!


ということは自分自身の老後生活を考えると、女性の方がしっかりと資産形成することが大切という必要性も見えてきます。それも、一発勝負の一括投資ではなく、必ず毎月口数が増える積立投資を長期的に実施することが大事です。

投資の世界では、「必ず」とか「絶対」という言葉はNGです。
必ず儲かる、絶対に大丈夫ということはありませんから。

でも、つみたて投資を長期的に実施すれば、毎月、必ず口数が増えます。価格が下落する局面では、絶対に口数がもっと増えます。このことは、何も間違っていなく、何もミスリードしていません。事実を伝えているだけですから。

自分が気に入っている服が半値になったら、皆さんはバーゲンと言って大喜びします。

でも、自分が購入していた投資信託が半値になったら、、、一括で全ての金額を投入していたらかなり嘆くでしょうね。でも、毎月、少額を積み立てる方法で継続的に購入しているのであれば、同じようにバーゲンになりますね。その投資信託を気に入ってこれからも買い続けるつもりであれば。

一般個人の感覚だと、いい投資信託だと思うのは値上がりしたときだけ。
しかし、値上がりするかどうかは「絶対」や「必ず」とは言えません。
値上がり以外の理由でいい投資信託だと気に入ってほしいという願いで、コモンズ投信は投資企業との対話、こども向けセミナー、社会起業家の応援、長期投資の仲間同士の交流等、色々な取り組みをご提供しています。

逆に、長期投資をしていたら、一方的に値上がりをし続けるということは過去に例がなく、上がったり下がったりを繰り返すのが市場です。「○○ショック」もあるかもしれない。それを前提として、皆が値下がりを恐れて悲鳴を上げて市場から逃げているときに、ニコニコと淡々とより多くの口数を購入する。これが、長期的な積立投資です。
継続は力なりなのです。
(長期的に成長すると見込まれるものに長期で積立をする、ということを前提にお話しています。)

こんな話をした後のパーティでは大勢の女性から名刺交換をもとめられ、コモンズ投信で長期的な積み立て投資を始めます!とおしゃってくださった方々は少なくありませんでした。大切なことですから。お待ちしております!

2020年は変化の起点

ザ・2020ビジョンの名前の由来でもある2020年がスタートして早くも1ヵ月を過ぎました。

私たちは30年周期で日本が大きく変わるリズムに注目してきましたが、まさに2020年は新たしい30年が始まる起点となる年です。

そこで、これから複数回に分けて、ザ・2020ビジョンについてお話していきたいと思います。
ファンドの生まれるきっかけとなる2013年9月「7年後に再び東京でオリンピック・パラリンピックが開催されること」が決定しました。

その前から、私たちは2020年が世代交代やインバウンドの拡大などにより日本の構造的な変化が起こる起点になると考えてきました。

そこに、2020年の東京オリ・パラの開催が決まったことで、少し先の未来への希望や大きな変化への期待が大きく高まっていくのを感じました。

また、招致に関わられた多くの方々とお話をするなかで、官民上げて日本を変えていこう、日本をもっと盛り上げていこうというエネルギーに触発される形で、我々もこうした変化をしっかり捉えるファンドを作りたい!という熱が生まれたのです。


また、創業時に運用を開始したコモンズ30ファンドを運用する中で、ある悩みにぶつかることもありました。

創業以来、私たちは企業価値を高めていける会社にフォーカスをし、「世代を超える投資=30年目線」という観点で投資をしてきました。

そもそも、持続的に企業価値を高めていける会社はそう多くありません。

そして、コモンズ30ファンドの候補を調査していく中で、30年目線での投資判断は難しいが、5年先、10年先までは変化を続ける魅力的な成長企業には、出会うことが少なくありませんでした。

こうした企業が、2020年を起点とした日本の潮目の大きな変化で成長を加速させていくはずとの確信を持つようになりました。

そこで、こうした企業をザ・2020ビジョンで投資していこうと考えたのです。

こうして、2020年から始まる日本の大きな潮目の変化を背景にイノベーションを起こしていくような企業や変化にチャレンジしていくような企業に投資をする、というコンセプトの「ザ・2020ビジョン」が誕生したのでした。(つづく)

続き
2020年から起こる変化

■2020年は変化の起点
注目の企業をファンドマネージャーが語る~ザ・2020ビジョンとは~
場所:カフェサルバドルビジネスサロン(東京都中央区茅場町)
日時:
①2月17日(月)18:30~20:00
https://www.commons30.jp/seminars/detail/974

②3月2日(月)18:30~20:00
https://www.commons30.jp/seminars/detail/984

みんなの水泳の絵2019 絵画展@千葉 後編

→前編

2020年1月13日(月・祝)千葉県国際総合水泳場にて開催された第3回日本知的障害者選手権新春水泳競技大会。

今回も応援に駆け付けつてくださったコモンズPOINT応援団/コモンズのお仲間と、大会会場内にて「みんなの水泳の絵2019」絵画展を開催させていただきました。

      

続々と。。。





コモンズPOINT応援団と選手
  

作品の作者である選手やご家族のみなさん、チームのお仲間たち、多くのみなさんが、レースの合間に絵画展に足を運んでくださいました。
身体障害のクラスのレジェンド 成田選手も絵画展に立ち寄ってくださいました!


自分がどんなところに力を入れて描いてくれたか、熱心に語ってくれる選手も!

(左)コモンズPOINT担当 馬越 (中央)日本知的障害者水泳連盟事務局 新井氏(右)東京から駆けつけてくださったお仲間

東京でのイベントで、日本知的障害者水泳連盟とみんなの水泳の絵の活動を知ってくださった方も、駆けつけてくださいました。

その方からのメッセージ。
「楽しい絵、力強い絵、かっこいい絵、かわいい絵、みんなどれもすごい絵ばかり。
水泳を心から楽しんでがんばっているのがとっても伝わってきます。
みなさん、ありがとう。応援しています」

そしてその他にも、「力強さを感じる絵が多く、いっぱい元気をいただきました。」「それぞれが躍動感みなぎるタッチである反面、あたたかさを感じられる絵ばかりで自然と元気がもらえました。」といった声を多くいただいています。


みなさん、ひとつひとつの作品に引き寄せられるようにとても丁寧に観てくださいました。

このすてきな全18作品は、4月25日の11周年CommonsDayでもご覧いただけます。
ぜひ、会場に足をお運びください!
コモンズ受賞作品 

コモンズPOINT担当 馬越裕子

長期投資の醍醐味は仲間づくり

おはようございます。渋澤健です。


週末は私の高祖父である渋沢栄一の故郷である埼玉県深谷市と、10年ぐらいお付き合いいただいている長期投資の同志が多い広島で、お話する機会をいただきました。


土曜日の深谷セミナーの主催者はコモンズ30ファンドの取り扱いをいただいている足利銀行。週末に関わらず、本部の担当者だけではなく、支店職員の大勢が応援に駆けつけてくださいました。(実は埼玉県でコモンズ30ファンドのお求めていただける地域金融機関は、足利銀行だけなんです。)

そして、日曜日は広島へ。長期投資の朋友であるセゾン投信の中野さんと御一緒に、いつも現地でお世話になっているフリーペーパートマト主催のセミナーで登壇しました。



長期投資って良いなぁと思うのは、このように組織の垣根を越えて、すてきなお付き合いができること。長期投資とは目前のことではないので、お互いから奪い合うような必要がなく、むしろ、一緒に新しいお金の流れをつくることに共感しているからだと思います。

先週のブログと同様、長期投資の醍醐味は「お仲間」づくりです。